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神は細部に宿る

 おじさん叩きの記事を読んで・・・

書いてあることは分かるんだけれども・・・

早い話、「何らかのカテゴリに当てはめて批判する」という構図は、マクロであってミクロではないわけです。

当然、ミクロの点で見ていくと、マクロでは見えなかったものが見えてきます。

「おじさん」という「森」を見て、あ~だこ~だと言うわけですが、一歩、森の中に入り、一本一本の「木」を見ていくと・・・
様々な「おじさん」に出会えます。

だから、一概には否定できない。

世代の特徴として、あるいは、性別込み年齢層の特徴として、「おじさん」というカテゴリがあり、その特徴が叩かれている。

非常にシンプルなお話でして、

  • ゆとり世代・・・打たれ弱く、横並び主義。

  • さとり世代・・・コスパ重視、挑戦意欲が低く安定重視。

  • Z世代・・・承認欲求が強い。社会貢献を好む。

という傾向があるとされています。
これもマクロのお話であり、同じ世代すべてに当てはまるわけではありません。

全体的な特徴としては、まあまあ頷けるなあと思います。
マーケティングとかで大雑把に年齢別の客層設定を行なうとかであれば、こういうカテゴリ分けで十分だと思います。

個人個人の付き合い、ビジネス・プライベートで、これを丸々当てはめるとえらいことになるかなあ、と思います。

で、これもマクロのお話になりますが、

若い世代ほど、デジタル・ネイティブです。
情報収集能力に秀でていると言えます。

私の考え方は、

長所は短所であり、短所は長所である

というものです。
デジタル・ネイティブというのは、情報過多を意味します。
経験が浅く、真偽を見極めるだけの見識が備わっていない。

その結果、情報に流されやすい、という特徴があるかな、と。

ネットを見ていて思うのは、ウワ~~っと何かの意見に群がる。
そして、その意見が破綻すると、一斉に叩き始める。
匿名性を最大限利用しているんですよね。
今までは信者なみに全面賛成していた人が、何かが破綻した瞬間、鬼の首を取ったかの如く猛烈な非難を開始する。

恐ろしい時代になったな

と思います。
もちろん、上記のお話は、マクロとしてのお話で、ミクロ(個々人)では全然違ってきます。

匿名性が担保された群衆体

であれば、そういう特徴が出ているなあと思うぐらいです。
それは、「おじさん」も同じことです。

世代の特徴として、そう見られやすいんだなあと自戒の念を込めてみておりまして、特に叩かれているという意識では見ていないんですよね。
多分、おじさんという群衆体と自分という個体とを切り分けて受け止めているからなのだと思います。

なお、

イラストは「木を見て森を見ず」マクロ視点は大事です。
タイトルは「神は細部に宿る」ミクロ視点を疎かに出来ない。

という両方をバランスよく兼ね備える重要性を狙ってみたものです。
(分かりにくいと思ったので、説明入れるところが、おじさんだよなあw)

私の記事も、マクロとミクロを切り分けて、お読みいただければ、腑に落ちやすいんじゃないかな~っと思います。

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。