見出し画像

ルール

自分の中で、理由がはっきりと落とし込めてからじゃないと動かない。こういう面倒くさいところに、今までどれだけ悩まされてきたか。でも同時に新しいことをつくる資質なんじゃないかとも思っている。

髪を染めるの禁止。高校の校則というものが、なぜ禁止なのか理解ができずわざと髪を染めて、私を呼び出した先生にその理由を聞いたりしていた。性格が悪すぎる。多分今その回答が思い出せないから、「それがルールだから」とか、釈然としないものだった気がする。

そして今、週末にバーで働き始めてもう少しで1年になる。最近後輩が入ってきた。あまり深く考えず敬語で話していたら、マスターに上下関係をはっきりさせるためにため口で話してほしいと言われた。理由は2つあって、ひとつは「私自身がなめられないように」、もうひとつは「組織として仕事をスムーズに遂行させるため。」私がなめられるのは全然いいしむしろ仲間として横並びくらいのほうがいいくらいに思っている。でもそれで変にお互い気を遣いあって仕事に滞りが出ることもあるかもしれない。年数だけの話ではあっても、立場を示して指示を出すこと含めて仕事なんだと理解した。

ひとまず行き着いたのは、誰かの下で働く以上、そのルールに従うことは絶対だということ。理由が気になるなら聞けばいいし、理解出来ないなら環境を変えればいい。はじめから定型的なルールを敷くのではなく、まっさらな状態で1から考え少しずつルールを作っていきたいなら、起業するしかない。ただそんなことに拘りすぎても、いつまでも上にはなにかがあるというのが節理だ。それも踏まえながら、どうしたいのか、どうあるべきなのか、考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?