2016年8月11日
論文査読が本当に嫌.それなりのレベルの学会とか国際会議ならまだいいんだけど,それ以外のところに提出される論文は大抵がクソといってよい.査読はフィルタであって,専門家の査読を受けてない論文は,本当にレベルが低いんですよ.
それで,そのつまらない論文を読まされるだけならまだしも,査読報告を書かないといけない.これが本当にストレスがたまり,貴重な時間がごりごり削られる.しかも報酬はなし.苦痛でしかない.
もう8月も初旬を過ぎた.時間がたつのは早いなあ.若いうちは分からないだろうけど,おっさんになると,人生の残り時間をひんやりと考えるところが出てきて,焦るんですよ.
春秋は十を連ねて我が前にあり.学ぶに暇なしと言はず.学んで徹せざるを恨みとするのみ.
「文学論 序」(夏目漱石)
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