「キャプテンさかまき 深夜の馬鹿力?!」 OWL FCのラジオパーソナリティ、はじめました!
「さかまきさん!!OWLの伊集院光になりませんか?」
「伊集院光ですか!? でも、正直ラジオには興味があります。」
OWL代表の中村慎太郎さんから突然のオファーを受けた時、意外にもポジティブな返事をしていた。
OWL magazineは旅とサッカーをテーマとしたウェブマガジンであるが、最近はラジオやYouTubeにもコンテンツを広げている。そんな中で、ラジオ部門の代表に抜擢されたのが、私さかまきだったのだ。
学生時代から現在に至るまで、FM、AM、さらにはPodcastで様々なラジオを聴いてきた私にとって、パーソナリティと言う響きは憧れであった。特に伊集院光 深夜の馬鹿力はお気に入りで、毎週月曜日深夜を心待ちにしていた。
とはいえ、特別なスキルがあるわけでも、人前で喋ったこともない。そんな自分が伊集院光のようなラジオパーソナリティになれるのだろうか?
「大丈夫。僕が育成します。」
Webラジオで長くパーソナリティを務めていただけではなく、ニコニコ生放送などで日本代表戦の実況・解説もしていた中村さんの言葉は心強く、それからラジオデビューへの道が始まった。育成のスタートは中村さんがstand.fmで放送している「中村慎太郎のクリエイティブドライブ」へのゲスト出演であった。今聞き返すと緊張とたどたどしさを感じる放送だが、収録が終わった後の充実感は今までに感じたことのないものだった。
この日を境にトークの練習にも一層力が入るようになり、手応えを掴んだ7月に晴れてデビューの運びとなった。
手応えとは裏腹に、ラジオの海に漕ぎ出す恐怖もある。なにせ自分の放送が全世界へと発信されるのだ。
うまくいかなかったら——。
続かなかったら——。
炎上してしまったら——。
そもそも、このご時世にラジオなんて流行るのだろうか。テレビの登場で仕事を失ったラジオスターを歌ったバグルスの「ラジオ・スターの悲劇」がヒットして既に40年。 ラジオから主役を奪い去ったテレビですら、YouTubeに、SNSに、サブスクリプションサービスに脅かされている。
だが、そんな不安も恐れるに足らない。なぜならOWL FCと命名されたこのOWL magazineのラジオ部門には、強力な仲間がいるからだ。一人は代表、中村慎太郎。そしてもう一人は自らをコンスレンテ(イタリア語でカウンセラーを意味する)と名乗り、巷に溢れるサッカーの悩みをトリッキーな話術で解決する番組「コンスレンテつじーのサッカーお悩み相談室」のパーソナリティ、コンスレンテつじー。この二人が仲間であり、チームメイトだ。
OWL FCのFCとは、言うまでもなくフットボールクラブを意味する。しかし単にサッカーのラジオだから名付けられた訳ではない。我々はスタンドプレーの集合体ではなく、チームだ。だからクラブなのだ。チームプレイを完遂し、トータルフットボールで勝利を目指すクラブなのだ。一人のエースストライカーに依存するのではなく、各パーソナリティがそれぞれの特徴を生かした番組を担当しながら、ウェブマガジンや各ラジオ放送同士が連携することでコンテンツ全体の厚みを増やし、読者・視聴者を増やす。まるでピッチの中で美しくパスを回し、神出鬼没に選手がゴール前に顔を出す連動性のあるサッカーのように勝利を目指すのだ。そのために、今日はラジオの面白さや可能性について、話し合って見ようと思う。
つじー、お悩み相談の悩みを語る。
さかまき:今日はよろしくお願いします。私の担当するラジオ、「OWL FM」の開始をもってOWL FCが本格始動します。そこで今日はつじーさんと中村さんに集まっていただき、ラジオの面白さや可能性について話したいと思います。
さかまき:まずつじーさん、率直にラジオをやってみてどうでしたか?
つじー:どうも!コンスレンテつじーです。ラジオはですね……めちゃくちゃ楽しいです!
さかまき:やっぱり!
つじー:今まで自分で声を発して何かを伝えることに苦手意識の方が強かったんです。でもいざ話してみると、自分の考えも整理されるし、誰かに届いてるかもしれないと思うと、とにかく楽しいです。
つじー:僕の番組はお悩み相談なので、相談を通じて自分の知識や、今まで考えていたことが誰かしらの役に立ってるかもしれないなというのも嬉しいですね。
さかまき:逆にお悩み相談で、これは難しかったなという質問もありました?
つじー:中村さん経由で、OWLmagazine編集長の大澤あすかさんから来た、「彼氏をどうやって作ったらいいか」という質問はちょっと困りましたね。(笑)
中村:それは何ハラなんだろう(笑)、パワハラ?セクハラ?
