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【英語で○○体験プロジェクト】身体と意味とつなぐ

こんにちは。英語講師の馬上千恵です。札幌市で伝わる英語で社会に貢献したい、仕事をつくりたい方をサポートしています。

10月末に北海道函館市にある垣ノ島遺跡で「インバウンド人材養成講座」を行いました。垣ノ島遺跡は今年世界文化遺産にも登録された北海道・北東北の縄文遺跡群の一つです。

その素晴らしい場所で「発掘体験を通して英語を学び」「海外の人が来た時にお手伝いができる」ことを目指し、以下の内容で講座を行いました。

① 実際に発掘体験しながら英語講座。解説員の方の説明に合わせて、「移植ごて」や「手みの」などの各道具を英語でどんなふうに言うのかを確認しました。さらに「土を削る」「土をはく」など、実際の動作をしていただきながら英語の単語を発声練習。見つかった遺物(本物の土器などだそうです!)も英語でどう表現するのか考えながら進めます。
② 教室に戻って、「発掘に関する英単語やフレーズ」を復習。さらには「わかりやすく英語で手順を説明するコツ」を学びます。様々なトレーニングを繰り返すことで、英語が口からスムーズに出るようにします。
③ また発掘体験現場に戻り、実際の道具を使って、ペアになり、一人が海外の人役、一人が解説員役になってロールプレー。「英語のみ」で手順を伝えることにチャレンジ!

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ポイントは、「実際に英語で伝える」ということ。これ、なかなか普通のレッスンではできていないんです。

通常の教室でのレッスンは覚えているフレーズや文章をただ繰り返すことが多く、「自分ごと」から少し遠い感じなります。伝えるというより「正確に習ったことをいう」という感じになりがちですが、「体験を通して英語を使う」と実際に、一生懸命伝えて、動いてもらうために英語で話します。

参加者の方からも「教室だと「正しい英語」(とやら)を喋ろうとするけれど、現場に行くと「とにかく伝えなきゃ」って気にさせられますね!」というご感想もいただきました。

そう、

「ああ、こういう時にこういえばいいんだ!伝わるんだ!」

と実感できるのです。

そう、体と英語と心がつながる瞬間です。体の動作と英単語、フレーズが経験をとおして結びつきます。

また教室を離れて行うことで、普段よりリラックスする効果もあるようです。

この講座では、「オリジナル英語テキスト」「単語リスト」「フレーズリスト」を作成、使用しました。事前に発掘体験を経験し、手順をきちんと理解したうえでの作成です。さらに、できるだけ「シンプル」で「わかりやすい」英語を使用するようにし、ネイティブチェックも1か国ではなく、数か国の方にお願いしました。

私はこうした「経験(体験)を通して英語を学ぶ:英語で○○講座」を全道、全国で広げたいと思っております。

例えば私は今から15年くらい前から「英語で森林さんぽ」という森を歩き、木と触れ合いながら英語を学ぶ講座を続けてきました。各地で行い、ひそかに人気のある講座の一つです。

こんなふうに体験であれば「ネイチャーウォーク」や「お料理教室」、「クラフトづくり」も英語も学べる講座にすることができます。

そう、今までインバウンド向けに行っていた体験を日本人向けの「英語教育プログラム」にすることもできるのです!教育旅行へもPRできるようになります。

「英語で○○体験」、みなさんの講座や体験アクティビティに取り入れませんか?内容やテキストは使う方の英語レベルに合わせてカスタマイズで作成します。基本は中学英語に必要な単語を加えます。

ご要望、分量、ご予算伺いながら(もちろんモニター価格で)お見積りさせていただきます。

ご興味ある方は以下のページからお気軽にてご連絡ください。



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