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"自分らしく"がニセモノにならないために


4/28、29と東京レインボープライドが、代々木公園にて行われています。
https://tokyorainbowpride.com/

『東京レインボープライド2019』は、LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティの存在を社会に広め、「"性"と"生"の多様性」を祝福するイベントです。

ここ数年でいろいろな光があたることが多いLGBTQ+。
これらすべてのセクシュアル・マイノリティの存在を認めるための祭典。

レインボーは、多様であることをカラフルな意味で示し、
橋渡しで、マイノリティとマジョリティの橋渡しをするためのものではないかと思っています。


私が初めて、ジェンダーの問題に触れたのは、イギリスにいた9年ほど前のこと。
ウェールズの小さな町で、ゲイパレードと称したイベントがあり、そこで私は学校で1番キレイな学生が、ゲイであることを知りました。
彼は大好きな恋人と2人でいて、その光景は、本当に幸せ、そのものだったことを覚えています。

"みさきはどう思う?日本だと、僕はどう受け止められる?”

そう言われた時、私は、日本だと黙認はされるけど、あまり公にできないのが実情かも。
と伝えました。ありのまま。私が感じている日本を。


今でも、あのときと日本はどう変わっているだろうかと、ふと考えてしまいます。
公に認められるようになってきたかもしれないし、
まだまだ悔しい思いをしている人も多いはず。


こうして、月日が経ち、彼ら全てではないけれど、自分の生きたいと思う道のうえを歩いている人たちが増えたことを心から嬉しく思います。
そしてこれからも、日本でも、ジェンダーを偽ることなく、生きたいと思う道をすすむことを願っていて、幸せは、社会に認められることだけではないけれど、本当にふとした時の壁を感じない世界になるように行動していきます。


そして、ジェンダーマイノリティではなかったとしても、すべての人が自分のジェンダーに関わらず、なにか他の人の違いを受け入れることができる世界になりますように。




きっとだれもが幸福になりたいんだ。そして、僕たちはみな、幸福になる為に生きていくんだ。

ーー"スヌスムムリクの恋人"(野島伸司)

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