つじー:いや、ハラスメントとは思いませんでしたが(笑)。でも困ったことに、恋愛相談の回の再生数が多いんです。サッカーの相談よりも人気があるのが恋愛相談。
中村:恋愛はね、普遍のテーマなんだよ。
さかまき:みんな気になりますからね。
つじー:恋愛ってコンテンツなんですね。本当に。
中村:人は恋をするからね。
つじー:サッカーお悩み相談でいいのかな……番組名。
中村:でも、女性にとってはサッカーの悩みも恋の悩みも同じトーンなのかもしれない。結構恋愛と近い脳で考えてるところがあるのかな。一方で男からすると、サッカーはテレビゲームとかと似た感じ。
つじー:どちらも「熱をあげるもの」なんでしょうか。恋愛相談も、一応お待ちしてます。できるかはわかりませんが……
中村:恋愛相談ばっかり来て欲しいね。
つじー:「コンスレンテつじーの恋愛お悩み相談室」に名前変わっちゃいますよ。
さかまき:それでもいいじゃないですか(笑)
中村:恋愛相談メインで、サッカーも受け付けてます、みたいな。
さかまき:「そのうち、このサッカー選手が大好きなんですがどうすればいいでしょうか?」みたいな質問が来るかもしれないですよ。
中村:それどうすればいいんだろう笑 例えば、ぼくは真野恵里菜ちゃんが好きなんだけど、どうしたらいい?
つじー:えー……諦めてください!
一同:(笑)
中村:承知しました(笑)
宇都宮徹壱大先生も絶賛!お悩み相談室裏話
さかまき:つじーさんの中で、今までの放送で一番自身のあるのはどの回ですか?
つじー:イタリアサッカーについて話した回ですね。わかりやすかったなんて反響もあったし、自分の中でもうまく話せた印象です。
中村:ああ、イタリアサッカーはディナターレみたいなスコアラーおじさんが多いから面白いよって話してた回だ。宇都宮徹壱さんと五十嵐メイちゃんと車の中で聞いて、「この人なかなか話がうまいね、人気が出そうだ」って宇都宮大先生が言ってたよ。
さかまき:すごい!!宇都宮さんも絶賛!!
つじー:本当ですか!宇都宮さんといえば、宇都宮さんのすごさについて語った回もあります。その回も聞いていただいて、更にはコメントも頂いて、嬉しかったですね!
中村:ちょうどその日、五十嵐メイさんが宇都宮さんが隣にいるときに「あの本の名前、なんだったけ?」と言ってて。まさか、『フットボールの犬』を知らないのかな?って思って聞き返したことがあった。実際には僕の勘違いで、全然違う本のことだったんだけど。
『フットボールの犬』は言うまでもなく、宇都宮さんの代表作で、第20回ミズノスポーツライター賞受賞した傑作。そうは言っても、もう発行から10年以上経っている昔の本のタイトルでもあるのも事実。本を読まない若い子って宇都宮さんがいかに偉大なのかが、ちゃんと分かってないこともあるんじゃないかな。マスコット好きのおじさんだと思っている人もいるかもしれない(笑)
つじー:そうかもしれないですね(笑)
中村:だからこそ、博識なつじーに難しい質問を投げかけるのもいいかなと思って質問してみました。
つじー:真面目路線なネタもお待ちしてます、恋愛とサッカーの二刀流!
一同:(苦笑)
つじー:こんなこと言っちゃって大丈夫かな……
ライブ配信について
さかまき:つじーさんはライブ配信も初挑戦されていましたが、どうでした?手応えありました!?
つじー:いやー、正直言って充実していました!!その日の試合について振り返るライブ放送をしたのですが、コメントを頂いたり、ライブ配信を切っ掛けに相互フォローになったりすることもあって、リスナーとの距離が近い印象があります。今後も積極的にやっていきたいです!
中村:リスナーさんに親しみを感じてもらえることが、OWL FCをやっていこうと思ったそもそもの理由だから、大成功だね。つじー、えらい!
つじー:Youtubeで、五十嵐メイさんとあすか編集長が女子サポオンライン飲み会というコンテンツを毎週配信していますが、その大変さもわかりました。お二人ともすごいです!
中村:つじーは本当にサッカーの話をするのが上手。知識もあるし、サッカーの話ししてる時かっこいい。でも、それだけサッカーのこと語れるから文章にしてみなっていうと、途端に頭を抱えだしちゃう。
つじー:何ででしょう、かしこまってるんじゃないでしょうかね。
中村:無意識で喋ってる方がいいんだろうね。
さかまき:ライブは台本ないですもんね。
つじー:今回は台本ないですね。
中村:とかいって、本当はこっそり作ってたんじゃ……?
