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見てみたい監督・コーチ

 阪神の新監督に岡田彰布氏が就任決定となりました。
実績的にも妥当な線かな、と思うのですが・・・

個人的には、掛布氏に監督やヘッドコーチをやってもらいたかったです。

ミスタータイガースと呼ばれ、小柄な体でホームランを打つ打撃技術の高さは、圧巻でした。
掛布氏の不運は、田渕氏の抜けた後、主砲としての重責を背負わなければいけなくなったことです。
体格的に掛布氏は、イチローのような中距離ヒッターで活躍すべき選手でした。
無理矢理にホームランを狙うバッティングスタイルを取ったため、腰への負担が増加、選手生命を縮める結果になりました。

選手としての実績が高い掛布氏が監督になれていない理由。
色々と取沙汰されていますが・・・

やはり、圧倒的な理由としては、久万くまオーナーとの確執でしょう。
1987年に酒気帯び運転で事故を起こした掛布氏をこき下ろし、”絶対に監督にさせない” と宣言してしまっています。
現代でこそ酒気帯び運転の厳罰化、意識の高まりは凄いものがありますが、1987年当時では、酒気帯びは社会的に大目に見られる風潮がありました。
まあ、事故後に、「阪神の掛布やぞ! 」と凄んだらしいので、その辺は当時でも問題視されたわけですが・・・

ただ、掛布氏自身、酒癖が悪いという欠点があります。
また、職人気質なのでトップに座るのは向いていない可能性もあります。
他には、借金問題もあるとされていますが・・・
その始まりは、自身が愛用していたバットメーカーである美津和タイガーの経営破綻がきっかけなので、私としては同情的です。
そこの職人さんの勤め口として、”スポーツハウス・フィールド31”をつくったり、人件費捻出のためお好み焼き屋”ほっとこーなー”をつくったんですよね。
でも、掛布氏は、野球選手ではあるが経営者という点では不十分だったんでしょうね。
多額の借金を抱え込むようになってしまいました。

孤高を貫き、チーム内に味方の少なかった掛布氏。
それ故に監督への道が閉ざされつつあるのは残念だなあと思っています。

バッティングに関する知見の高さは折り紙付きですし、江川卓氏ももったいないと思う一人です。

個人的には、

江川卓氏・掛布雅之氏の監督・コーチでの起用

を見てみたいなあ、と思っています。

他には、桑田真澄氏・清原和博氏のコンビでの監督・コーチとか。

松井秀喜氏やイチロー氏も見てみたい人物になります。

実現する可能性はどれぐらいあるんでしょうねえ?


しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。