邪馬台国の謎(9)
朝鮮半島南岸の狗邪韓国からは、海路となる。
千里余りで対海国に至る。
そこの長官は、卑狗という。
副官は、卑奴母離という。
海に浮かぶ絶島(孤立した島)であり、四百里四方の大きさである。
土地は山がちで険しく、深い林が多い。
道は、獣道程度の幅しかない。
千戸余りの住民がいる。
島には、良田がなく、海産物を取って自活しているが、船に乗って南北の市に行き、不足分を賄っている。
対海国から、また南に千里余り海を渡ることになる。
この海を名づけて瀚海という。
一大国に至る。
ここの