【MotoGP Rd.18 タイGP🇹🇭スプリントレースハイライト🏍💨】
13周に渡った激しいバトルのスプリントレース。戦いを制したのはエネア・バスティアニーニ🇮🇹(Ducati)。オープニングラップでトップに立つとその後は後続を1秒以上引き離し他を寄せ付けない圧倒的な走りを披露。完璧なレース運びでトップチェッカーを受けました。
スタートはマルティンがホールショットを奪うもターン1を回った先でオーバーラン。さらにコース外から戻ってくる際に縁石の段差でフロントが浮いてウィリーしてしまいポジションを5番手まで落とします。その間に1周目はバスティアニーニがトップで戻ってきます。
序盤はバスティアニーニがレースをリード、その後方では2番手以下が激しくポジションを奪い合う戦いが繰り広げられます。マルティンはアコスタをオーバーテイクし4番手へ浮上します。
レースは中盤に入りマルティンはM.マルケスを捉え3番手へ浮上。2番手のチャンピオンを争う強敵バニャイヤを追いかけます。
そしてレース半分の7周目、マルティンはバニャイヤを捉えて2番手へ浮上します。しかしアグレッシブに攻めているせいかトラックリミットを超える場面が目に見えて多く、このオーバーテイクでも超えてしまい警告が表示されます。マルティンはこれ以上トラックリミットを犯せません。丁寧なライディングが求められます。
マルティンはバスティアニーニも追いかけたいところでしたがペースがそれ以上上がらず苦戦。バニャイヤに対して防御するのが精一杯の様子。
最終的にバスティアニーニはマルティンに対し1.3秒のギャップを築いてトップチェッカー。マルティンは2位、バニャイヤは3位でフィニッシュしポイント差は22ptに広がることになりました。
日本勢はYAMAHAのクアルタラロ🇫🇷が10位、リンス🇪🇸17位でフィニッシュ。HONDA勢はザルコ🇫🇷(LCR)12位、ミル🇪🇸(Repsol)13位、中上🇯🇵(LCR)18位、マリーニ🇮🇹(Repsol)19位という結果になりました。
マルティンがスタートで出遅れるも巻き返しのレースとなったスプリント。これを踏まえて決勝ではどんな争いになっていくのか?日曜日も見逃せません!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?