つじー:いや、作ってないです。オールアドリブです。当日のJリーグの試合を振り返る話をしようという枠組みだけは作ったんですけど、やってみたら喋り続けないといけないと気がついて、慌てながら喋ってました。
中村:コメントが来るタイプのライブは結構簡単だからね。沈黙を恐れなければ誰でもできる、良し悪しはあるにしても。
つじー:ライブ配信って、沈黙しないで出来るだけ間をつなぐ方がいいんですよね。
中村:そんなことなくて、黙ってたっていい。僕が最近知り合いになったこうざいさんって女性は、いつもライブ配信中寝落ちしちゃって、3時間の放送中2時間半くらい寝息がひたすら聞こえるだけの放送もあった。ライブに入った人が「こんばんは」って書き込んで、「あれ、寝ちゃってるんですね」って書いて去っていって、そのログだけ残ってく。
つじー:面白いですね!!
中村:寝息だけでも番組として成立しちゃうし、みんな楽しそう。だから情報を伝えなきゃとか、かっこいいこと言わなきゃとか一切不要で、ただ楽しめる場を作ればいい。「こんばんは」って書き込みがあったら、「こんばんは、どうもきてくれてありがとうございます、こういう方なんですね、今日はコンサドーレの試合について語ってるんですよ」とかって言うだけでも印象いいよね。
つじー:なるほど。
中村:これはコペルニクス的転回で、ライブで話すということになったらすごい知識がないといけないと思いきや、実はそれほど多くの知識が要求されない。逆に知識が十分にないと文章を書くのは難しい。少なくとも良く調べる必要がある。
つじー:ライブは無意識でもできる感じですが、文章は意識しないと書けない気がします。
中村:ライブ中に鈴木武蔵の名前を忘れても、割と許される。でも、例えば文章で「鈴木何とかって選手が」って書いたら絶対ダメなのは自明だよね。
つじー:正確性がそこまで厳しく問われないってところはあるかもしれないですね。
中村:そういう意味ではゆるサポ向きなんだよね。ライブって。
さかまき:つじーさん、ライブでお悩み相談なんてどうですか?
つじー:できれば面白いですが、なかなか難しいです。お悩み相談は回答出すまで考える時間が必要なので。
中村:さっき考えずに答えたら「諦めてください」の一言で終わっちゃった。俺の真野ちゃんを。
つじー:でも、真野ちゃんに関しては適切な回答だったと思いますよ。
一同:(笑)
さかまき:「彼氏がいる女の子を落とすには、相手が一人しかいないからフリーの女の子より楽」って言う人がいるじゃないですか。
つじー:それ、あすかさんの話ですよね。
中村:問題は相手が柴崎岳。(笑)
つじー:柴崎岳にハニートラップを仕掛けるしかないですね。
中村:よし、あすか編集長を現地に送り込もう!(笑)
さかまき:現地レポートを記事にしてもらいましょう。「柴崎岳は私の華麗なハニートラップをかわせるのか?in スペイン」というタイトルで。結局、ワイン飲み歩きの旅になりそうですが……
つじー:OWL magazineの新機軸になれそうな記事ですが、色仕掛けは簡単に突破されそうですね(笑)。ライブでお悩み相談は難しいですが、いずれは相互でコミュニケーションを取れるようなライブ配信になると楽しいですね。
目指せ!日本サッカー史の語り部!
中村:つじーには二つやってほしい放送があるんです。一つ目はイタリアサッカー100年史を振り返る。次は日本サッカー100年史をライブで振り返る番組だね。
さかまき:壮大な放送……
つじー:めっちゃ大変……
中村:でも、変に最近のコンサドーレの話をするより興味が出ると思わない?「イタリアサッカー100年ってどこからやるんだ?」と思う。
つじー:日本サッカーなら話せる気がします。
さかまき:イタリアサッカーを100年語れる日本人って、なかなかいないと思いますよ。
中村:イタリアサッカーだと片野道郎さん、日本サッカーは後藤健生さんくらい?
つじー:後藤健生さんは本も書かれてますからね。日本サッカー90年史。
中村:みんな後藤さんの本で勉強しているけど、このあたりでサッカー史の枠をつじーが乗っ取ろう!
つじー:サッカー90年史、やってみたいですね。産まれてもいないのにさも生きていたかのように語る(笑)
中村:まるでその場で見てきたように話してほしい。
つじー:昔の話だと、例えば戦前の一時期、フィリピン代表が強かったんです。FCバルセロナのフォワードが在籍していて。
中村:知らなかった、それ面白い!
つじー:正確には、スペイン系フィリピン人の選手ですね。スペインにいる間はバルセロナに在籍していて、メッシに抜かれるまでチーム通算最多得点者記録を持っていました。
さかまき:その話だけのラジオでも十分面白いじゃないですか!
