踏まれてしまった
皆さんこんにちは。
9月29日~10月1日、横浜アリーナにて33rdシングルアンダーライブが行われた。
29thぶりのアンダラ参戦となった中の人は、3日間すべてでライブ会場に参戦することができた。
今回は、そんなアンダーライブの様子を書いていきたい。
Day1
迎えた初日。
4シングルぶりの参戦に、中の人は期待に胸を膨らませていた。
この日は、下手側のステージすぐそばの席。
あまりの近さに、中の人はどうにかなってしまいそうだった。
Overtureの後、ダンストラックが流れ、そこのゾーンにて、座長を務める松尾美佑さんがバク転を披露。
オープニングから観客を盛り上げる演出に、思わず見入ってしまう。
このパート、今回のアンダラに合わせて、Seishiroさんが振りを付けたとのこと。
このことを、直後のMCパートにて取り上げると、観客席からは拍手が起こった。
その後、メドレーのように『自由の彼方』→『あの日 僕は咄嗟に噓をついた』と披露。繋ぎ方が天才的で、こういう繋ぎ方もあるのかと思わされた。
『狼に口笛を』での小川彩さん、『13日の金曜日』での冨里奈央さんの煽りで、この二人が会場を盛り上げていることに、これからの無限の可能性を信じた。
アンダーライブといえば、そのシングルのアンダーメンバー一人ひとりが必ずセンターを務める、いわゆる全員センター企画というものがある。
先日の配信にて、今回のアンダラでは、メンバーのいいところを発掘する「ジコチュープロデュースinアンダーライブ」が行われることとなり、どんな内容になるかがとても楽しみだった。
実はこのジコチュープロデュース、一人につき2曲用意され、メンバーの良さが見つかるような企画である。
初っ端、外周の通路に、セーラー服姿の冨里奈央さんが現れ、ポエトリーリーディングを披露。
そして、歌詞に「16歳」という言葉がある『水玉模様』のパフォーマンス。メインステージにいるメンバーも、制服姿で楽曲を披露した。
その後、掛けていた眼鏡を外し、「17歳の私も好きになってくれますか?」という、観客を惚れさせるあざとい一言を言った後『好きになってみた』を披露。
初日の一発目が冨里奈央さんのジコチュープロデュースで、初っ端から中の人は骨抜きにさせられた。
続いて阪口珠美さんは『サヨナラStay with me』と『深読み』を披露。
『サヨナラStay with me』では、海外アーティストのMVの世界観を取り入れ、こだわり抜かれたカメラワークのもと、しなやかなダンスを披露した。
『深読み』では、オリジナルセンターだった齋藤飛鳥さんのアンニュイさを上手に表現し、表現力の高さがより際立っていた。
乃木坂46の中でも、ダンスが特徴の楽曲として『女は一人じゃ眠れない』『Route 246』『Against』の3曲を、額縁衣装で披露。
特に、中西アルノさんセンターで披露された『Route 246』は、曲の入りが今回のアンダラ向けの特別アレンジだったが、このアレンジ、中西アルノさんの歌唱力でこそ成立するアレンジであり、この時の音源が欲しいと思った次第である。
『女は一人じゃ眠れない』の炎の演出にて、その熱が伝わってくるほど、ステージに近い座席だったため、よりメンバーの思いが伝わってきたような気がする。
次のゾーンのジコチュープロデュース、黒見明香さんが登場し、『忘却と美学』を披露。
事前配信にて「真夏さんフローズン」という見どころを出した黒見さん。
どこまでも真夏さんをリスペクトする黒見さんの思いに、思わず感動した。
その後、スタンドマイクで『あんなに好きだったのに』を披露。
その間奏にて、ロックバンドのボーカルばりのスタンド捌き。
自身初の試みだったというが、とても様になっており、黒見明香さんのかっこいい一面を見ることができた。
