長のもとに集いし者たち(長LIVE2024)
皆さんこんにちは。
惜しまれながらも、3月末でオールナイトニッポンを卒業した緑黄色社会の長屋晴子さん。
しかし、オールナイトニッポン"恒例"とも言うべきかは定かではないが、放送終了後に、番組イベントが行われた。
『緑黄色社会・長屋晴子の長LIVE2024』
中の人は、あまりにもスペシャルなイベントに参戦することができた。
今回は、そのライブの様子を書いていきたい。
イベント発表
2月20日の放送回にて、番組の放送終了が発表され、リスナーは衝撃と寂しさでいっぱいになった。
その衝撃を受けながらも、翌週の恋の話の余韻のまま迎えた3月5日の放送回。
オープニングゾーンの後、長屋さんの口から、このような発表があった。
この発表があった瞬間、タイムライン上は歓喜に包まれた。
もちろん中の人も、この発表を聞いて、このイベントに行かないわけにはいかないと思った。
途中からとはいえ、すっかりこの番組のリスナーとなった中の人。
緑黄色社会のボーカル・長屋晴子さんという立ち位置ではなく、”長”として会えるとなると、これはもう行くしかないとなった。
続けて、このイベントについての説明が行われる。
その後、5月18日(土)に、昭和女子大学人見記念講堂で行われることが発表された。
前回行われた公開収録の会場が、ニッポン放送の地下にある「イマジンスタジオ」、そして、定員100名という、かなり狭き門であったことから、今回の人見記念講堂のキャパ2000人は、遥かに大きい会場ともいえる。
このイベントが発表された時、中の人は友人に連絡を取り、連番でライブの抽選に申し込む形となった。
約1週間後、イベントの当落が発表になり、ありがたいことに、中の人も参戦できることとなった。
友人の多くも、この長LIVEに当選していることが判明し、イベント会場で会えることが楽しみになっていった。
さらなる発表から当日に至るまで
1次での当落直後の3月19日放送回。
この放送回では、長LIVEを一緒に盛り上げてくれるゲストが発表になった。
そのゲストは、ハラミちゃんと乃木坂46の久保史緒里さん。
ハラミちゃんは、この番組に複数回ゲスト出演したり、長屋さんが体調を崩した際、代打でパーソナリティを務めたり、プライベートで遊びに行ったりと、公私ともに長屋さんと仲がいいという「お友達」。
そして、同じオールナイトニッポンパーソナリティという点で、お互いの番組を通じて仲を深め、長の「友達の壁を突破した」という久保史緒里さん。
事の発端は、9月27日放送の『乃木坂46のオールナイトニッポン』に、久保さんと長屋さんの共通点があまりにも多すぎるという旨のメールが送られてきたことだった。
そのメールに対し、久保さんから長屋さんにラブコールを送ると、10月3日放送の長屋晴子ANNXのオープニングトークにて、さっそく長屋さんもそれに反応した。
そこから、番組同士で空中戦を繰り広げた結果、12月12日放送の長屋晴子ANNXに、久保史緒里さんが出演。
結果として、放送内で連絡先の交換はできなかったものの、お互いを知っている齊藤京子さん(日向坂46OG)が仲介役となり、無事に連絡先を交換することができた。
そこから、長屋さんの自宅に久保さんがお邪魔したりと、長屋さんの友達の壁を突破した久保さんは、一気に距離を縮めた。
そんな”長”の友達2人が、長LIVEのゲストとして出演することが発表されると、中の人を含めた1次で当選した人は、安どの声を上げる。
そのタイミングで、改めて連番相手に感謝のメッセージを送る。
そして、1次先行でかなりの当選率だったためか、それともゲストが発表された後のためか、ただでさえ枠が少ないとされる2次先行に、多数の応募が殺到した。案の定、中の人の周りでは2次先行での当選者は見受けられない様子だった。
その1週間後の3月26日放送回。
