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お家でお仕事をすること


今、お家でお仕事する人が増えていて、

これまで何十年も、
会社で、オフィスで、現場でしか働いてこなかった人が、
突然、家で働くことになっている。


ちなみに、
僕の所属する会社は在宅勤務じゃないから、
僕は会社に行って働いている。

だから、家で業務はしない。
でも、ボランティアで、
事務作業をたくさんする機会があって、
自宅に作業環境を整えている。

事務作業に限れば、会社より家の方が作業環境が充実しているとさえ思う。


僕だって、いつ「明日から自宅勤務です」
と言われるか分からない。

自分自身の振り返りも兼ねて、
お家でお仕事をすることについて、
記録しておきたい。

考えれば考えるほど、
職場はすごい。
家で働くと、職場がすごい力を持っていることに気が付く。

はたして、何がすごいのか?

一つ一つ書いていくと、
際限が無いくらいに色々な仕掛けがある。

ポイントを記すために、
朝の行動を物語として、
職場を語ってみる(笑)

朝起きてから職場に着くまで

朝、目が覚める。
僕はアラームをセットしている。

会社の始業時間をゴールに、
通勤時間といくらかの余裕をみて、
家から出る時間を決める。
さらに、朝の身支度の時間、
いつものルーティンを差し引けば、
起きるべき時間が算出される。


目覚めたら、瞑想をして、
まず布団を干す。
夜になってかえってくるまで、布団で寝るチャンスは訪れない。
だから、「あ〜布団でまた寝たいなあ〜」と、
睡眠を思い出すことはほとんどない。

次に服を着替える。
会社はスーツなので、スーツを着る。
これを着たら、もう寝転ぶことはできない。
だから二度寝の危機はここで去る

それから、顔を洗い、髭を剃る。
髪をとかして、
口腔ケアをする。歯を磨いて、舌苔を取り、口をゆすぐ。

人と会うのだから、
めんどくさいと思っても欠かすことはできない。

それから朝食をとる。
仕事中にご飯は食べられないから、
これが午前中、最後の食事の機会になる。

それから、弁当や水筒の準備をして、
予定された時間に家を出る。

会社の始業に間に合うためには、
必ず家を出なければいけない。


それから、家をでて、
自転車や電車で通勤をする。
電車に乗った時は、本を必ず開く。


会社についたら、
飲みものを入れて、
職場の方々に挨拶をしながら、
自分のデスクへ向かう。

席につけば、
仕事に丁度良いサイズの机と、
一日座っていても負担の少ない椅子、
2画面のディスプレイと、
業務に適した性能を持つPCが準備されている。

PCの電源を入れる。

今日やることは一応、前日に決めているので、
始業前の時間でLINEやFacebookの返信や、勉強をする。

始業のチャイムが鳴れば、
今日の予定を上司に報告する。

それが本日のノルマになる。


長くなるので、ここまでにしておくけれど、
これは、起床から8:30までのこと。

もし、僕が家で働くことになれば、
これを全て自分の自主性でもってして、
実行しなければいけない。ということになる。

「職場に行く」

その行為自体が、
時間を律し、身を整え、気持ちを切り替え、
あらゆる気が散る要素から離れる、
仕事のための儀式のようなもので。


だから、
家でお仕事をする前に、
本当は最初に考えるべきことは、
「何をするか?」ではなく、
「どうやってするか?」

モチベーション維持のための
綿密なステップを、
家の中とその周辺だけで、
どうやって構築するのか?

例え、優秀なマネージャーが
仕事を与えてくれても、
「思うように作業が進まない」
そんな可能性が大きい。


じゃあどうしたらいいのか。
色々あるとおもうけれど、
まずはいつもと同じことを、
ちゃんとやってみる、再現するのがいい。

自宅勤務になっても、
・着替える
・口腔ケアや身だしなみを整える
・朝食を食べる派なら後回しにせず
・通勤はないので、散歩してみる
・飲みものを用意する

作業をする部屋も、
・作業部屋に布団をおかない。
・部屋はちゃんと換気する。
・なるべく仕事に必要のないものをおかない。
・サイズのあった机や椅子を用意する。

仕事に向けた準備を習慣にして、
作業環境を整えることだけでも、
中々に骨が折れることだと思う。

僕自身、作業環境を整えていても、
誰かと会うことや期限に余裕のある
強制力のない作業をする日は、誘惑に負けることがある。

でも、これは一人で完結することなので、
少しずつやればちゃんとできるようになっていくはず。


しかし、一人ではどうにもならないことがある。
人との繋がり、コミュニケーション。

何気ない朝の挨拶や、
ちょっとした気遣い。
同僚の表情、ユーモア

「今日もがんばるぞっ!」
という職場の雰囲気があれば、
仕事をやる気にさせてくれる。

目に見えないけど、
気の交流が起こってて、
仕事モードにチェンジしていく感じがある。

起電力

家電製品が一番電力を使うのは、
電源を入れる時だそうで。

車のエンジンも、最初が一番エネルギーを使う。

習慣も、身につけるまでが大変。

同じように仕事も
はじめる時、自分にスイッチを入れる瞬間が、
一番エネルギーを必要する。

起電力=気伝力

一人では煮詰まってしまうものでも、
誰かに伝えようと思って、
口を開けば、途端にアイデアが降りることが、僕はよくある。

コミュニケーションによって、
気が伝わり、回りはじめる。
それが自分の起電力となっていく。

水でも電気でも、人のやる気でも、
出す先、与える先、届ける相手がいた方が、
ないよりもどんどんと出て来るもの。

行き先がないエネルギーは、行き詰まる。

守りたいものがあった方ががんばれる!
みたいのも、少し似ている。


でも、会社に行かないと、
働く意識の影響を与え合えうことは難しい。
良い習慣があっても、上手くいかないこともある、
そんな時、誰かとの交流があれば、イマイチな心持ちを振りきることができる。

家族との会話は、
心を和ませてくれるけど、
仕事モード突入!になるイメージはわかない。


職場で、オンラインの仕事環境が、
整っている人は、
モチベーションを維持する仕組みが
会社から提供されているかもしれないけれど、
当然、そうでない人もいる。


そこで、朝の時間、
起電力を必要とするタイミングだけでも、

Zoomで、Webコワーキングスペースを作って、
交流させる場を持つことができないかなあ。
と考えていて、Web朝活みたいなものが出来たらいいなと思う。

エネルギーを生み出す場所。

そこで、個々が得意なことなど、
情報を共有できたら、
起電力だけには収まらない相乗効果が
生まれるかもしれない。

もちろん、懸念もあって、
やってみて分かることは多いはず。

とはいえ、これは一人ではできないから、

やってみたいなあという方がいたら、
コメント、メッセージください。

需要があれば、試してもいいなあ。
とゆる〜く考えてます。

追伸①
・最後らへんの文章、4/16 8:26に修正しました
・メッセージがきて、学校の時間割みたいにできたらいいですね!
という意見がありました!

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