続いて、吉田綾乃クリスティーさんのジコチュープロデュース。
コートの衣装に身をまとい『立ち直り中』を披露。
歌詞を聞いて中の人が泣いたのもつかの間、プリキュア衣装で『17分間』を5期生メンバーと披露。
イントロがかかった瞬間の盛り上がり方は半端なく、中の人もテンションが上がり、この記事を執筆している段階でも、その光景が蘇るほど印象に残った場面である。
MCにて、佐藤楓さんが「こういうことを言うのは好きではないんですけど、めっちゃ頑張ったんですよ」という発言。
この発言から、今まで以上の並々ならぬ気合の入れようが伝わってきて、今回のアンダラにかける思いの強さを実感した。
その後に話を振られた小川彩さん。
ちょうど1日目が十五夜であることから、「今日はちゅーしゅーのめいげつですね(原文ママ)」との発言。
ライブ後、タイムラインに、小川彩さんに宛てて月の写真が多く投下されていたことは言うまでもない。
企画会議のVTRの中で、会場が一つになれるのはなんだろうかという疑問が投げられた後、クラップと歌なのではないかという回答が。
これを受けて、会場で一つになれる曲が披露されたが、そこで流れたのは『シークレットグラフィティー』。まさかの楽曲に、中の人は驚き、テンションが上がった。
その後の『自惚れビーチ』では、同じ東北出身の後輩である佐藤璃果さんがセンターを務め、その思いが受けつがれていることを実感した。
続いての『口ほどにもないKISS』では、ラスサビ前にて、センターを務める阪口珠美さんがカメラに向かってキスを披露。観客席を沸かせた。
その直後、”アンダーライブとは?”という質問に対するメンバーの声と共にスポットライトが照らされ、「これが、アンダーライブ」という声の後、『日常』がスタートする。
間奏後のパート。
センターを務めるメンバーは、ほとんど苦しそうな表情で表現をするが、今回の松尾美佑さんは、苦しそうでありながらも笑顔で披露。
「なんとしてでもやってやろう」と、逆境を力に変えようという表現に、中の人は心を打たれた。
向井葉月さんセンターで披露された『Under's Love』は、1年前の30thシングルのアンダー曲で、この時期に行われたアンダーライブを配信にて観ていた時のことが蘇った。
アンコールに入り、『人はなぜ走るのか?』で、中の人が初めて参戦した29thアンダラのことを少し思い出し、少し感慨深いような気持ちになった。
最後の曲となった『左胸の勇気』。
この曲は、1stシングルのアンダー曲であり、昨年の30thシングルアンダーライブで行われた和田まあやさんの卒業セレモニーにて、この曲の途中で、メンバー一人ひとりが和田まあやさんにメッセージと共に花を渡すシーンを思い出した。
こうして、史上最大規模のアンダーライブ初日は、メンバーと観客が一体となり、ステージを終えた。
セットリスト
影ナレ 向井・佐藤璃果・冨里
M00 Overture
ダンストラック
M01 自由の彼方
M02 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M03 狼に口笛を
M04 13日の金曜日
MC1
VTR
M05 水玉模様
M06 好きになってみた
M07 サヨナラStay with me
M08 深読み
MC2
VTR
M09 女は一人じゃ眠れない
M10 Route 246
M11 Against
MC3
VTR
M12 忘却と美学
M13 あんなに好きだったのに
M14 立ち直り中
M15 17分間
MC4
VTR
M16 シークレットグラフィティー
M17 自惚れビーチ
M18 口ほどにもないKISS
M19 日常
M20 ここにいる理由
M21 届かなくたって…
M22 Under's Love
MC5
M23 踏んでしまった
EN1 人はなぜ走るのか?
