2022年 JFL第2節 東京武蔵野ユナイテッドFCーFC大阪 プレビュー

武蔵野ユナイテッドのホーム開幕戦が、本日3月20日に開催されます。

場所は武蔵野陸上競技場、通称ムサリクです。

3月20日(日) 13時試合開始
JFL 第2節 東京武蔵野ユナイテッドFCーFC大阪
場所:武蔵野陸上競技場

新グッズの販売等もあるようです。「アオアシ」コラボの特典も!


スタグルも出店があるようです。


対戦相手:FC大阪について

対戦相手のFC大阪はJリーグを目指しているチームのひとつ。ライセンスについてはクリア済みで、あとは成績面・観客人数等をクリアしてJを目指します。

昨年の年間順位は6位。塚原真也監督は今シーズンで3年目と、まさに集大成。悲願のJリーグ参入を目指します。


昨年の対戦を振り返る

昨年のFC大阪と武蔵野試合を振り返ると、ホームでのFC大阪戦は、昨年も開幕から2試合目。悪天候の中で点の取り合いとなりました。結果は3-3の引き分け。またアウェイFC大阪戦は夏の中断期間直前の対戦。武蔵野が澤野の1ゴール1アシストの活躍で勝利をしました。

武蔵野からすると昨年は負けなしと相性のよいチーム。一方のFC大阪からみると、昨年勝利を奪えなかった分今年は雪辱に燃えていることでしょう。

また、後藤準弥、日髙慶太の2選手は武蔵野からFC大阪へと移籍していることもあり、古巣戦という側面も持っています。


両チームの開幕戦を振り返る

FC大阪は開幕戦でクリアソン新宿に3-1で勝利。先制を許すものの、前半終了間際にルイスフェルナンドが同点ゴールを決めると、後半に木匠、ルーキーの上月がゴールを決めて快勝。ファールで得点は認められなかったものの、得意のセットプレーも健在。今節も前節同様、4-2-3-1のフォーメーションが基本となってくるのではないでしょうか。

FC大阪は今シーズン多くの選手が加入しましたが、開幕戦で起用された新戦力はGKの永井(枚方)、ボランチの西矢(明大)のほか、途中出場した山崎(日大)、上月(びわこ成蹊スポーツ大)の4人のみ。スタメン起用された選手の多くは昨年から在籍している選手でした。特に2点目は左SB舘野からのアーリークロスを木匠がゴール前で頭で合わせたものでしたが、在籍年数が長い息のあったコンビだからこその技ありシュートであったと思います。入れ替えが激しいチームの印象がありますが、変わらない良い部分も多く残っています。新戦力がこれからフィットしてくれば、さらに強力になってくるでしょう。

特に攻撃陣はどの選手も要注意級の強力さ。1トップのルイスフェルナンドの身体能力のほか、運動力のあるサイドの久保、澁谷もドリブルの推進力があり止めるのが厄介そうな選手。また、攻撃時には枚数をかけて多くの選手がシュートを狙いまう。なかでも右サイドの宇高はFW登録の選手で積極的な攻撃参加が特徴。武蔵野守備陣がどれだけ持ち堪えられるかが鍵になりそうです。


一方の武蔵野は高知ユナイテッドと1-1の引分で勝点1を獲得。前半に田口がゴールを決めて折り返したものの、稲積に右サイドを駆け上げられ、最後はゴール前でクロスを受けた西村(光)にシュートを決められて同点。後半は両チーム決定機を作るものの得点は奪えませんでした。



武蔵野側は監督が変わったこともあり、戦術にも変化がありました。昨年は前線からプレスをかけ、ショートカウンターでチャンスを作るシーンが多かった印象ですが、開幕戦はパスを細かくつなぎ、ゴールに迫るようになったシーンが増えたところです。ボールを保持する分、昨年のようなスピード感のある攻め上がりは若干減った感じがありますが、小気味良いパスワークはこれまでの武蔵野にはない動きで、こういうプレーもできたのかと感心しました。

スタメン選手では、池上監督の下ではスーパーサブ的な起用がほとんどだった田口がスタメンで起用(記憶が正しければ、武蔵野移籍後3年で1試合しかスタメン起用はなかったはず)。新戦力ではGKに真田(湘南)、CBに鈴木(大)(東京U)、ボランチの後藤(青森)、栗島(盛岡)がスタメンに抜擢されたほか、梁(今治)、滝沢(いわき)が途中出場。

一方で、髙、金守ら昨年のレギュラー選手がベンチ外になるなど選手の序列も変わっているようです。今シーズンは足元の技術の部分の上手い選手が起用されるケースが増えるかもしれません。


ホーム開幕戦でシーズン初勝利が欲しい武蔵野、相手は強力ですが、Jを目指すチームから白星を奪えなければ上位進出はおろか、今年も苦しい戦いが待っています。昨年の悔しさをバネに、今年は早々に白星をゲットしましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?