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あとで〜する|等一下〜【中国語日常会話】 #01

今回紹介するフレーズは「等一下(Děng yīxià)〜:あとで〜する」

等一下は、単体だと「ちょっと待って」という意味でよく使いますが、後ろに単語を続けることで「あとで〜する」という意味でも使えます。

友人とカフェを出た時のこと。友人がトイレに行ってくると言うので、「じゃああとで行くね」と言いたくて「那我“以後”去洗手間」と伝えました。

すると友人が「こういう時は"以後"じゃなくて"等一下"を使うの。以後だと数年後にトイレに行くことになるよ(笑)」と教えてくれました。

それでは今週の例文です。

今週の中国語フレーズ

  1. 等一下要去買東西。(Wǒ děng yīxià yào qù mǎi dōngxī)
    あとで買い物に行くよ。

  2. 我們先在這裡吃飯嗎?還是等一下去別的地方吃飯嗎?(Wǒmen xiān zài zhèlǐ chīfàn ma? Háishì děng yīxià qù bié dì dìfāng chīfàn ma?)
    先にここでご飯食べる?それかあとで別の場所で食べる?

  3. 你先去,我等一下再去。(Nǐ xiān qù, wǒ děng yīxià zài qù)
    先に行ってて、あとで行くよ。

ニュアンスとして、「等一下」はすぐ先の未来を表す際に使います。時間間隔だと数分、数時間先の未来に対して使うことが多いです。日本語だと「あとで〜する」がいちばん近い表現になります。

僕が使った「以後」はもっと長いスパンでの未来、数ヶ月後、数年後先の未来を指します。日本語だと「これから、今後」といったニュアンスで使うことが多いです。

本来の「待つ」という意味で使う例文も載せておきます。

  1. 等我5分鐘!(Děng wǒ wǔ fēnzhōng)
    5分待って!

  2. 等一下,我想一想。(Děng yīxià, wǒ xiǎng yī xiǎng)
    ちょっと待って、ちょっと考え中。

  3. 我在北門站出口2號附近等你。(Wǒ zài běimén zhàn chūkǒu 2 hào fùjìn děng nǐ
    北門駅2番出口付近で待ってるね。

は待ち合わせの際や、出かけるときにもよく使う単語ですが、相手に何か意見を求められたときにも、②のパターン表現を使うことが多いです。僕の場合はお店のスタッフに尋ねられた時によく使いますね。

③は、当日すでに自分が北門駅で待っている状況で使います。前日のLINEのやり取りの場合は、少し先に起こる未来の話になるので、「會等你」と言います。過去や未来の表現はまた別の機会に。


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