2コマ目の表情の良さを僕はまだ知らない。

昨日Twitterに「散歩の途中見かけた少年の、大事な話」というマンガをアップしました。

散歩の途中見かけた少年の、大事な話#コルクラボマンガ専科 pic.twitter.com/OG9tmdtCKi

— ミヨシ (@mstkmys) May 29, 2021

どんなことを考えながら、このマンガを描いたのかを振り返ろうと思います。

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まず僕は毎朝散歩をしているんですけど、昨日も近所の海まで散歩に行きました。

そこで、マンガ中でも登場するような少年の大事な話を聞いたんですね。それを聞いたときに可愛いがすぎて心がワーってなったので、マンガに描きたいなと思いました。

なので１番伝えたかったのは、２ページ目最終コマの感情です。ラフを作るときにまず最初に最終コマを描きました。

次に感情の変化を入れたかったので、萌えの反対にあるような感情って何かなというのを考えて、不穏とか深刻とかそういった感情を入れようと思いました。

１ページ目の４コマ目「大事な話…」というコマを入れることで、「大事な話ってどんなことだろう、、悪い話じゃないと良いな。」という主人公の不穏寄りの感情を表現したかったです。

感情の変化の流れについては考えられたので、あとは状況の説明と起こった出来事について描こうということで１ページ目の１コマ目・２コマ目・３コマ目・５コマ目、２ページ目の１コマ目と順に埋めていきました。

最後に、一番伝えたかった最終コマの感情をより強調するために、最終コマの前に時間の流れを入れたかったので２ページ目の２コマ目と３コマ目を描きました。

という感じで、昨日体験した出来事からマンガにしてみるところの一連の考えの流れでした。

今読み返して見ると、海っていう状況別にいらないよねとか不穏な雰囲気思ったより出せてないから、言葉とか場所とか変えてもう少し丁寧に表現出来たかもとか思います。

男の子の表情もっと可愛く描けたら、実際感じた萌えをもっと上手く伝えられたのになとかも思いますね。

マンガ専科の授業で「出来事・受動的感情・能動的感情」について考えようというのがあるので、このマンガについても考えてみました。

こうして見てみると、最後のコマは受動的な感情で終わっているので、能動的な感情を入れて終わっても面白かったのかもしれない。

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マンガを描いたらいつも会社の雑談チャンネルにもアップしているんですけど、*佐渡島さんからコメントをもらいました。

*働いてる会社の代表。ドラゴン桜とか宇宙兄弟の編集をしてきたやたらすごい人。

2コマ目の表情描けるのすごいよ

おおと嬉しかったんですけど、２コマ目って何描いてたっけと一瞬思ったくらい意識して描いたところではなかったので、そうなんだとびっくりしました。

１ページ目の２コマ目なのか、２ページ目のなのかすら分かってません。笑

いい表情と言われるものを意識して描けるようになると、もっと面白いマンガが描けると思うので、描ける表情が増えるように楽しみたいです。

----- キリトリ ------

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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