EN2 ダンケシェーン
MC6
EN3 左胸の勇気
Day2
冨里奈央さん推しの集合写真に参加し、開演の時を待つ。
この日は、ステージ全体が見渡せるブロックから観ていた。
奥田いろはさんのジコチュープロデュースでは、1曲目にギターによる弾き語りで『君は僕と会わない方がよかったのかな』を披露。
5期生の中で、一番ポテンシャルが高いと思っている奥田いろはさん。その中で、一緒に歌唱した小川彩さんと冨里奈央さんと共に披露し、ハモリもするなど、その無限の可能性と、この曲を弾き語りしたということに感動した。
その後、『Rewindあの日』にて、妖艶なダンスを披露。
柔らかく踊るその姿に、改めてポテンシャルの高さを実感した。
その後の佐藤楓さんのジコチュープロデュース。
初っ端、楓さんが好きであり、憧れていた西野七瀬さんのソロ曲『釣り堀』を披露。
この選曲に、中の人は泣いた。
憧れだった西野七瀬さんの曲をやり、しかもコンテンポラリーダンスを組み合わせるという神采配。これを考案した人に、最大限の感謝の言葉を送りたい。
その後、それまでとは打って変わって、激しいダンスの『月の大きさ』を披露。
事前配信にて、1曲目とのギャップを見どころとして挙げていたが、キレが抜群なダンスを披露し、これまで培ってきた表現力を、ここ一番で遺憾なく発揮した。
矢久保美緒さんのジコチュープロデュースは、『醜い私』でかっこいい姿を見せた後、『甘いエビデンス』にて、かわいさを前面に押し出したパフォーマンスを見ることができた。しかも、その後のMCパートにて、ある親友とお揃いの指輪を付けていることを話した。
このエピソードに、観客席の心は温まっていった。
その後の清宮レイさんのジコチュープロデュース。
学園ドラマ風に、男装姿のメンバーと披露した『そんなバカな・・・』。
最後は、ベージュのスラックスに白のジャケットを合わせた冨里奈央さんと結ばれる展開となった。
(5期生メンバーからは、『新・乃木坂スター誕生』での男装役・冨里なおきさんなのではという声もあったとかなかったとか・・・?)
続いて披露したのは、2期生楽曲の『アナスターシャ』。
イントロがかかった瞬間、ついに中の人は号泣。
しかも、この曲のA/Bメロを、清宮レイさん本人が英訳した歌詞で歌唱するという、唯一無二の才能を発揮した。
直後のMCパートでは、自分の力を出せなかったという悔しさから、思わず清宮レイさんの目から涙が。
それでも英訳し、それを披露するという凄さに、改めて拍手を送りたい。
アンコールに入り、アンダーライブのアンコールでよく披露されている『人間という楽器』が流れる。
そして、ライブ鉄板曲の『ジコチューで行こう!』で、会場のボルテージはついに最高潮に達した。
間奏の部分、だるまさんがころんだで鬼役を務めた阪口珠美さんに、徐々に近づいた小川彩さんが抱き着いた場面で、観客席からは歓声が巻き起こった。
MCパートで、吉田綾乃クリスティーさんから話を振られた冨里奈央さんは、グループ内で2番目に若いということの悩みを告白。
その内容とは、いつも最年少の小川彩さんばかり甘やかされていることを受け、冨里奈央さんももっと甘やかしてほしいという、なんともかわいらしい悩みだった。
それに対し、同じ経験をしたことがある清宮レイさんが、その悩みを理解しているのがとても印象的だった。
吉田綾乃クリスティーさんも、これを受け、もっと甘やかしたいこと、これから甘やかしに行く旨を言い、かわいすぎるこのゾーンにて、改めて冨里奈央さんをより応援したいと思ったと同時に、最大限の愛を注ぎたいと思った。
セットリスト
影ナレ:阪口・黒見・中西
M00 Overture
ダンストラック
M01 自由の彼方
M02 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M03 狼に口笛を
M04 13日の金曜日
MC1
VTR
M05 君は僕と会わないほうがよかったのかな
M06 Rewind あの日
M07 釣り堀
M08 月の大きさ
MC2
VTR
M09 女は一人じゃ眠れない
M10 Route 246
M11 Against
MC3
VTR
M12 醜い私
M13 甘いエビデンス
M14 そんなバカな…
M15 アナスターシャ(A/Bメロ英訳)
MC4
VTR
M16 シークレットグラフィティー
M17 自惚れビーチ
M18 口ほどにもないKISS
M19 日常
M20 ここにいる理由
M21 届かなくたって…
M22 Under's Love
MC5
M23 踏んでしまった
EN1 人間という楽器
EN2 ジコチューで行こう!
