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マネジメントサービスセンターMSCの人材アセスメントコラム

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こちらのマガジンはマネジメントサービスセンター(MSC)の人材アセスメントに関するコラムになります。MSCが様々な人材アセスメントソリューションサービス、リーダーシップ開発・アセ… もっと読む
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記事一覧

なぜエグゼクティブ(経営幹部)への移行は失敗し続けるのか

1.大規模なグローバル調査から明らかになったエグゼクティブが失敗する理由エグゼクティブの交代は、なぜ失敗することが多いのでしょうか?失敗する企業と成功率の高い企業との違いが、このたび、調査によって明らかになりました。 MSC/DDIの「グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト」で最近リリースされた「リーダーシップ・トランジション・レポート2021~新しい職位への移行期に伴う課題~」によると、社内で昇進したエグゼクティブのうち、35%が失敗とみなされています。外部から採用さ

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次世代リーダーを発掘し育成する方法とは~リーダーとしてのポテンシャルを見極め、育成を成功させるには~

1.将来のリーダーを育成する計画の欠如先日私は、ある企業の経営陣がビジネスの優先事項を話し合うセッションの進行役を務めた際、「貴社が直面しているビジネス上の重要な課題は何か」と尋ねました。その結果、18の優先課題が挙げられましたが、その多くがリーダーの育成に関するものでした。では、その中に含まれなかった課題は何だったでしょうか?その企業は、次世代を担うリーダーを発掘して育成するための戦略が欠如しているうえ、それを行うことがビジネスの優先事項にも挙げられていませんでした。 次

燃え尽き症候群文化を理解する~リーダーが職場のストレスを軽減するための10の方法

過労は職場の知られたくない事実です。誰もが経験していることですが、それについて誰も話したがりません。ここでは職場に蔓延する燃え尽き症候群文化を減らすための10の方法について、解説します。 職場のストレスが多いほど、燃え尽き症候群文化を生み出すリスクのある企業は増えます。そして、現在、ストレスレベルは最大に達しています。新型コロナウイルス感染症の大流行により、多くの企業がビジネスモデルの抜本的な変革を余儀なくされ、より少ない労働力で業務を行っているうえに、政治、育児問題、家庭

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経営幹部が人材に関する効果的な議論をするためには

1.「人材の獲得と定着」は世界中の経営幹部が直面する喫緊の課題「確かに、今は例年よりも離職率が高くなっており、私たちは大きな打撃を受けています。第1四半期には、前途有望な社員が何人も退職しました。重要な人材が流出しており、その補充ができない状況です。いったいどうしたらよいのでしょうか?」 このことは「大退職(Great Resignation)」と呼ばれる今、まさに離職に悩む人事担当者からよく聞かれることです。経営幹部が人材に関する効果的な議論を行っていないことが多く、深刻な

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フィードバック文化を醸成する方法

1.リーダーシップ行動に基づく測定可能な方法とは~効果的なフィードバック文化を醸成するにはどうすればよいでしょうか? また、どのようにリーダーシップ開発のROI(投資利益率)を測定することができるでしょうか? 職場におけるフィードバック文化の醸成に関する話題をよく耳にしますが、それには理由があります。フィードバックを求める人が多いということだけでなく、人は仕事で成功し、昇進していくためにはフィードバックが必要だからです。 フィードバック文化の醸成の仕方やその秘訣に関する下

効果的な行動面接の質問を理解する

1.なぜ最適な採用決定を行うために行動面接が重要なのか行動面接の質問は効果的でないという意見があります。行動面接は、採用の可否を決定するための情報を収集するのに最も有効、かつ根拠に基づいた方法であり、重要な要素であるにもかかわらず、それを使うことを好まない人もいます。私は何百人ものリーダーに行動面接スキルのトレーニングを提供してきましたが、その際「これではプロセスが多すぎる」「私は人を見抜く力があるので、このようなものは必要ない」「まるで台本のようだ」といった否定的な意見をた

採用プロセスにおける暗黙のバイアスを克服する方法

採用は、限られた情報に基づいて人を素早く判断する、非常に主観的なプロセスです。しかし、採用時に発生する暗黙のバイアスは軽減させることができます。このコラムでは、採用プロセスにおける暗黙のバイアスを克服する方法と、それを減らすことにより得られるメリットをご紹介します。 1.採用時の暗黙のバイアスとは暗黙の、あるいは無意識のバイアスは、脳が人や状況を素早く判断したり評価したりするときに起こります。そして、良い意味でも悪い意味でも、私たちの態度や行動に、日々影響を与えています。人

