【MotoGP Rd.15 インドネシアGP🇮🇩スプリントレースハイライト🏍💨】
13周に渡って行われたスプリントレース。トップでチェッカーを受けたのはフランチェスコ・バニャイヤ🇮🇹(Ducati)。1周目でトップへ立つと、その後はベッツェッキ🇮🇹(VR46/Ducati)やM.マルケス🇪🇸(Gresini/Ducati)、バスティアニーニ🇮🇹(Ducati)の猛追を受けるも振り払い見事優勝を飾りました。
2位にはバスティアニーニが入りDucatiワークスが1-2、3位にはM.マルケスが入るトップ3となりました。
レースはマルティン🇪🇸(Pramac/Ducati)がPPから見事な蹴り出しでホールショットを奪います。一方後方ではM.マルケスが12番グリッドから5番手へ一気にジャンプアップ。とんでもないスタートを見せます。
しかし1周目から波乱が起きます。なんとトップ走行のマルティンがターン16でまさかの転倒!幸い損傷は小さくすぐにマシンを立て直してリスタートしますが、1周目で各車まだ連なっている状態のためマルティンは一気に最後尾へ。追い上げレースへと一変します。
レースはそこからバニャイヤ、ベッツェッキ、M.マルケス、バスティアニーニの4台による優勝争いへ。しかしベッツェッキ、7周目にブレーキングでコントロールを誤りオーバーラン。4番手へ後退しトップグループからも離れてしまいます。
一方その頃マルティンは最後尾から怒涛の追い上げで10周目には12番手まで挽回。ポイント圏の9位まで戻ってこれるか誰もが固唾を飲んで見守ります。
優勝を争う3台は終盤まで非常に僅差のクローズバトルを展開。そしてラスト2周となったところでバスティアニーニがM.マルケスを捉え2番手へ浮上。フィニッシュまで後わずかですが、更にトップのバニャイヤを狙っていきます。
しかし最後は後一歩届かず、バニャイヤがバスティアニーニに対し0.107秒差でトップチェッカー。しかしバスティアニーニは前戦エミリアロマーニャから好調が続きます。非常に力強いですね。
ポイント獲得となるか注目が集まっていたマルティンは最終的に10位でフィニッシュ。9位までがポイント圏なのであと一歩届かずポイントとはなりませんでした。しかしあの転倒で最後尾転落から10位までの挽回はお見事。決勝でもその走りを披露してほしいですね。
日本勢の活躍はYAMAHAのクアルタラロ🇫🇷が12位、リンス🇪🇸が15位。HONDA勢はザルコ🇫🇷(LCR)が8位で2ptを獲得、中上🇯🇵(LCR)17位、マリーニ🇮🇹(Repsol)18位、ミル🇪🇸(Repsol)は2周目転倒リタイアとなりました。
このレースでマルティンとバニャイヤのポイント差は12ptまで縮まりました。お互いにいつ何か分からない戦いになっていくので、これからは攻めの走りと確実に走り切る守りの走りの両方が必要になってきます。決勝ではどんな戦いを見せてくれるのか?日曜日も見逃せません。
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