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金融所得課税

 いったんは引っ込めた金融所得課税ですが、社会保険料をかける方向で動き出しました。

まあ、こんなもんでしょう。

補選も全敗しましたが、それ以前に政治資金問題でポスト岸田の芽を徹底的に叩き潰したことが功を奏しています。

以前・・・

という記事を書きましたが、岸田自身がまったくのお咎めなし、自身でけじめもつけない、という判断を下したことから・・・

増税メガネの増税路線を支持する勢力がいる

ということがハッキリクッキリしてきました。
そういった連中に自民党幹部たちは簡単に足元をすくわれているのでこちらもお粗末極まりないな、と思います。

国民の意思表示である補選の惨敗も馬耳東風と受け流すでしょうから・・・
次は、秋の総裁選ですか・・・
ここは、国民の総意が出てくるところではなく、あくまでも自民党内だけのおはなしになるわけですが・・・
ポスト岸田が出せない可能性もあります。
ここまでガタガタになってしまうとね。。。

国民の審判として

  • 2025年「夏」の参議院選挙(定数の半分)

  • 2025年「秋」の衆議院選挙(解散しなかった場合)

が控えています。
野党サイドとすれば、数十年ぶりの政権交代が狙える選挙になるでしょう。

しかしながら・・・準備不足が目立ちますね。
政策を練っているところとしては立憲民主党なのですが・・・
国防に関する欄が空白に近く、中国のきな臭い動きに対抗できるのか? 非常に不安です。
※)まあ、自民党も不安要素が多いのですが・・・

あとは財政ですね。
与党同様に「金融・財政・経済」を知らない。

弱弱しさ、稚拙さを感じるものの、面白さがあるのは参政党でしょうか。
上手くすれば化ける可能性は感じます。

維新は・・・襟を正すべき時期に来たと言えるでしょう。
甘さ、傲岸さが出てきているのですが、自浄作用が機能していない。
文字通り第二の自民党になりつつあり、支持を失っていく可能性があります。
それに、来年の選挙時期と万博の開催時期が重なります。
万博が盛況であれば追い風に、不評であれば逆風になります。
現状、追い風になる要素は見当たらず・・・
※)とはいえイベント好きの日本人ですから開催すれば開催したで多少なりとも反響はあると思いますけどね・・・

さて・・・残り一年程度。
与党も野党も正念場に入ったと思います。

自民党としては解散総選挙に打って出るのが難しい。
とはいえ、野党も全然準備が出来ていない。
政権奪取の方策はあるにはあるし、与党が巻き返しを図る策もある。

が・・・どちらも、その方策に気付いていないようだし・・・

またも政局は混とんとするのかなあ・・・
そのとばっちりは一般国民が背負わされるんでしょうね。
なんともはや・・・

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。