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【MotoGP Rd.10 イギリスGP🇬🇧スプリントレースハイライト🏍💨】

10周で行われたスプリントレース、戦いを制したのはエネア・バスティアニーニ🇮🇹(Ducati)。なんと初のスプリントレース優勝となりました。
2位には初タイトルを狙うマルティン🇪🇸(Pramac/Ducati)、3位には今季一杯での引退を表明しているA.エスパルガロ🇪🇸(Aprilia)が入りました。

レースはスタートでマルティンが見事な蹴り出しで2列目4番手からトップへ浮上。チャンピオンシップリード奪還に向けてまずは上々のスタートを決めます。

一方で後方ではモルビデリ🇮🇹(Pramac/Ducati)とベッツェッキ🇮🇹(VR46/Ducati)が接触し2台とも激しく転倒する姿が。スタート直後の混戦の中で2人とも転倒だけで済んだのは幸いです。
この転倒についてはコントロールを失って原因を作ったモルビデリに対して次戦でダブルロングラップペナルティが課せられることになりました。

上位陣は戦いが一旦落ち着くも中段では非常に激しい戦い。2周目にはアコスタ🇪🇸(GASGAS Tech3/KTM)とビンダー🇿🇦(KTM)が接触しアコスタのフロントカウルが破損し激しく飛び散ります。

バスティアニーニは4周目、徐々にマルティンの背中を追い詰めていきます。Gresini時代のような飛ぶような走りを久々に発揮です。

一方でポイントリーダーのバニャイヤ🇮🇹(Ducati)は3番手のA.エスパルガロを追いかけていましたが5周目にまさかの転倒!スプリントレースとはいえ、痛いノーポイントとなってしまいました。

一方のバスティアニーニは6周目、ついにマルティンに仕掛けトップへ浮上します。マルティンは真後ろにA.エスパルガロも迫っておりそちらのディフェンスもしつつの難しい戦いを強いられます。

レースは残り3周、今度は4番手を走行するM.マルケス🇪🇸(Gresini/Ducati)が転倒。立て直してレースに復帰するもののポイントを失う形となりました。

優勝争いは最終的にバスティアニーニがマルティンに対し1秒ものギャップを築いてトップチェッカー。
日本勢はYAMAHAのクアルタラロ🇫🇷が11位、ワイルドカード参戦のガードナー🇦🇺が18位。HONDA勢はザルコ🇫🇷(LCR)14位、マリーニ🇮🇹(Repsol)15位、ミル🇪🇸(Repsol)16位、中上🇯🇵(LCR)17位という結果になりました。

この結果により、まだ決勝レースを残してはいるもののバニャイヤとマルティンのポイント差は僅か1ptにまで迫りました。
決勝では逆転となるのか、それともバニャイヤが先にチェッカーを受けて引き離すのか?一体どんな戦いになっていくのか、目が離せません!

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