【MotoGP Rd.11カタルーニャGP🇪🇸ハイライト ~Moto3決勝~】

毎度毎度大接戦のMoto3、今回の激しいレースを制したのはデイビッド・アロンソ🇨🇴(GASGAS Asper)!
2位はジャウム・マシア🇪🇸(レオパード)、3位はホゼ・ルーダ🇪🇸(KTM Ajo)というトップ3となりました!

Moto3は順位の入れ替わりが激しいクラスですが、それでもこの3人は常に上位に名を連ね誰が勝っても不思議ではない展開でした
ルーダにとってはこれがキャリア初の表彰台!母国で嬉しい結果となりましたね

レースは先ほども述べた通り毎度のごとく終始あちこちでオーバーテイクが起きる激しい展開
トップグループも10台以上が絡んでおり、正直誰が勝っても不思議ではないレースでした
また今回はリタイアも僅か2台のみの非常に安定したレースで、他車から零れ落ちるチャンスはなかなか望めない、自力で這い上がっていくしかない展開でもありましたね

特にファイナルラップ、フィニッシュの瞬間は誰もが「俺が勝つんだ!」という気迫溢れる走りで、誰もが手に汗握りましたね

因みにオンジュが3番手でフィニッシュしましたが、フィニッシュ直前に3位を走っていたムニョス🇪🇸(BOE)をオンジュ🇹🇷(KTM Ajo)がインから吹き飛ばし、その責任を問われ6秒のタイムペナルティが課されオンジュは12位へ降格となりました
そしてこのファイナルラップのどさくさに紛れて佐々木歩夢🇯🇵(ハスクバーナ)が4位まで挽回してきました
佐々木はこのカタルーニャで週末を通していつものペースがなく、なかなか中段で苦戦していましたが、最後は持ち前のテクニックで追い上げ4位でフィニッシュ
さらにチャンピオンを争うホルガドがファイナルラップで転倒を喫しノーポイントとなったため佐々木にとっては最大限のダメージリミテーションになったかと思います
連続表彰台は途切れましたが、獲れるポイントをしっかり獲る
良い走りができてますね

佐々木以外の日本人勢としては、鳥羽海渡(スクアドラコルセ)が7位、鈴木竜生(レオパード)が8位、山中琉聖(GASGAS Asper)が9位、そして古里太陽(Team Asia)が14位に入り、なんと全員ポイント圏内でレースを終えることが出来ました!
転倒がなかなか起きないレースでしっかりとポイントを獲得できたのは素晴らしかったですね

今回のレースを終えてランキングは以下の通り

先に述べた通りホルガドがノーポイントに終わったため佐々木はポイント差を13ptまで縮めることが出来ました
チャンピオン獲得に向けて、いよいよトップが射程圏内に入ってきましたね!
あとはどこかで1勝を挙げて波に乗ってほしいところ(実は今シーズンまだ未勝利なんです)

次戦は連戦で今週末のサンマリノGP🇸🇲
次も大接戦のバトルに、そしてチャンピオンシップの行方に注目です


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