MC6
EN3 左胸の勇気
Day3
迎えた千秋楽。
1日目、2日目と観ていたからか、3日間の集大成をどう見せてくれるか、非常に楽しみだった。
5期生推しの集合写真に参加し、会場内へ。
この日は、アリーナ立見席からの参戦となった。
影ナレ後、メンバーの円陣の声が聞こえ、会場が盛り上がる。
ダンストラックの後の『自由の彼方』。
この3日間を通して印象に残った曲で、結果的には3日間すべてで涙を流した。
その後、『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』『狼に口笛を』『13日の金曜日』と、人気のアンダー曲で序盤を盛り上げる。
この日のジコチュープロデュース。
最初は小川彩さんが、ピアノの弾き語りで『悲しみの忘れ方』を披露。
この披露中、つい親のような気持ちになってしまった。
その後、『スカウトマン』にてヒップホップダンスを披露
常にかわいく、ファンだけでなくメンバーをも虜にする小川彩さんのかっこいい一面を見ることができた。
続いて、向井葉月さんのジコチュープロデュース。
『不眠症』にて、アンダーライブにて培ってきた高いパフォーマンスを発揮力を見せつけた後、『僕が行かなきゃ誰が行くんだ?』で、向井葉月さんの伸びやかな歌声で、会場を魅了する。
中西アルノさんのジコチュープロデュースゾーンでは、自由な歌い方をするという所で『~Do My Best~じゃ意味はない』を披露。
メンバーでも屈指の歌唱力を誇る中西アルノさんが、オリジナルのアレンジをし、その圧倒的な表現力を発揮した。
その後、しなやかなダンスを披露した後、『命は美しい』でも、歌唱力とパフォーマンスで圧倒した。
佐藤璃果さんのジコチュープロデュースでは、かわいいに全振りした楽曲として、2期生曲の『ゴルゴンゾーラ』を披露。
間奏にて、清宮レイさんと冨里奈央さんから、アリーナ・スタンド席はターコイズに、センター席はピンクにするような指示があった。
すぐに色が揃い、見事にターコイズとピンクの綺麗な観客席になり、中の人はもちろん、観客もメンバーも感動した。
続いて『ぐるぐるカーテン』にて、ハロウィンが近いこともあり、少し早い仮装パーティーが行われた。
ジコチュープロデュースのトリを飾った松尾美佑さんは、『転がった鐘を鳴らせ!』にて、早替えなどのパフォーマンスを披露。
続いて披露された『大人たちには指示されない』では、3日間にわたって行われたジコチュープロデュースの最後にふさわしい、かっこいいダンスで観客を魅了した。
観客と一体になるゾーンでは、過去一での一体感が生まれていたように感じた。
『自惚れビーチ』では、その日の昼に発表された鈴木絢音さんのニュースが頭にあったからか、思わず泣いてしまった。
『日常』は、3日間通して、最大の熱量で披露された楽曲だが、青一面の綺麗な客席と、これでもかというコール。
続いての『ここにいる理由』のラスサビ直前の一体感。この2曲で、アンダーライブに参戦していることを実感した。
そして、『届かなくたって・・・』と『Under's Love』で、会場をさらに盛り上げにかかり、ファンもそれに呼応するかのように盛り上げる。
直後、座長の松尾美佑さんから挨拶があった。
その中で、もともと自分のことを表現することが苦手で、アイドルには向いていないのだろうかと思っていた。それでも、ライブをしている時は、そのような悩み事が吹き飛ぶくらいには楽しく、そのままの自分でいることができたこと、松尾美佑さん自身の背中を押されたきっかけは、すべてライブの中にあったことなど、ライブに対する思いを語った。
そして、ライブには形がなく、記憶の中にしか残すことができないことから、メンバーのことを考え、受け止めてくれたスタッフ、メンバーが届けたものを受け取ってくれたファンなど、すべての人が、このアンダーメンバーにかけた時間は無駄ではなかったと思われるように願っていること、13人誰一人として欠けることがなく、完走することができたこと、このアンダーライブ期間を思い出し、すべての人にとって笑顔になれるような時間になってほしいことなど、すべての人への感謝の思いを述べた。
