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【MotoGP Rd.19 カタールGP🇶🇦スプリントレースハイライト】


TOP3

激しい戦いを制しトップでチェッカーを受けたのはホルヘ・マルティン🇪🇸(Pramac/Ducati)!後半戦に入ってからのスプリント勝利数は圧倒的、スプリントキングですね!
2位には最近好調のファビオ・ディ・ジャナントニオ🇮🇹(Gresini/Ducati)、そして3位にはこちらも好調ルカ・マリーニ🇮🇹(VR46/Ducati)が入るTOP3となりました。


最終リザルト/ハイライト

レースを終えての順位はこちら。

スタートはPPスタートのマリーニがホールショットを奪い、チャンピオンを争う2人はマルティンが3番手でターン1に飛び込んでいきます。しかしバニャイヤ🇮🇹(Ducati)もマルティンの背後4番手で喰らいつきます。

スタートの映像、よくよく観るとマルティンとバニャイヤはターン1への進入で接触しお互いやや姿勢を乱しています。昨年この2人が接触転倒しているのを覚えてる方も多いと思いますが、冷や冷やものですね。

一方でその後方では3台のマシンによるマルチクラッシュが発生!オリベイラ🇵🇹(RNF/Aprillia)、A.エスパルガロ🇪🇸(Aprillia)、そしてバスティアニーニ🇮🇹(Ducati)の3台が転倒。バスティアニーニはレース復帰しましたが、A.エスパルガロはピットに戻りリタイア、オリベイラはその場でリタイアとなりました。
※オリベイラは後の検査で骨折が判明し決勝を欠場することになりました。

スプリントレースは順位の変動が激しく、一時はバニャイヤの後ろに下がったマルティンでしたがすぐに抜き返しトップを追いかけます。スプリントの頂点は誰にも譲らないぜ走法!

そのマルティンは一気にディ・ジャナントニオも抜いて3位へ浮上、そして2位のA.マルケス🇪🇸(Gresini/Ducati)に迫ります。

そして5周目にはA.マルケスを捉えマルティンは2位へ浮上。そのまま一気にトップを狙いにいきます。

そして6周目に突入したホームストレートでマリーニをパスし遂にトップへ浮上!スプリントの追い上げ方を熟知してます。

一方でバニャイヤは後方5位から浮上のキッカケを掴めず苦戦を強いられます。

もしかしたらリタイアを避けるためにあえて無理をしない走りをしていたのかもしれないですね。

ランキングで追いかける側のマルティンはお構いなしに飛ばして逃げますが、ディ・ジャナントニオもしっかりと喰らいついてマルティンに迫ります。

しかし最終的にはマルティンが逃げ切りトップチェッカー、バニャイヤは最後ヴィニャーレス🇪🇸(Aprillia)の猛追を受けますが凌いで5位でフィニッシュとなりました。

何としてもバニャイヤとのギャップを詰める!今回のマルティンはそんな気迫が伝わる非常に力強い走りを見せてくれましたね。

日本勢の方はと言うと、YAMAHAはクアルタラロ🇫🇷が8位と健闘、モルビデリ🇮🇹が15位。HONDA勢はM.マルケス🇪🇸(Repsol)が11位、レクォーナ🇪🇸(LCR)が17位、中上貴晶🇯🇵(LCR)が18位、ミル🇪🇸(Repsol)が19位と下位に沈んでしまいました。

スタンディング

このレースを終えてのスタンディングはこちら。

マルティン優勝、バニャイヤが5位に入ったことで2人の差は一気に7ptまで縮まりました。このギャップ、この勢いであれば決勝で逆転も十分にあり得ます。
決勝での2人の戦い、見逃せないですね!

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