中村:つじーはそう言う番組をやったほうがいい。
つじー:日本サッカーの話に戻ると、その選手率いるフィリピン代表と日本代表が戦って、2-15で日本代表が負けるんです。
さかまき:そんなぼろ負け、サッカーであり得るんですね・・・
中村:その話がアドリブでできるなら、今すぐ「90年史を振り返る24時間ライブ」をやったほうがいい。途中で寝てもいいから。
つじー:最後はへとへとになってそう(笑)。でも、振り返りはやってみたいですね。配信だとお堅い感じがするので、配信よりライブの方がいいかもしれないですね。
さかまき:ライブにパッと入ってみたら、「もう1950年までいってるんだ!」なんてありそう。
つじー:かなりの年代まで喋りましたね笑。一回だけの放送でもこのくらい構想が膨らむくらい、ライブには可能を感じました。さかまきさんはライブ配信も考えていますか?
さかまき:あります。ただ、何度か練習で録音した時には撮り直しが多かったので、上手にライブ配信ができるのかなと不安がありますね。
中村:大丈夫!さかまきさんに不安はない。喋りのプロフェッショナルになれます。サッカーラジオ大賞とりましょう。
さかまき:サッカーラジオ大賞!いい響き。取れるように頑張ります。
中村:まあ、本当はそんな賞ないけどね。無いならOWLでサッカーラジオ大賞を作ろう!
つじー:いいですね!さかまきさんは声もいいですよ。
中村:声が本当に低音の響きもいいし、高音も気持ちいいし、すごい逸材ですよ!
さかまき:初めて録音した放送を聞いてもらった時に、声がいいと言われたのが驚きでした。自分では自分の声ってわからないので。
つじー:わからないですね。
中村:僕は全然自分の声がいい声だと思わないけど、意外と鼻声だから聞きやすいという人もいるとを聞いて、そういうものなのかとびっくりした。声が良い悪いって、やり慣れてない人ほど「自分は声が悪いから」「しゃべりが下手だから」と言うんだけど、自分が決めることじゃなくて聞いている人が決めること。
さかまき:確かに、ラジオやYouTube番組も声がいい人や喋りが上手い人ばかりが配信者では無いですよね。
中村:YouTubeで言えば、しゃべりが上手いと思うのは芸人や学者系の人。例えば中田敦彦さん。逆にそれ以外の人は普通で、噛み噛みの人だっている。でも放送で噛むのは良くないという意識が本当はおかしい。噛んだらいけないというのは元々が関西の芸人文化だから。
ラジオとは、キャバクラだ!
さかまき:そろそろ、中村さんのラジオの話に移りましょう。中村さんに一番聞きたいことは、どうやったら音声配信を長く続けられるかです。クリエイティブドライブの以前にも、「ハトトカ」という音声コンテンツを長く配信されていましたよね。
中村:正直なところ、ラジオは止めようと思えばいつでも止められました。売上が上がるものでもないし。でも、ラジオって楽しいし、しゃべりたい欲求があるから続けてしまう。
逆に、文章は書きたくない。基本的に書きたい気持ちとと書きたくない気持ちが拮抗するんですよね。書きたいし、世に出したい気持ちと、書きたくない気持ちが戦った結果部屋の掃除が始まったりする(笑)。だから原稿があると部屋がきれいになっていくんですよ(笑)。だけどラジオだったら、とりあえずどんな汚い部屋でもやろうと思えばすぐできますね。やりたくないって気持ちがほぼゼロです。やめようという風にならないですよ。更新が途絶えちゃうことはあるかもしれないけど。しゃべるのって基本楽しいことだし、つじーが好きなのはススキノのニューキャバ?ニュークラ?だっけ。
つじー:ニュークラ(一般的なキャバクラのこと)ですけど、好きではないですよ!(注釈:つじーさんはニュークラに決して通わない、ソーシャルディスタンスを遵守するラジオパーソナリティです。)
中村:キャバクラなんて結局、自分が喋ることにお金を払っているわけ。
さかまき:相づちを打ってもらいに行ってるようなものですよね。
中村:そう。ススキノのおねえちゃんがビジネスに役に立つ話をしてくれるわけでもないじゃない。それでも、ビジネスセミナーよりも遥かに高いお金を払ってしゃべりに行く。多分、ラジオをするってキャバクラへ行くような感覚なのかもしれない(笑)。そう、ラジオとはキャバクラなのである!!