長選手権にて、友人の音声が流れたり、友人のうちの一人が「2代目”長”」を襲名したり、番組の思い出を紹介したりし、多くのリスナーに惜しまれながら、レギュラー放送に幕を下ろした。
そこから1ヶ月半。
その間に中の人は、異動2週間にもかかわらず、1ヶ月の九州出張を挟んだり、GWに、フェス童貞卒業の地・JAPAN JAMに参戦したり、山下美月卒業コンサートに参戦したりと、出張期間中でも、そこそこ充実した期間を過ごすことができていた。
また、ゴールデンウィークの最中である5月2日には、この長LIVEのグッズが発表され、番組内限定のノベルティであった「長(OSA)タオル」の新バージョンや、このライブのロゴなどが印刷された「長ステッカーセット」など、バラエティ豊かなグッズが発表された。
中でも、ひときわ人気だったのが「はんそデビューTシャツ」。
リスナー以外は聞きなれない言葉だと思うが、グッズ紹介のツイートには、こういう言葉が書かれていた。
その後の引用にて、長屋さんが「はんそデビューTシャツ」への思いを綴った。
その思いあってか、再販となる白バージョン、そして長LIVEを記念して発売が決定した黒バージョンともに、一次販売では、販売期間終了を待たずに完売となった。
更にその後「シン・はんそデビューTシャツ」なる新商品も発表された。
仕事終わりに、中の人がTwitterを開くと「はんそデビューTの新作が出ている」というツイートを見つけ、公式通販サイトにアクセスすると、この新作が発表されていた。しかも驚くことに、この新作は、当日会場販売限定での販売という記載があったため、当日の争奪戦は必至となった。
このような様々な発表があった中、中の人は、1ヶ月のプロジェクト参加による出張勤務を終え、神奈川に戻ることができた。
長ライブ当日
そんな中で迎えた当日。
最寄りの三軒茶屋に到着し、シン・はんそデビューTシャツを手に入れるため、いざ会場へ。
割と早いうちに並ぶことができ、無事に新作を手に入れることができた。
そして、一次販売で購入したグッズも受け取ったところで、友人と合流し、レストランで開場までの時間を過ごす。
開場時間が近づき、会場に移動する。
はんそデビューTシャツを着たリスナーが多くおり、それを観た中の人は、胸の高鳴りを抑えられなくなっていった。
連番相手の友人と合流し、「投票券」とケアリーヴの試供品を頂き、いざ会場の中へ。
番組で使用したグッズや、ケアリーヴのブースなど、リスナーにはたまらない空間となっていた。
自席で、再び連番相手と合流。かなり見やすい位置に、中の人のボルテージもさらに上がる。
影ナレの後「まもなく開演です」の言葉に、会場はたちまち盛り上がりを見せる。
BGMの後、会場の照明が落とされる。
「全てはこの日のために」というテーマのもと、放送初回からの名場面を切り抜いた、煽りVTRが流れる。
そして、『緑黄色社会・長屋晴子の長LIVE2024~Supported byオールナイトニッポン』というタイトルコールがあった後、大歓声の中、ステージ上にはメガネをかけた長屋さんが登場。
「長屋です、長です」という、番組放送当時に行っていた挨拶に、火曜日の夜が戻ってきた感覚がして、思わず興奮した。
そして、「出オチです」と言い、メガネを外すと、この長LIVEでは、ニチバンの看板商品・ケアリーヴが協賛していることが発表される。会場からは割れんばかりの拍手が起こる。
オープニングトークを終えると、ステージに久保史緒里さんが登場する。
長屋さんと久保さんの中が深まった経緯を話し終わると、まず行われたコーナーは「反復横跳び対決」。
読んで字のごとく、長屋さんと久保さんが反復横跳びで対決し、回数が少なかった方が、罰ゲームとして、どこにも出したことの無い「自作パン」の写真を、会場限定で公開することになった。
しかし、長屋さんと久保さんの服装と、この後行われるライブに影響が出ると良くないため、まさかの会場に集まったリスナーで代理戦争を行うことに。
「長チーム」と「久保チーム」、男女比を考慮した上でそれぞれ3人を募り、それぞれの合計での勝負に。
