2017年6月6日 / 運

5日は欠番.twitter でうだうだ書いてたら,note 書く気がなくなった.いつものことだけど.

どうも,twitter と note の切り分けが出来てない.でも最近は,note があれば twitter やらなくてもいいかなと思うことが多い.まあ twitter やめる気もないけどね….

若いもんの相談にのる.それで思うに,何というか,私が一番苦しい時期だったのは 20代のときで,たぶん多くの人がそうじゃないかな.20代のときって,人生の岐路のようなことが多くあるし,その一方で自分の実績は大したものがなくて,だから自分に自信がなく,精神的にいちばんしんどい時期のような気がする.

おっさんになった今では,こっそり言うと,私は自分に自信があります.つまり,この業界で生きていけるという,自信と経験がある.20代では実績がないから,この自信というか,自己肯定感覚がないんだよなあ.

といっても私が自信があるのは,私が偉いからということはなくて,まあ,運の要素が大きいだろう.

ブログでも何度か触れてるけど,人生で仮に成功したとして,その原因は,その人の実力もあるけど,運によるところがつくづく大きいと思う.成功者はその辺を勘違いするんだけどね.俺が成功したのは,俺が優秀だからだとかね.もちろんそれもあるだろうけど,広い意味で,運の要素は大きいよ.

そしてその運というのは,神のみわざということかもしれない.長い人類の歴史の中で,そう考えた人も多いだろうし,それが宗教というものの源流ではないだろうかな.

へらへらとしてる(失礼)同僚が,親が危篤ということで,帰省した.どんなに明るく見えるような人でも,人生は色々ある.何度も何度も言ってるけど,生きるって本当大変.

呑気(のんき)と見える人々も,心の底を叩いてみると,どこか悲しい音がする.
           「吾輩は猫である」(夏目漱石)



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