つじー:ラジオは話すことって面白いということを思い出させてくれますよね。
中村:つまり、ラジオってお金払ってでもやりたい楽しいことなんです。反対に、原稿はお金をもらいでもしないとやりたくない。その代わり、原稿には確かな価値があります。金銭的な価値があるものを生み出している。多分、ラジオよりも原稿の方が希少価値も含めて金銭的価値は生みやすいと思う。ラジオの価値っていうのは、内容に金銭的な価値があるかというより、話し手が好きかどうかが大きいのかなと思っている。もちろん、芸能人とかアイドルとか、認知度の大きい話し手の場合には、金銭的な価値も生まれやすいと思うのだけど、ぼくらが話しているのは、もっと小さな話。小さな話ではあるけど、大切なことは一つで、ラジオは「誰が話しているか」が大事なメディアだということ誰が話しているかというのがすごく大事になる。
つじー:記事の場合、いい記事は知名度がなくても拡散する。ラジオの場合、それがいい中身でも話している方が無名だと拡散しにくいですが、そういうことなんでしょうか。
中村:そう。例えばコンスレンテつじーがコンサドーレについての未来や可能性について良い話をしたとする。でも、野々村芳和社長がもっといまいちな話をしたとしても、そっちのほうが売れると思う。社長が言ってる話だから。そこが文章とラジオの違いで、いくら社長であっても、価値が低い文章を書いてしまったら読まれない。文章もラジオも、「誰が」は大事だけど、文章のほうがより内容勝負なんだよね。
クリエイティブドライブの裏話とコラボ配信の可能性
つじー:そういえば、そもそも「中村慎太郎のクリエイティブドライブ」ってどんな番組か聞いてないですよね。
中村:さすがつじー!よくぞ聞いてくれた!「クリエイティブドライブ」は、書きたい項目が沢山あると文章にするまでに時間がかかるので、音声として先に出してしまいたいという欲望から生まれた番組です。なんでもいいから一回アウトプットすると、色んなことが整理できて先に進める。アウトプットせずに溜め込んでおくと、結局渋滞して何にもできなくなる。やりたいことがたまってきちゃうという感じですね。
さかまき:ネタを消化していくためのラジオという位置付けでしょうか。
中村:そうですね。そのネタをクリエイティブな人生を送るために……。ちなみにつじーさん、ドライブとはどういう意味ですか?
つじー:あれです。あれです。ど忘れしちゃう・・・(笑)「起動する」、でしたっけ?
中村:あー、それはそうだね。つまりどういうこと?
つじー:クリエイティブな生活や人生を自分で主体的に動かしてく……。みたいな感じでしょうか。
中村:さすがつじー!優等生!「ドライブ」って「力を与えて動かす」という意味。だからクリエイティブドライブというのは、「クリエイティブな刺激を与えて日常を動かしましょうよ」という意味なんです。それと同時に、タクシーもやっているから、ドライブという言葉と相性がいいので。
さかまき:ダブルミーニングになっているんですね。
中村:一応、ダブルミーニングですね。普通の意味でドライブしている途中もクリエイティブなことを考えていますよってことでもあるし。元々はOWL FCと関係なく最初は始めたんだけど、OWL FCに入れて欲しいので、すり寄っていきたいと思います(笑)OWL magazineの中でも僕はクリエイティブ担当みたいなところがあるので、クリエイティブなものをどう作っていくかとか、一人一人のクリエイターをどう育成していくかみたいなことを考えたり、実践していく場としてもOWL FCの中でやっていきたいなと思っていますね。
さかまき:私は一度中村さんのラジオに出させて頂いて、ラジオジャックした回もありました。
中村:実はあのラジオジャックした回が、クリエイティブドライブの中でなぜか圧倒的No.1の視聴数を誇るんですけど何事なんですかね(笑)
さかまき:なんででしょうか!驚きですね。
中村:誰があんなに聞いてるんだろう(笑)
つじー:釣りがstand.fmにとって大きなコンテンツだったってことでしょうか。もしくは、コラボ配信が視聴者数の鍵かもしれませんね。
中村:コラボ!それだ!そして、コラボこそOWL FCでやりたいことなんです。OWL FCはコラボが発生しやすい構造をしていて、言ってみればこの鼎談もコラボ。僕がメインで一人だけ有名人で、僕がいないと始まらないというのはまったく面白くなくて。今、ここに二人の偉大なるパーソナリティが生まれているわけですよ。一人はコンスレンテつじー、もう一人はキャプテンさかまきという。その二人が僕と同じ、同格として話しているからすごく面白いコラボになるわけ。
さかまき:stand.fmだと、誰かを呼んで二人で喋る放送が作りやすいですよね。
中村:そうそう。三人もできると思う。この鼎談がそのままできるわけ。
つじー:コラボ配信、是非やりましょう!
中村:コンサドーレとFC東京の試合後、ライブ配信やろうよ!
(この鼎談がきっかけで、後日配信することになりました!)
つじー:やりたいですね!そういうコラボ企画、絶対に面白いです。
中村:本当は五十嵐メイさんとコンササポと鹿島サポの試合後ライブ配信をして欲しかった。
つじー:コンサが負けたときであれば、全然やれそうですよ(笑)この前はコンサが勝ったのでちょっと気まずいです……(笑)
中村:鹿島相手だから楽だったんじゃない?(笑)
つじー:そんなことはないですよ。ただ、見ていた感じはどっちもどっちなクオリティでした(笑)
中村:どこのチームも今の時期はそうなるよね。試合をこなしているだけで偉い!
さかまき:連戦ですもんね。
つじー:しかも鹿島は、まったく新しい体制ですから。さかまきさんもJFLに関してコラボ配信をしませんか?
さかまき:やりたいですね!今季のJFLは毎試合YouTube配信があるので、普段はJFLを見ない人が試合を見て感想を言う放送はどうでしょう。
中村:俺、それやりたい!それをこの三人でとりあえずやりませんか?
