2022年10月5日 / 遠回りの人生
この年になると、いろんなことを焦る。映画でもよくテーマとされる、中年の危機というやつの一種だろう。もっとうまくやれたのに(すべきだったのに)、時間を無駄にしてしまった、遠回りをしてしまった、もう取り返しがつかない、といった焦燥感に責めさいなまれるのである。
こんなとき、寺田寅彦の文章を思い出す。これは以前も書いたが(たとえば以前書いたエントリ)、何度でも再掲したい:
我ながら、「頭の悪い人」であった。だからこそ「頭のいいひと」には見えない風景は見えるかもしれないけど。
とは言ってもなあ、正直言うとやっぱり「頭のいい人」になりたかったよね(苦笑)。世の中、こちらが絶望するくらいに頭のいい人はいるからね。
まあそんなことを言っても仕方がない。まだ時間はある。ベストを尽くして頑張って生きていくしかない。頑張ろう。
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