長屋さん、久保さんそれぞれにアピールをし、ステージに6人のリスナーが上がった。
リスナー6人による代理戦争の結果、227対237で長チームが勝利。
久保さんの新作パンの写真が公開されたが、ここは会場に集まった方々限定にということで、名言は避けたい。
反復横跳び対決が終わったところで、サポートギターの佐々木"コジロー"貴之さんが登場し、長屋さんと久保さんによるデュエットが実現。
2人が選曲したのは、長屋さんが乃木坂46の楽曲の中で一番好きだという『きっかけ』。
長屋さんと久保さん、2人の歌声が重なると、今までには感じたことの無い凄さで、とても感動した。
場面転換の間には、長屋さんの高校の同級生である、女優の天野夏実さんが、このイベント限りの『天野夏実のオールナイトニッポン天』が放送。ステージ上のスクリーンには、ニッポン放送のスタジオで喋る天野さんの姿が映し出される。
最初のパートでは、長屋さんと小林壱誓さんの「顔合わせ」の場面を、同級生である天野さんが再現。
意外すぎる顔合わせの場面の再現に、会場からは、驚きとともに笑いが漏れ出る。
その後、天野夏実さんに対するメールが読まれたが、そのどれもが友人名義のものであり、聞いていて、そのラジオネームの凄さを実感させられた。
『天野夏実のオールナイトニッポン天』の最初のパートが終わると、再び長屋さんと久保さんがステージに登場。そして、そのタイミングで、もう一人のゲストであるハラミちゃんが登場した。
このイベントで初対面という久保さんとハラミちゃん。
少しよそよそしい雰囲気になるも、割とすぐに打ち解けられた様子。
この3人で行った企画は、以前この番組で行われていた名物コーナー「永久不滅の作り方~長屋晴子の友達の壁〜」。
このコーナーは、友達が少ないという長屋さんに対して、リスナーが自身のストロングポイントを送り、長屋さんの高すぎる友達の壁を突破するコーナーである。
3人とも「喋れる人見知り」であり、そして友達の壁が高いということで、突破への難易度は限りなく高かった。
実際、読まれた5通のうち、3通は突破できず。
4通目で、長屋さんの友達の壁を突破。5通目で、久保さんとハラミちゃんの友達の壁を突破し、以前の公開収録でもあった、友達の壁を破る演出も復活した。
初めてこれを体験した久保さんとハラミちゃんは「すごく気持ちいい」と、突破する気持ちよさを実感していた。
『天野夏実のオールナイトニッポン天』を挟み、「長屋晴子×ハラミちゃん 献立リクエストライブ」に移る。
開演前、長屋さんとハラミちゃんが披露する楽曲について、3つの選択肢が設けられた。
開場後、どの献立(=セットリスト)でライブをして欲しいかを、会場に集まったリスナーが投票。
その票の多さで、どの献立でライブが行われるというが、長屋さんとハラミちゃんは、投票結果の発表まで、どの献立を披露するかを知らず、ある意味サプライズライブのようなものである。
ステージ上で投票結果が発表され、「長!ハラミちゃん!コレやるの!?定食」に決定した。
献立の内容は、あの時あの空間にいた方々でのみ共有したいが、そのどれもが、会場を感動させるものばかりだった。
ハラミちゃんとの献立リクエストライブが終わった後、ステージ上に久保史緒里さんを呼び、感想トークに移った。
再び出演者が揃ったこのタイミングで、長屋さん×久保さん×ハラミちゃんの3人によるスペシャルライブが実現。
そこで披露したのは、久保さんが最初にテレビで見て感動したという、緑黄色社会の『Mela!』。
ハラミちゃんがピアノを弾き、そこに長屋さんと久保さんが歌で参加するという、これまでに無いスペシャルなライブとなった。
長屋さんに負けず劣らずのパワフルな歌声を響かせる久保さん。
2人の歌声が交わると、とんでもないパワーになり、ハラミちゃんの演奏も相まって、楽しませながらも、会場に集まったリスナーを圧巻とさせた。