つじー:やりましょう!
中村:つじー、iPad買おう。めっちゃおすすめだよ。クリエイティブなことをするならapple製品は一つくらいあった方がいいよ。
つじー:買うしかないかあ・・・(笑)
中村:iPad pro 12.9インチ、12万円。
つじー:給付金でもまかなえない・・・(笑)
中村:ところが普通のiPad 8インチ、4万円です。
つじー:おー。どっちも買える。
中村:性能的にはもう十分です。プロ漫画家のあんじゅ先生もこれで絵を描いていたんです。もちろんproの方が性能はいいけどね。
さかまき:僕、iPad miniですね。miniのほうが普通のiPadよりちょっと高いですね。
中村:普通のiPadのほうが性能もいいし、安い。
つじー:いずれ買います。いつになるかわかりませんが(笑)
OWL FCはマーベル・ヒーローズだ!
中村:ちょっとつじーが話を持ってっちゃったけど、クリエイティブドライブの話させてもらっていいですか(笑)
つじー:すいません!(笑)
中村:つじーは、すぐ自分の話にしちゃうからね(笑)
つじー:いやいや、そんなことないですよ(笑)たまたま自分にボールが回ってきただけで。
中村:これがスターですよ(笑)
さかまき:やっぱり自分のところにボールが回ってくるのがスターですよね。
中村:OWL magazineのディ・ナターレ。
つじー:ディ・ナターレっぽくはないですけどね(笑)
中村:気の弱いカッサーノ(笑)。トリッキーなところが。
つじー:気が弱かったらカッサーノじゃなくなります(笑)。他に反響があった回はあるんですか?
中村:特にはないけど、50~100回くらいは毎回聞かれているかな。少なく思えるかもしれないけれど、音声でこの数は舐めたもんじゃない。有名人でもあんまり伸びないの。その代わり聞いてくれる人にはすごい刺さる。
さかまき:タクシー業務の間は、ラジオは聞かれますか?
中村:お客さんが来たら消すという鉄則はあるけれど、業務規約上、ラジオは聞いてもいいんです。ただ、ずっと聞いていると仕事にならない。
さかまき:これからクリエイティブドライブでこういう話題や企画をしたいという構想はありますか?
中村:まず育成をしたいので、OWL FCのメンバーを増やせるような企画をどんどんしていきたいです。パーソナリティ発掘みたいな。
さかまき:どんどん仲間を増やしていきたいですね。
中村:僕がやりたいのは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で、例えばアベンジャーズはさかまきさんの番組なんですよ。だからさかまきさんがキャプテン・アメリカ。
さかまき:いいんですか。そんな大役。
中村:いいです!でも一番大変ですよ!それで、つじーがアイアンマン。トラブルメーカー(笑)
つじー:僕の役割は必ずオチがつきますよね(笑)
中村:多分僕はそれでいうと、超人ハルクなんだよね。一人独立して何かをやってて、話の本筋からすると外れている存在。OWL FCがみんながパーソナリティになって、主役になっていく物語だとすると、僕は最初から主役なので、物語として面白くはないわけですよ。もう仕上がっているから。僕の中では成長物語はあるけど、OWL FCっていう一般のサポーターが立派なパーソナリティになって、コラボしたり仲間を作ったりしていくという物語からすると、もうあんまりおもしろくない。ハルクなんですよ。その代わり、出てきたときにはパワフル。あとは、マイティ・ソーが必要だな。
つじー:マイティ・ソーはどういうキャラクターなんですか?
中村:稲妻を呼んで、ムジョルニアというハンマーを振り回して空を飛ぶっていう、世界観がファンタジーなヒーロー。
さかまき:ぶっ飛んだ不思議ちゃんを呼んでくるしかないですね。
中村:不思議ちゃんといえば、どう考えてもあすか編集長(笑)。ちなみにマイティ・ソーは酒の飲み過ぎで太りすぎて大変なことになっちゃうので、つじーから編集長に飲み過ぎと体重に気をつけろって言っておいてね。
つじー:いやいやいや。そういう辛い役目は僕が担わないといけないんですか(笑)
中村:そうそうそう(笑)。いや、辛い役目はキャプテンアメリカだな。さかまきさん、お願い!
