見出し画像

【FIA F2 Rd.8 イギリス🇬🇧フィーチャーレースハイライト🏎💨】

さまざまなドラマがあった29周のフィーチャーレース。ハイライトを追うのも大変なくらい色んな出来事があったレースを制したのはアイザック・ハジャー🇫🇷(Campos/レッドブル育成)。途中マルタンス🇫🇷(ART/アルピーヌ育成)との激しいバトルもありましたが見事な走りで勝利を手にしました。

2位にはスプリントに続いての表彰台となったゼイン・マローニ🇧🇧(Rodin/ザウバー育成)、3位にはジャック・クロフォード🇺🇸(DAMS)という表彰台となりました。

レースはスタートから大混戦。2番手スタートのマルタンス🇫🇷(ART/アルピーヌ育成)が見事な蹴り出しでホールショットを奪うと、その背後には5番グリッドからベアマン🇬🇧(Prema/フェラーリ育成)がジャンプアップ!

一方後方ではヴィレッジ(ターン3)でアントネリ🇮🇹(Prema/メルセデス育成)がマイーニ🇮🇳(Invicta/アルピーヌ育成)の追突を受けスピン、そのままリタイアとなり1周目からSC導入。前日のスプリントレースでは優勝を飾っていただけに、悔しい結果となりました。

3周目にSC解除となりますが今度はランキングトップのアロン🇪🇪(Hitech)とダークセン🇵🇾(AIX)がウッドコート(ターン8)で接触。アロンはタイヤをパンクさせてしまい、ダークセンはグラベルに嵌って身動きが取れず、これにより再びSC導入となります。なかなかみんな攻撃的です(笑)。

接触も多いF2ボーイズですが、一方でマルタンスとハジャーは見事なバトルを見せてくれます。

F1に比べればまだまだ未熟なところもありますが、彼らのこんなアグレッシブなせめぎ合いは観る側も魅了しますね。

レース終盤はクロフォードがトップを走行しますが、彼にはピット時のアンセーフリリーフに対する5秒ペナルティが出されていたためハジャーは無理に攻撃することなくクロフォードの5秒圏内にしっかり留まることを徹底。最終的に勝利を手にすることが出来ました。
ハジャーはこれで今季シリーズ最多の3勝目をマーク。チャンピオン争いに勢いを付けましたね。

宮田莉朋🇯🇵(Rodin)は17位でフィニッシュ。今回は様々な混乱もあったりでなかなか映像に映ることなくという感じでした。
11番手スタートだったことを考えると苦戦したようです。次戦にしっかり繋げてほしいところです。

この週末を終えてのランキングはこちら。

ここまで毎戦どちらかのレースは必ず表彰台に登っていたアロン🇪🇪(Hitech)でしたが今回のラウンドはノーポイントに終わってしまいました。一方でハジャーはフィーチャーレースを制したことによりランキングトップに浮上しました。マローニも2レースとも2位に入ったことで大量ポイントを獲得しランキング3位に浮上。これからの戦いがますます楽しみになってきましたね。

さて、次戦は1週空いて来週末ハンガロリンクでのハンガリー🇭🇺ラウンド。低速テクニカルで抜きにくいサーキットなので予選が重要になる1戦、今度はどのようなバトルが観れるのか?次戦も楽しみですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?