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リーダーにアセスメントを行う理由とは

「リーダーにアセスメントを行うことには、どのような理由があるのでしょうか?」 これは、私たちがよく受ける質問です。多くの企業において、重要な意思決定をする際、データを基に行っているはずです。それなのに、なぜリーダーに関しては同じことを行わないのでしょうか? リーダーを選抜し育成を行っていく際、その根拠となるデータを使用せずに進めることは、人材投資において多額の損失を被るリスクがあります。しかし、多くの企業は、リーダーの選抜や育成のプロセスで、データを使用することを考えてい

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コンピテンシーモデルを再構築する前にすべきこと

ここ最近、お客様から「自社のコンピテンシーモデルを改訂したいが、どのようにしたらよいのかわからない」というご相談をよくいただきます。 例えば先日、世界的な製薬会社のCHROと、既存の従業員のニーズをより満たすために、彼らのリーダーシップの要件をどのように変えていくかについて、電話で議論しました。スキルのあるリーダーはいるものの、あらゆる事が変わるタイミングだと感じていたようです。 彼女は「今は最悪の状況です。皆、自分の身の安全や家族の事が心配で、自宅からリモート勤務をして

初級・中級管理職に不可欠なコンピテンシーを特定する方法

1.リーダーに求められる最も重要な資質を行動レベルにまで落とし込むには?良い上司になるためには何が必要でしょうか?これは、自社の文化やビジネス状況において「優れたリーダーシップとは何か」を定義しようとしているお客様からよく聞かれる質問です。彼らは初級・中級管理職に不可欠なコンピテンシーを定義しようとしますが、自社のリーダーに求められる資質は非常に多く、これは想像以上に難しいと気づくのです。では、リーダーに求められる最も重要な資質を行動レベルにまで落とし込むには、どうすればよい

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ビジネス・ドライバーとは~変化の時代に勝ち抜く、人事戦略のあり方〜人材戦略を事業戦略に整合させる方法

1.変化の激しい時代に生き残るためにVUCA時代といわれて久しいですが、今年の新型コロナウイルスに関する一連の出来事は、まさに「変動性・不確実性・複雑性・曖昧性」について、身をもって体験することになりました。日本のビジネス環境も大きく変化し、テレワークやリモート会議は新たな常識になりつつあります。多くのビジネスパーソンは、新しいビジネス環境に適応するため、戸惑いながらも必死に試行錯誤を繰り返しています。 強い企業や組織の特徴は、予想もしていなかった変化に柔軟に対応できること

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経験から学ぶ「経験学習モデル」とは~経験から学ぶための4つのポイント

1.成長には何が必要?我々が成長していくには何が必要でしょうか? 優れたマネジャーの経験を長年調査してきた米国の研究所によれば、成人における学びの7割は仕事経験から、2割は他者の観察やアドバイスから、1割が本を読んだり研修を受けたりすることから得られていることが分かりました。 しかし、同じような仕事経験を積んでいるにもかかわらず、成長できる人とそうでない人がいます。 どうしてでしょうか? それは、「経験から学ぶ力」の違いによるものです。 2.経験から学ぶ「経験学習モ

職場における性格診断の活用法:9つの心得

1.職場で性格診断を適切に使う方法とは人事が性格診断の使い方を誤ると、裏目に出ることがあります。だからといって、職場で性格診断を適切に使う方法を学べないというわけではありません。 HBO MaxとCNNが公開した性格診断に関するドキュメンタリーをご覧になった方は、驚いたかもしれません。そこでは性格診断の負の側面が描かれていましたが、正確な実態ではありません。 その番組では性格診断の衝撃的な側面を取り上げています。しかし、調査に基づくアプローチをとっておらず、職場で責任をも

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ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)~ダイバーシティを阻害する5つの要因とは?

1.背景・問題意識日本におけるダイバーシティへの取り組みは、一部の先進企業を除くと 2000 年ごろから少しずつスタート してきました。現在、何らかの取り組みをしている企業は全体の半数に及んでいますが、そのうちの半数が 2016 年以降に活動を始めたばかりということで、「まだこれから」と感じている組織も多いのではないでし ょうか。 現在、何らかの取り組みをしている組織に「どのようなことに取り組んでいるか」と質問したところ、上位 の回答は、1)女性活躍推進(82.1%)、2)

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