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200504_「まだ死ねないですね!」

「今」が、最高なバイブスで充満している時は、「未来」に関してのアイディアも、質の良いものが生まれやすいと思っている。だからやっぱり、「今」を生き切るって大事だなあと、ありきたりなことを毎瞬毎瞬思う訳なのだけれども。

今あるもので楽しめてしまう私(たち)は、「コロナが明けたら」という話が話題にあがることはほぼ無かったが、なぜだかこの日は、「この一族でディズニーランドに行ったら、とっても楽しそうだね!!」という話で盛り上がった。

私は、ディズニーランドに、特に興味を持たずに生きてきた。けれども、この一族で行くディズニーランドは、ものすごく楽しそうだ。。。「楽しみ楽しみ~~!」と憂いていると、26歳青年が「まだ死ねないですね!」と言った。

なんだか、とても、嬉しかった。
私も、たま~に、その台詞を言う。この台詞が登場するのは、自分がかなりアガっている貴重な時だけ。いつ死んでもいいと思って生きているけど、ものすごく楽しみな未来の予感を見つけると、「まだ死ねない!」と思う。嬉しい感覚になり、この台詞を口に出したくなる。

そして、自分以外にこの台詞を言っている人は、1人しか出会ったことがなかった。

彼も、元々、同じ思想の持ち主なのかもしれない。元々よく言う台詞なのかもしれない。けれでも、なんだか、自分がここぞというときに使う、過激派の思想が込められた変な台詞を、自然な流れで、誰かが言っているという感覚は、とても不思議なもので。

誰かと爆笑しているとき、自分と他者の境が分からなくなる瞬間があるが、それと似た感覚で、彼の言葉をきいたとき、自他の境がよくわからなくなり、少し混乱した。彼と私は全然違う人間のはずなのに。

個が拡張するというのはこんな感じなのかな、と、嬉しい気分になったのでした。

朝から晩まで、そして毎日毎日、同じ家で、ずっと一緒に過ごしていると、こういうわけのわからないことが起きてくるから、面白いね。

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どうせ書いている日記。独り言を、つらつらと。閉じておく理由もみつからないので、公開してみることに。ちょっとやってみて、意味がありそうであれ…

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