さらに、この13人だったからこそ、このアンダーライブを楽しめたこと、このアンダーメンバーがとても大好きで自慢なメンバーであること、このライブが終わってしまうのは寂しいことだが、このライブが終わっても、一人ひとりの魅力を見つけてほしいこと、今よりもっとメンバーのことを好きになるに違いないことなど、今回のアンダーライブを座長として引っ張り、メンバー一人ひとりと向き合ったことの思いを語った。
その挨拶の後で、今回のアンダーライブ最大の目玉である『踏んでしまった』を披露。
疾走感のある曲調と、一糸乱れぬダンスに、今後のアンダーライブでのテッパン曲になることを予感させてくれた。
アンコールに入り、『ハウス!』でメンバーが登場。
会場のボルテージをさらに上げにかかり、それに応えるかのように、コールの声も大きくなる。
その後、佐藤楓さんの曲振りで『帰り道は遠回りしたくなる』を披露。
この演出も憎いものだった。
MCにて、吉田綾乃クリスティーさんから話を振られた黒見明香さんは、リハーサル期間を振り返り、ライブのことを考えたくなる日があったこと、それでも、誰かがくじけても助けてくれる居場所にあったから、ここまで全員で乗り越えられたことを、涙ながらに語った。そして、目の前に目指すべき先輩の姿があり、それを追えていることが一番だと、率直な思いを口にした。
また、奥田いろはさんは、今年の全国ツアーを完走した直後からハードな準備をしたことを、涙ながらに振り返った。
これに、隣にいた黒見明香さんは、すぐさま奥田いろはさんに耳打ち。その内容を聞いてみると、涙で言葉が詰まっていることを受け「ゆっくりでいいから」という、常に5期生を気にかけ、寄り添う黒見明香さんの愛溢れる一面が見て取れることができた。
奥田いろはさんの話が終わった後、黒見明香さんが、奥田いろはさんと抱擁を交わした後、吉田綾乃クリスティーさんが「本当に君すごい!これからも頑張っていこうね!」という言葉で、メンバーの母親のような優しさで包んでいた。
そして、1stシングルのアンダー曲『左胸の勇気』で会場が一つになり、アンコールは終了。
終演のアナウンスが流れる中、それをかき消さんとばかりに、乃木坂46コールを送る。
すると、『ダンケシェーン』でメンバーが登場し、ダブルアンコールがスタートする。
会場の熱気や勢いがメンバーに届き、まさにダブルアンコールを「勝ち取った」瞬間である。
もうこの曲で完全燃焼させると言わんばかりの盛り上がりを見せる。
そして披露後、「こんなに素敵な景色を見られたことが私の誇りです」と思いを伝え、最後には、マイクを通さずに、今回のアンダーメンバー全員で「ありがとうございました!」というカーテンコール。
これに、観客席からは割れんばかりの歓声と拍手が送られ、史上最大規模で行われた33rdシングルアンダーライブは、大団円となった。
セットリスト
影ナレ:佐藤楓・清宮・奥田
M00 Overture
ダンストラック
M01 自由の彼方
M02 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M03 狼に口笛を
M04 13日の金曜日
MC1
VTR
M05 悲しみの忘れ方
M06 スカウトマン
M07 不眠症
M08 僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
MC2
VTR
M09 女は一人じゃ眠れない
M10 Route 246
M11 Against
MC3
VTR
M12 ~Do My Best~じゃ意味はない
M13 命は美しい
M14 ゴルゴンゾーラ
M15 ぐるぐるカーテン
M16 転がった鐘を鳴らせ!
M17 大人たちには指示されない
MC4
VTR
M18 シークレットグラフィティー
M19 自惚れビーチ
M20 口ほどにもないKISS
M21 日常
M22 ここにいる理由
M23 届かなくたって…
M24 Under's Love
MC5
M25 踏んでしまった
EN1 ハウス!
