続・ダサいの証明
いまでもアクセスされ続けている『ダサいの証明』という記事がある。
これについて考えていたら、HIDE -change the world-さんの『「ダサい」を考える』という記事にそのヒントというか、答えのようなものが載っていた。
それは何なのかというと、
「同じ集団に属する身として、恥ずかしい」
というものだった。
なるほど、それでFacebookがクールなものからダサいものに変わったり、Suchmosがオシャレなものからダサいものに変わってしまったんだね。
そう考えると、クロックスも、若者以外の層にばーっと広がってから、オシャレなものじゃなくなった気がする。
私が初めてクロックスを(はいている人を)見たのは2006年だったが、当時は若者しかはいていなかった。たしか、もっと上の年齢層からダサいと言われていた。
それが今では、オフィスでも役所でも使われている。
それによって「クロックスをはいている集団」のイメージが「若者たち」から「おじさん・おばさん」も含まれるようになってダサくなったのかな。
HIDEさんの記事をさらに深読みすると、
「おなじ集団に属する身として、誇らしい」
と思わせるような商品はヒットし続けるかもしれない。たとえばMacbookとか。
Macbookも、きっと誰もが当たり前に持つようなアイテムになったらダサいものに変わってしまうのだろうな。
ちなみにタイトル画像は「30代のイメージ」という題名のものだった。そこには「おじさん」「ださい」というタグが付けられていた。
33歳の私はこのイラストの人とおなじ集団に属している。もしこの画像の人と私の印象がおなじだとしたら、たしかにすごく恥ずかしい。