さかまき:それは厳しい……。なんとかオブラートに包んでお伝えします(笑)
中村:そういうことで僕はこのOWL FCのプロジェクトを大きくしていくことをやりたいので、パーソナリティは今3人なので、まあ10人は欲しいですね。色んなところのサポーターで。被ってもいいんだけど、ちょこちょこ違っててというのが面白いよね。
さかまき:ラジオなら世界のどこにいても収録できるので、色んな場所やチームの情報があった方が面白いですね。
中村:OWL FCは素人や一般の人やっているという形式なんだけど、OWLの代表であるぼくが、クリエイティブ関係についてはガチめの人なので、あんまりレベルの低いものを出したくないんですよ。意外とちゃんと育成するので。「あ、この人喋りうまいな」とか「この人プロなの?」って言われるようなぐらいにならないと、出したくないのです。でも、つじーだけは特別に出しました(笑)
つじー:あれ?永遠のアマチュア枠ですか(笑)
中村:永遠のアマチュアだし、仕上がることもないだろうし(笑)。仕上げても面白くないから、そのまま世間に放り出しました。荒波に揉まれてそのまま溺れていく姿を見せて楽しむみたいなエンタメです(笑)でも今のところうまくいってるでしょ。ねぇ、コンスレンテ?
つじー:今のところはすごく楽しんでいるので、多分いいんじゃないかなと思っています。楽しんでいたら僕はいいんだろうなってのが分かってきたので。
中村:いいこと、いいこと。そうそうそう。音声は炎上しないからね。よっぽど酷いタイトル付けたら別だけど。でも、例えば『Jリーグなんて馬鹿が見るものだから見なくていいよ』ってタイトルのラジオはそもそも誰も聞かない。記事だったら読むかもしれないけど、そんな酷いタイトルのラジオを20分とか聞けないよ。だから音声で炎上するとしたらよっぽど有名な人だけだし、よっぽど有名な人でもラジオなら結構凄いこと言ってるよね。
さかまき:確かに、よっぽど感情的だったり、あまりにも間違ったことを言ったりしない限りなかなか炎上しないですよね。
中村:基本的に好きな人が聞いているポジティブ空間なので。この前ラジオでナインティナインの岡村さんがめっちゃ炎上したでしょ。でも普段聞いているリスナーの人はみんな肯定していたよね。
さかまき:ああいうのって、ラジオを文字起こしした記事を通して多くの人の目に触れるんですよね。
つじー:テキストにならないとも炎上しないというところはあるかもしれませんね。
中村:今回の件は、ナインティナインの岡村さんである上にコロナだったから、特別中の特別。普段なら絶対大丈夫だと思う。
さかまき:確かに私とかつじーさんみたいなラジオ未経験者がラジオをどんどんやっていって、ラジオが楽しい!と言うと仲間がどんどん増えていきそうな感じがしますよね。
中村:増やしましょう!多分OWL magazineを文章だけで広げていくというのは少しずつしかできない。音声もちょっとずつなんだけど、相乗効果で発展させていきたいなと思っています。有名人にしゃべらせて自分はプロデューサーになるとかマネジメントするとかって人はいっぱいいるけど、無名な人を主役にしていくというのをやる人はほとんどいない。効率悪いし。だけど僕はそれをやりたい。輝くつじーと、輝くさかまきさんが見たいし、輝いている友達と一緒にハイレベルな舞台に立ちたいという気持ちでいます。別に今有名な人と絡んでも全然面白くない。自分と一緒にともに歩んでいる人と何かやりたい。ほら?いい話でしょ?
つじー:ありがとうございます。
これからのサッカーサポーターのコミュニケーションを考える。
さかまき:そろそろ最後の話題にいきましょうか。今後のサポーターのコミュニケーションはどうなっていくんですかね。
中村:今回の趣旨につながるんだけど、やっぱみんなTwitterがどんどん嫌になっていると思っていて、Twitterも結局昔はサポ仲間ができるってことがあったと思うんだけど、そういうことがすごく減っていると思うんですよね。見始めたばかりの人は別だと思うけども、知ってる人としかもう絡まない。文字のコミュニケーションの限界だと思っているところがあるので、声のTwitterみたいのができるようになるという話もあるんだけど、もっと声だけのメディアコミュニケーションになってくと思っていて。中国とかは前からそうなっているんだよね。
さかまき:そうなんですか。それは初耳でした。
中村:中国人ってLINEみたいなアプリを使う時文字で打たないで全部声で打ったりするんですよ。ボイスメモみたいに。その方が親しみが湧くというか、広い中国ではそう簡単にみんな会えないから、人間の温もりを感じさせるコミュニケーションを好むって話を見たのが8年くらい前。日本は当時まだ全然そう言う傾向はなくて、掲示板に書き込めばすぐ炎上したり喧嘩したりって状態。それが今まで続いてる。Jリーグ界隈でも同じ。もう疲れたよなって感覚があって。
だけど、誰かが看板を立てて例えばつじーが「コンサドーレのサポーターのサッカーの話をするチャンネル」って作って、そこの看板のところに人が集まってきて、交流する。バーみたいに。「誰のバー行ってんの?」みたいなところから人がだんだん繋がっていくようになっていくんじゃないかな。でも、Twitterはバーにはならない。残念ながら。
さかまき:タイムラインが流れていくので、その場その場での話にしかならないですよね。