『天野夏実のオールナイトニッポン天』での曲フリの後、ステージ上には、長屋さんと佐々木さんの2人が登場。
そこから、いきものがかりの『コイスルオトメ』、長屋さんの親友である鈴木愛理さんの『最強の推し!』、そして、この番組にゲストで出ており、長屋さんが好きだと言っていた、如月マロンさんの『いちごのショートケーキ』を披露。
このゾーンは、事前にリスナーからリクエストを募っており、そこから披露曲を決めた。
鈴木愛理さんの『最強の推し!』は、中の人もリクエストで送っており、流れた瞬間、リクエストを採用して頂いた感覚になった。
そして、ジェラードンのコント内に出てくるキャラクター・如月マロンさんの『いちごのショートケーキ』。
これをアコースティックバージョンでやること、そして、長屋さんがこれを歌うのはとても面白く、中の人はつい笑ってしまった。
このゾーンで、最もリクエストが多かった曲は、長屋さんもFIRST TAKEで参加した、SUPER BEAVERの『東京』。
渋谷龍太さんと二人で歌うのも勿論良いが、長屋さん一人で歌う『東京』は、これまでにない特別感があった。
長屋さんによるスペシャルバージョンを聞いて、この曲の歌詞にある「愛されていて欲しい人」とは、長屋さんであることを、中の人は強く実感することができた。
このゾーンの最後には、この番組のエンディングテーマである、吉澤嘉代子さんの『未成年の主張』を披露。
以前、吉澤嘉代子さんが番組にゲスト出演した際に、長屋さんと弾き語りで歌ったことがあるこの曲だが、長屋さんの優しくもパワフルな歌声で、このイベントの締めくくりに相応しいパフォーマンスになったと同時に、「もう終わってしまうのか」と、寂しい気持ちにもなった。
その後のMCにて、この会場に緑黄色社会のメンバー、そして天野さんがいることが明かされ、中の人が後ろを振り返ってみると、1.5階部分(?)には、peppeさん、小林壱誓さん、穴見真吾さん、そして天野夏実さんが手を振っている姿が。
見つけた瞬間、心から楽しんでいる様子が見られ、中の人までつい嬉しくなった。
その後、吉澤嘉代子さんの『未成年の主張』が流れる中、会場全体で記念撮影をし、出演陣が捌けると、このイベントは幕を下ろしたと同時に、2年間放送していた『緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポンX』は、あまりにも大きすぎる思い出と共に完結した。
おわりに
キャパ2000人という大きい会場で実現した"同窓会"。
大好きな番組のイベントということもあり、どのような感じになるか、とても楽しみでいた。
実際に幕が上がると、最初から最後まで「楽しい」が凝縮されたような、とても思い出に残るイベントになった。
そして、ハラミちゃんの演奏、長屋さんと久保さんの歌声は、会場に集まったリスナーを引きつけるには十分だった。
特に、披露した楽曲のほとんどがカバーだった長屋さん。
だからこそ、1人のボーカリストとしての凄さを実感することができたと同時に、今後どのようなパフォーマンスを魅せてくれるのか、楽しみにならざるを得なくなった。
長LIVE、そして、2年間続いた『緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポンX』が、これをもって完結してしまったことはとても残念だが、最後の最後に、とてつもなく素晴らしいものを見ることが出来た。
それと同時に、会場に集まったリスナーと、このような素敵なものを共有することができ、何もかもが「楽しい」で構成された、とても最高なイベントだった。
最後に、今回のライブを実現させたニッポン放送の皆様、今回のライブで会ってくださった方、そして、今回連番を受けてくれた友人には、この場を借りて深く感謝申し上げたい。
じゃ、また。
ヨイヤッサイ ヨイヤッサイ
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