好きな曲とか ボカロ編

曲を作るのに疲れちゃったので好きな曲を振り返って、いい曲パワーに癒されようと思います。

せっかく自分がボカロの曲を作っているので、ボカロの曲限定で。

昔よく聴いていた曲たち

めめめめめ / ちんたら

(`□´)めっ!!!!

イントロから変な拍子。ピアノとドラムかっこよすぎでイントロからどハマりした記憶。

そのまま四分音符のメロの1A。と思いきや1b~1サビでは打って変わってザ・日本の歌謡曲っぽいカコイイメロの連発。
2A後間奏のキーボードもボカロらしくて好き。
ラスト転調してバーっとなってそのままスパッとオワ。

背景の写真も相まってステキな雰囲気と、予想できない展開がとにかく楽しい一曲。

…音感が悲しいほどないのでこんな感じのフワフワした感想になります(TT)

けど聴いていた当時よりは聴くポイントも変わっていて楽しい。

すろぉもぉしょん / ピノキオピー

当時ボカロ聴いていた人だったらみんな聴いていると思うけどやっぱり好きなのでピックアップ。CDレンタルするのが待ちきれなくてiTunesストアでポチった思い出。

歌詞が神。聴いてたら泣けてきた。僕が講釈を垂れるのも無粋なので、はじめましての人はぜひ聴いてみてください。

ヒビカセ / ギガ,れをる

カコイイ。

初めてガッツリ聴いたエレクトロ × ポップがギガPだったので今でもこのくらいのポップさとゴリゴリさのバランスが一番好き。

レッド・パージ / P.I.N.A

変な曲。

爆発する四つ打ちに三味線みたいな音のリフ、たまにヤバイ度数でのってくるバイオリン、、、サビでうーうーいってるコーラス、、、変な曲だけど超ポップ。

ちなみに僕はこの曲に感化されて、おそらく歌詞の元ネタである高橋和巳の『我が解体』を読んでいたイタイ奴でした…。

全共闘時代の暴動の真只中で、学生運動を抑えつける教授側の人間でありながら、文学部の教授として学生の側に立ち、学生と大学間の衝突を意味のある議論に昇華させようと奮闘する…的な。議論はともかくとしてその真摯な姿勢が、人間的に尊敬できる内容です。

ボカロP始めてからよく聴いてる曲たち

Twitterやってたら出会えた曲たち。大半が砂粒さんのツイート経由で知ったような気がする。感謝。

a l m o s t b u t n o t / 是是乃

マジで大好き。

是是乃さんの曲は進行もメロディも好きだし、ベースの動きが滑らかでとても心地よい。kingyoさんの音使いも美しい。

いけないのは嘘をついて逃げることだ

のところ、これほど完璧なメロディと歌詞のハマり方ない。

亡霊メタファー / モグラ兄弟

質感が素敵。

シューゲイザーとボカロの歌声って合いますよね。GUMIのメロウな歌声がマイブラのビリンダの歌声を彷彿とさせます。

aquabug - GINKGO

aquabugさんの学生の視点で描かれる詞が秀逸で、聴いていると自然と胸が締めつけられる…。

疾走するドラムンベースに、洗練されたシンセの音の数々と、OK bassさんのベース、、、良すぎる。ラスサビのベースラインとか特に泣ける。

映像も曲と相まって綺麗。

この曲にハマった人はアルバム『あの頃 ぼくらは』もオススメです。

aquabugさんの曲はどの曲もすごく洗練されていて、完成されたスタイルがあるようでいて、曲ごとに違った楽しみがあって、新しい曲を聴くのが楽しみなボカロPです。

おわり

他にも好きな曲たくさんあるけど書ききれね〜。

改めて聴くとやっぱりボカロはジャンルレスなところが良いですね。

このごちゃ混ぜな感じは、本人たちは決して意識して混ぜようとしているのではなくて、「かっこいいものを作ろうとした結果こうなりました」みたいな匂いがして好きです。

最近ではボカロの曲自体は聴く機会が減ってしまったけど、その後いろいろな音楽を聴き漁るようになって、

音楽作りたい→バンド組もう!

じゃなくて

音楽作りたい→ボカロ買お!

となったのは紛れもなく昔から聴いていた曲たちのおかげなので感慨深い。

おかげで自由気ままに曲を作ることができています。ボカロ万歳。クリプトン万歳。生きとし生ける全てのボーカロイドプロデューサー万歳。


あんまり関係ない小言を書くと、Twitterみてると数字みて病んでる人が多い界隈なので、再生数とか気にしないで曲を作って欲しいなと思ったり、、、それが難しいんですけどね。

少なくとも僕にとってはこの記事で取り上げた曲たちは、次にYouTubeの自動再生で流れてきたヨルシカやYOASOBIの曲と同じくらいいい曲なのに再生回数が全然違くて、うーん数字って嘘つくんだな、、、と思いました。みんな将来めちゃくちゃ人気出て欲しい。

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