見出し画像

KC2024Febレポート


KC7位でした。通算13個目、今シーズン3連続金です。
KCポイント通過に王手なのでもう一押し頑張ります!


デッキ選択

年始のパックを3周しちゃった上にセレボの予算まで考えると無駄金を使いたくなかったので発売日のゴミセールが切り替わるまで待ってました。まともに回せるデッキがセイクリッドしかないけどさすがにどう逆立ちしても勝てないので珍しく大会にも出ず、その間は不知火を考えてました。

良かったところ
・高い初動率
・後手の手数もある
・自由枠や採用候補が多くデッキの組み換えがかなり自由

良くなかったところ
・ミラーがかなり不毛と感じた
・タキオン相手の後手を安定して勝つ目処が立てれなかった
・開拓が不十分

一番自分が問題だと思ったのが開拓が不十分なところで、展開ルートとテンプレ構築のどちらも定まってなかったので1からデッキを作ろうとすると

1.作れる展開の最大値を調べる
2.誘発をケアする展開を調べる
3.構築の最適化

とにかくやることが多く時間が足りないです。
最近は友達が居ないので一人で考えるしかないことが多く、回した時間・人数・アイディアの土俵にあがると不利になると感じたので不知火はやめました。

その後PKC当日になんとかネビュラが揃ったので触り始めました。最初は慣れるのに少し時間がかかりましたが、手数の作り方さえ理解してしまえばオノマトのような罠ビートなのでさすがに何度かやってるとわかってきて3部1位入賞しました。
と同時にスキルによる出力が違いすぎて自分にはタキオンしか選択肢が無いことを理解しました。小人に対する解答だけ全く思いつかず、さすがに流行らないと思えないのでそこだけは懸念点でした。ただ小人が無くても負けるデッキはそもそも問題外なので候補にすら挙がらず。
PKCのデータを見ても、タキオンにだけ勝てるデッキはあっても不知火に絶対ボコボコにされてるので基本的にはメタに回るのはかなり辛いです。逆に不知火にだけ勝てるデッキは無かったのでそういう点でも不知火の立ち位置は良かったと思います。


方針

・初手4枚or5枚をぶつけ合うゲームになるので被る事による浮きを無くす
・先攻は勝つ 後攻もできれば勝つ

転生炎獣環境は先攻を100%勝つことを目標にしていましたが、あれは転生炎獣は後手がクッソ弱かったからです。タキオンは安定感も手数も足りているデッキなので完全に後攻を捨てるにはちょっともったいないデッキだとも思っています。先攻勝率への影響を限りなく抑えながら後攻を拾いにいくイメージでデッキをKC中に微調整していきました。

PKCの時は手札誘発無し、小人→聖槍、現世→精神操作でした。
まず一番最初に抜いたのが聖槍です。先攻で浮いて落とす原因になる割に後攻での勝率改善がそこまで臨めないと感じたからです。
ミグレイションが控えている以上基本的に主導権は先攻側にあり、まずモンスターだけでミグレイションを踏んだ上で追加の攻め手を投入、その上で残りの妨害が1枚しか無い事を祈る必要があります。聖槍1枚を活かす為の要求値が高すぎますし、小人に対しての耐性もありません。逆にヴェーラーであればジャイトレに向かわせないことで1妨害以上と交換できているので実質的に聖槍と同じ役割を果たせています。

精神操作はこれも同じく先攻で落とす原因になる割に後攻でそこまで強いと感じませんでした。というのも不知火に対しての後攻で全く役に立たないからです。で、ACTに聞いたら現世が不知火に強いって話だったので剥きました。

デッキ枚数

20枚から徐々に増えて22枚になりました。
自分的には先攻でジャイトレまで通ったのにフルモンが一番もったいないのでジャイトレの当たりを増やしています。初手で不純物を引き込みやすいことで、後半で爆増したヴェーラーの受けも作りやすくなります。
1枚初動でミグレイションを構える確率はほとんど落ちませんがジャイトレスタートできる2枚初動の確率が20枚と比べてちょっと落ちるのがデメリットです。
ただ1枚初動できている=3・4妨害敷けているということなので問題ないと判断してます。ジャイトレでフルモンになる確率などは計算してないので細かい比率は体感です。

<<星間竜パーセク>>
これは減らす択があったかなと思っています。
ただ2枚目を使う場面が何度かあったのと、ドラゴンの総数が減りすぎてジャイトレ始動の確率が落ちると本末転倒なので触らず2枚で走りきりました。

<<エフェクト・ヴェーラー>>
後攻のお守りです。タキオンは触ってみるとわかりますが意外とヴェーラーを受けれるハンドが少ないです。妨害数を一気に減らせる期待値も高く小人負けのリスクも減るので、5枚目で引く弱さはありますが割り切るだけの価値があります。

加えて先攻でも悪くないです。基本的に後攻側の1手目はディンギルスでミグレイションを剥がしにくるのでそこに合わせます。
通ればミグレイションが温存できますし、月の書を合わせられたとしてもヴェーラーを手札1枚と交換できる形になっているので損はしてません。
ただしそれ以降のヴェーラーは当て処を失ってしまい途端に交換比率が悪くなり有効に働く場面はほぼ無く、物量で押し込まれる原因になるのでミラーにおけるヴェーラー被りは不要牌になりがちです。これを嫌って1枚のみ採用です。

<<D.D.クロウ>>
ミラーでも使えないことはないですが基本的には対不知火用です。先後問わず活躍します。
今期は守備力0のモンスターが滅茶苦茶多かったので攻撃力が100あるのが地味にでかいです。ヴェーラーじゃなくてクロウだったおかげでキルが取れたゲームは多いですしその逆もあります。

<<月の書>>
不知火相手の後手以外には広く活躍します。
ブレードが生き残った際にヴェーラーや雪獄を回避しつつ、名称ターン1がないので再度破壊効果を使用できるなど攻めの継続にも有効です。

<<小人のいたずら>>
ミラー先攻のジャイトレで引っかけるとDP+1000です。
後攻の捲りとしても一番マシです。ヴェーラーで弱くした盤面を返したり除去を重ねて小人を通し攻守逆転を狙います。ただし小人自体が被って不要牌が出てしまうとこのプランが成立し辛くなります。なので先攻では絶対に引かないといけないカードでもないですし1枚にしてます。

不知火相手は単体での効力はあまり期待できませんが、他の妨害との相性がかなり良いのが利点です。墓地妖刀スタートを切れなくなることで召喚権から動く必要があり、現世離レや雪獄が直撃しやすくなります。

反省点

なんとなく強い不知火が出てくるだろうなとは考えていましたが、上手い不知火が想定していたよりも強かったし数も多かったことです。
ただ最初に不知火を触ってた恩恵はあり、後手の動きがある程度読めたので先攻はほとんど負けてないはずです。不知火を踏むとミラーよりも後攻がどうしようもないので、不知火を脅威として認識しておらず先攻も後攻も落としたタキオンは伸ばすのがかなりキツかったと思います。
それ以外は走るペースなども上手く配分できたのでそこまでストレス無く走れたので満足です。

ここから先は

0字

¥ 150

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?