PENTAX SP とFUJIFILMのiso200
懲りずにフィルムカメラ買った
先日Olympus PENを失って以来、中途半端に餌をお預けされた猫の気分だったのでほうぼう徘徊し、ASAHI PENTAX SPというカワ・カメラを購入しました。
なんでその機種にしたのかとか、このカメラにまつわるすったもんだとかは後々記すかもしれませんが、まずはようやくまとも現像チャレンジに成功した私の写真見てくれよ!!という気持ちでこちらをしたためています。フィルムはfujifilm の200のやつ、レンズは Takumar 55mm F1.8です(ついてた)。
作例
いきなりピンボケですが! 画面左側の泡立ちの繊細さにびっくりしました。あと茄子が少しだけ水面(汁面?)から出てるかわいらしさがお気に入りです。
めちゃくちゃ食べかけなんですが……この肉汁のシズルがすごくないですか?本当に60年前のカメラとレンズか?
街灯の滲んだ光がいいですね!
これは無加工なんですが、白い光源で画面が緑っぽくなるのがfujifilmっぽいのかな?箱の色はそのフィルムで特徴的にでる色を表していると聞いたことがある。
左上のフレアがいいですね!
ゴンドラが入るのを狙っていたので気に入って、パソコンのデスクトップにしようとしたのですが情報量が多すぎてちょっとしんどかったので辞めました。
何を写して何を写さないかの取捨選択が難しい。
総括
フィルムカメラ楽しい〜〜〜!
反省として、今回は白飛びしている写真が多く、構図は気に入ってるのに残念……ということが多々あったので次回からアンダーめで撮るを心がけたいです。
あと構図を決めるときによくばらないのって大事だな〜と改めて思いました。何を写したかったのかわからなくなるし、ごちゃごちゃするとなんだか落ち着きのない写真になるので……。
各種比較
亡きPENちゃんとの違いは絵の繊細さというか、SPの解像度の高さをひしひしと感じました。
フィルムも撮影場所も違うので一概には言えませんが、PENはふんわりしていて「どこか懐かしい感じ」が前面に出ているというか、その場の「雰囲気」を記録するのがとても上手なカメラという印象です。
対してSPはお父さんが持っていそうなカメラというか……「こういう運動会の写真が残ってたら嬉しいよな」と思わせる感じがしました。
写真としての全体の雰囲気ももちろんなのですが、それよりも写したもの1つ1つの実在性というか、質感の描写力が高いように思います。誤解を恐れずにいうと、PENよりはデジ一(いち)っぽい絵になる。
とはいってもフィルムの色合いや粒子感でデジ一とまた違った絵になるし、色鮮やかで目に見た景色をそのまま保存!という感じでもないのでうまいこと使い分けはできそうです。
PENとSPに話を戻すと、どちらがいい、悪いというより気分で使い分けられた2機だったと思うので、PENがだめになってしまったのがいっそう悔やまれます……。
機会があったらああいうハーフサイズのコンパクトフィルムもお迎えしたいですね。
次はKodakのフィルムで撮るぞ!
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