EN2 帰り道は遠回りしたくなる
MC6
EN3 左胸の勇気
D-EN1 ダンケシェーン
まとめ
今回、横浜アリーナ3Daysという、史上最大規模で行われたアンダーライブ。
メンバーは、このライブを成功させたいという一心で、並々ならぬ気合を入れ、披露する曲が嫌いになるまで練習し、最高のパフォーマンスができるように準備を進めてきた。過酷ともいえるリハーサル期間を乗り越え、横浜アリーナという広い会場で、3日間出し切ったことは、今後のアンダーライブを行ううえで、非常に大きな収穫だったに違いない。そして、このシングルのアンダーメンバー13人、誰一人欠けることなく、このアンダーライブ3Daysを完走できたことは、非常に大きなことである。
そして、29thアンダラにて、和田まあやさんが言っていた「いつかアンダーライブを東京ドームでやりたい」ということ。
このアンダーライブの勢いであれば、もしかしたら東京ドームを埋められるのかもしれない。
今回のセットリスト、久々に披露された楽曲や、特別なアレンジを施されて披露された楽曲も多いが、なんといっても「歌い継がれた」という点が多い。
特に、2日目から3日目にかけての披露で、2期生曲の『アナスターシャ』や『スカウトマン』、『ゴルゴンゾーラ』や、憧れていた先輩の楽曲など、楽曲のオリジナルメンバーを推していた人にとっては、特別な思いが沸いたライブだったのだろうか。
もちろん、メンバー全員がそれぞれ輝いていたのはもちろんだが、舞台期間中の合間を縫ってリハーサルに参加し、アンコールのMCパートで、それぞれの公演でのメンバーの言葉を受け、そのメンバーの頑張りを認め、優しい声かけをした吉田綾乃クリスティーさんや、常に後輩に寄り添い、先輩からも、パフォーマンス面などで頼りにされるまでになった黒見明香さん。そして、先輩が悩んでいた時に、長文のメッセージで勇気づけるなど、そういった助け合いで、メンバーを精神的に支えていた奥田いろはさんなど、こういったリハーサル期間やアンダラを通しての絆が、素敵な空間を作り上げるのだろうと思った。
そして、今回座長を務めた松尾美佑さん。
アンダーライブ全体を通して、心からライブを楽しんでいるのが伝わってきた。
また、最終日の挨拶にて、本当にライブが好きだということ、そして、このアンダラを通して、このメンバーに誇りを思っていたことがとても感じられ、この経験を通して得たものはかなり大きいことは間違いないと感じた。
「アンダーライブに参戦する乃木オタは熱量が違う」と言われている。
中の人にとって、声出し解禁後初のアンダーライブ。
前回参戦した29thの時も熱量は凄かったが、今回のアンダーライブ、メンバーのかける思いに比例するかのように、ファンがこのライブにかける思いもとても強く、自然発生的なサイリウムカラーの統一感や、かなり大きなコールで、このライブを盛り上げようという気概が感じられた。
アンコールに入る前の乃木坂46コール。
普段のライブでは、なかなか揃わないことも多く、映像で見た時には、お世辞にもまとまりがあるとは言えないものもあった。
しかし、今回のアンダーライブでは、いつになくコールが揃い、強い一体感が生まれていた。
特に、3日目のダブルアンコール前の乃木坂46コールは、本当に終わってほしくないという思いが重なり、この3日間で最大の熱量になり、中の人が聞いた中では最大の乃木坂46コールだった。
今回のアンダラ3日間すべてに参戦し、改めて乃木坂46のことが好きになり、また、メンバー一人ひとりの魅力を再発見することができた。
さらに、アンダーライブを通して、この空気感、雰囲気が好きだということを実感し、参戦できるアンダーライブにはぜひ参戦したいと強く思った。
これからも、乃木坂46のことを、乃木坂46の楽曲を、そしてメンバー一人ひとりのことを好きでありたい、また、今後も乃木坂46のことを、そして、乃木坂46のメンバーのことを、心から応援したいと思った。
参加メンバー
座長:松尾美佑
阪口珠美
佐藤楓
向井葉月
吉田綾乃クリスティー
黒見明香
佐藤璃果
清宮レイ
矢久保美緒
小川彩
奥田いろは
冨里奈央
中西アルノ
じゃ、また。