中村:Twitterは情報を撮る場所なので、親しみを感じる場所じゃなくなっているんですね。情報を取る場所はコミュニケーションの場ではない。簡単に言うと、新聞はコミュニケーションの場じゃないじゃないですか。Twitterもそう言う場所になってきているところがある。もちろん、情報を発信したい人はいるし、コミュニケーションの役割もあるけれど、コミュニケーションをとるとか、コミュニティを作るには音声を使ったSNSみたいなものがこの先出ているかなと思って。実は、stand.fm以外にもすごい数いろんなサービスが出てきている。
さかまき:Voicyとかもありますよね。
中村:Voicyはちょっとだいぶ前からあるよね。Dabelとか、mocriとか、5つか6つは調べた。その中で、stand.fmが我々のやりたいことに近かったのと、鹿島アントラーズ様が番組を作っていたので、Jリーグだったらこれかなと。声でコミュニケーションしていくってことをまだそんなにみんなやっていないんだけど、さきがけはコハロンとかね。コハロンは動画で、顔のキャラクターもあるから売れっ子だけど、やっていることは声のコミュニケーションだよね。でも動画にすると手間がかかるし顔を見せなきゃいけない。すごく面倒臭い。
つじー:そこがネックですよね。
中村:動画は、作る面倒臭さとはお別れできないと思う。簡易的に動画にするって言っても、顔を作らなきゃいけなかったり、服着なきゃいけなかったりがある。
さかまき:ウェブ会議が増えてきて、音声でのやり取りって見直されている気がします。
中村:ウェブ会議も結局ビデオ切った方が効率いいらしいですね。
さかまき:そうですね。通信の早さもあるし、みんなで同じ書類を見るってのはありますけど。向こうの顔を見て喋ってもあんまり意味がない。
中村:顔合わせだけ出してもいいですけど、ずっと見られている緊張感で無駄に疲れるらしいんですよ。
さかまき:なるほど、それは確かに経験があります。
中村:そういう訳で、声のコミュニケーションをOWL で開発していって、OWL FCを大きくして仲間を増やしてどんどん面白いコラボをしていく。そして、そういったコラボからまたコンテンツの種を生み出していく。記事、動画、ラジオ、そして紙の本の出版!そうやってクリエイティブで刺激的な活動をしていく。その中での動力になるのが僕の「クリエイティブドライブ」でもあるし、なんかわかんないけど目立っているのが「コンスレンテつじーのお悩み相談室」です。そして、そこのどセンターに居座っていろんな人をまとめるのがキャプテン・アメリカですよ。パーソナリティネームは「キャプテンさかまき」にしますか。
つじー:キャプテンさかまき。いいですね。
さかまき:キャプテンだと、ちょっとサッカーっぽさもありますよね。ただ、私がキャプテンを背負ってしまっていいのかと……黄色い腕章をつけてしまっていいのかと……
中村:いいんじゃないですか。もしくはさかまき・アメリカは?
さかまき:アメリカは大き過ぎて背負えないです……。それならキャプテンで……
中村:試合前にはコイントスして下さいね。
さかまき:わかりました、交代の時には腕章をつじーさんに渡します。
中村:つじーには渡さないで!!ファンタジスタつじーにはのびのびプレーしてもらおう。
つじー:NGです、キャプテンNG。でも、僕もカタカナの称号があるので、ちょうど親和性があっていいんじゃないですか。みんなそう言うの名乗っていくのはどうですか?
中村:俺もなんか称号欲しいな。
つじー:ハルク慎太郎?それも変ですしね。怒ったら緑色になって巨大化しそう。
中村:そうなったら誰も手が付けられないので、総出で止めてください(笑)。まぁいいや。僕のことはいいとして、OWLFCの仲間は大募集したいですね。まだまだマーベル・ヒーローの配役も、サッカーのポジションはたくさん残ってますから。
さかまき:ラジオDJを11人揃えましょう。マーベル・ユニバースは何人ですか?まずはアベンジャーズの映画を見て勉強します、マーベルヒーロー全然知らないので(笑)
図らずもキャプテンに指名されたさかまき。鼎談を終えてマイクの電源を切った時には声のコンテンツに対する不安は消え、OWL FCの本格始動へのわくわくした気持ちで一杯になっていた。人生で初めて背負ったキャプテンマークが輝いている。
Radio, Someone still loves you!
一昨年に大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」で、ウェンブリー・スタジアムのステージに立ったフレディ・マーキュリーはそう歌っていた。
そう、ラジオの時代はまだこれからだ。これからの時代の主役だ。
そんなわけで、キャプテンさかまきが担当するラジオ、OWL FMが始まりました。下のリンクから是非ご視聴ください!
鼎談、いかがだったでしょうか。この記事の有料部分では、特典として本記事を書き上げた後のアフタートークラジオをアップロードしています。鼎談本編ではあまり語られなかった「OWL FM」での目標や、鼎談で印象に残った部分、そしてファンタジスタつじーが華麗に話題をかっさらっていく様などをぜひ耳でもお楽しみください!
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