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全階層向けヒューマン・アセスメント

事業環境の変化が激しい昨今、自組織人材の的確な能力把握、能力開発、有効活用が、組織の成長にとってますます重要になっています。

MSCのヒューマン・アセスメントは、個人の能力や資質が目標職務においてどのように発揮されるかを、多面的・客観的に評価するプログラムです。参加者に、行動科学に基づいて設計された数種類のシミュレーション(演習課題)に取り組んでいただき、一定の行動観察技法に基づいて、アセッサー(評価者)が一人ひとりの能力診断を行います。

診断結果は統合・分析して、タレント・マネジメントにおける選抜・育成・診断データとして有効活用できます。

1.このような問題に直面していませんか?

・ 昇進・昇格が現場重視になっているため、資格と能力が一致しない。
・ 自社の人的資源がどれほどあるのかつかめない。
・ 過去や職場の実績のみに頼った登用になっている。
・ 人材の一元管理ができていないため、戦略的な人事・人材開発システムが組めない。
・ 昇進・昇格試験に際して客観的な指標がないため、不満が出やすい。
・ 職場における評価にばらつきがあり、評価の公平性が得られない。

2.アセスメントの目的

S型:Selection
優秀な人材を選抜・発掘する
昇進・昇格、サクセッションプランなどの評価に最適です

D型:Development
能力開発・育成課題を明確にする
管理職育成、次世代リーダー育成などの評価に最適です

I型:Inventory
人材ポートフォリオを可視化する
全管理職・保有人材の能力傾向などの把握に最適です

3.ヒューマン・アセスメントの特徴

アセスメントのパイオニアとして、50年以上の経験と実績からその効果が立証されたサービスです。クライアント企業、研究機関との共同実証調査により、品質の検証と向上に取り組み、最新のサービスを提供しています。

年間350社以上に導入され、延べ80万人以上が受講した、国内最大級の人材アセスメントデータベースを活用したサービスを提供します。

4.アセスメントの3要素

・ディメンション(評定項目)
組織の中で目標職務を達成するために必要とされる能力要件のことです。組織が求める人材像に合わせて設計します。

・シミュレーション(演習課題)
目標職務を体験するために、行動科学に基づいて設計された演習課題のことです。「対個人状況」「対集団状況」「個人意思決定」など様々なシチュエーションの演習が、目標職務に応じた難易度別に幅広く用意されています。

・アセッサー(評価者)
参加者の演習行動を観察・評価する評価者のことです。MSCでは特別な訓練を受けたアセッサーを派遣し、参加者の行動や態度を多面的に観察・記録し、評定を行います。

5.ヒューマン・アセスメントの活用例

・ 経営幹部・管理職候補者の選定:
企業が求める要件を備えた人物がいるか選定します。客観的な評価は従業員個人の強み・弱みの把握にも役立つため、主体的な成長も望めます。

・ 人材配置の最適化:
企業や本人も把握していなかった潜在的な性格や能力を発掘し、それらを活かすことで、企業にも従業員にもプラスになる人材配置を行うことが可能となります。迅速に新規プロジェクトや部署を立ち上げなければならない場合も、適切な人材を選出できます。

・ 採用のミスマッチ防止:
選考過程で客観的な評価を取り入れることで、企業が求める人材を獲得しやすく、ミスマッチ防止に役立てることができます。

6.ヒューマン・アセスメントの導入・実施プロセス

・リサーチ&プランニング
人事関連情報の把握や経営・人事部門関係者へのインタビューを通じ、全体計画を立案します。

・プログラムデザイン
ディメンション(評定項目)とシミュレーション(演習課題)を設定し、カリキュラムを作成します。

・アセスメント実施
参加者のシミュレーション体験行動を観察し、評価を行います。

・データ統合とレポーティング
データ統合会議を実施し、評価結果の統合を行います。その後、フィードバック・レポートの作成を行います。

・フィードバック
データ分析結果を、参加者や組織にフィードバックします。

・結果の活用
アセスメント結果を、昇進・昇格、選抜や能力開発、サクセッションプランなどに活用します。

7.使用される代表的なシミュレーション

・インバスケット演習→意思決定場面
ステークホルダー(上司、部下、顧客など)からの依頼事項に対して、メールで返信する場面を模した演習

・グループ討議演習→会議場面
与えられたビジネス課題に対して、他の受講者と議論する場面を模した演習

・面接演習→1対1場面
相手(上司、部下、顧客など)との間に発生している課題を解決するために、1対1で会話する場面を模した演習

・分析・発表演習→分析場面・発表場面
組織(部門、課、チーム等)の長として、組織のビジョンや戦略を立案する場面を模した演習。また、立案後に組織のメンバーにプレゼンテーションを行う場面を模した演習

8.リモート・ヒューマン・アセスメントと対面式ヒューマン・アセスメントの違い

・ 対面式ヒューマン・アセスメントと同様のディメンション(評定項目) 
 で観察・評定することが可能です。

ただし、オンラインツールを通じた行動発揮の観察・評定となるため、対面式と比較して観察しにくい行動があります。

・ 参加者の日常業務がリモート中心の場合、リモート・ヒューマン・
 アセスメントは、より現実に即した行動観察・評定が可能です。

9.アセスメント詳細

対象者 一般社員から経営幹部まで
標準所要時間 2日~3日

会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円 (令和 2年12月31日)
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント


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