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【今週末のモタスポプレビュー🏎🏍💨7/18-21】

今週末は主に以下のカテゴリーが開催予定です。

🏎️F1 Rd.13 ハンガリーGP🇭🇺(F2, F3併催)
🚗WRC Rd.8 ラリーラトビア🇱🇻
🏎️Formula E Rd.15, 16 ロンドンePrix🇬🇧(最終戦)
🏍️EWC Rd.3 鈴鹿8時間耐久レース🇯🇵
🏍️WorldSBK Rd.6 チェコラウンド🇨🇿
🏎️インディカー Rd.12 トロント🇨🇦
🏍️AMAプロモトクロス Rd.8 ワショーガル🇺🇸
🏎️SUPER FORMULA Rd.4 富士🇯🇵


F1

第13戦はハンガリーGPにやってきました。舞台はお馴染みハンガロリンク、首都ブダペストから北東の郊外に位置するサーキットです。
1周は4.381kmでコーナー数は14(左6/右8)、決勝レース周回数は70となります。元々丘陵地だったところに作られたサーキットのため高低差が大きく、すり鉢状になっていてどのスタンドからもほぼコース全体を見渡すことが出来るそうです。周りの丘から飛散する砂がコース上に溜まりやすく路面はダスティになりやすいです。

レイアウトとしては平均速度の低いテクニカルサーキットではありますがターン4やターン10, 11では高速域に届き、全体的に言えるのは1つのコーナーでミスをすると数個先のコーナーまでリズムを崩してしまうと言われる難しさを持ちます。
DRSゾーンはホームストレート(ターン14~1)とターン1~2の2箇所ですが検知ポイントはターン14手前の1箇所のみのため、ホームストレートで抜いてターン1を回った後でもDRSを使用し逃げることが出来ます。実質的なオーバーテイクポイントはこのターン1に絞られると思うので、ここを如何に防ぐのか?攻めるのか?が重要になってくるでしょう。

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ルクレール🇲🇨(フェラーリ)とサインツ🇪🇸(フェラーリ)の3位争い、ピアストリ🇦🇺(マクラーレン)とペレス🇲🇽(レッドブル)の5位争い、ラッセル🇬🇧(メルセデス)とハミルトン🇬🇧(メルセデス)の7位争いが接戦となってきてます。また上記ポストには写ってませんが11位ヒュルケンベルグ🇩🇪(ハース)22pt、12位角田🇯🇵(RB)20ptと僅差で続いてます。皆一瞬で順位が入れ替わる可能性がある差になっているのでこの争いも非常に楽しみです。見逃せません。

FIA F2

前戦シルバーストンのフィーチャーレースでハジャー🇫🇷(Campos/レッドブル育成)が優勝したのに対しアロン🇪🇪(Hitech)が完全ノーポイントに終わったためランキングが逆転、15pt差でハジャーが現在トップに立ちます。3位以下は僅差で並んでおり、みな実力者なのでいつ逆転しても不思議ではありません。シルバーストンの雨のスプリントレースで初優勝を挙げたアントネリ🇮🇹(Prema/メルセデス育成)も肩の荷が降りて走りが洗練されてくるでしょう。あとはPremaがどれだけチームとしてセットアップを煮詰められるかにかかってます。
日曜日を終えてこのランキングがどう動いているのか?目が離せません。

WRC

今週末のWRCは初開催のラリーラトビア。ステージ数は20、総SS距離は300.00kmとなります。
今まではヨーロピアンラリー選手権(ERC)として開催してきましたが、そこでのイベントとしての功績が認められ今回WRCラウンドにステップアップしてきました。

ラリーフィンランドのようなハイスピードグラベルと言われ、ERCの中でもドライバーとコ・ドライバーの技術と正確さが一際求められるチャレンジングなラリーとして知られます。アイテナリーを見ると2回リピートするステージが5ステージだけで、10ステージはリピートなしですが、実はステージ中の一部セクションを共有する形を取ってます。途中までは同じルートで途中から分岐したり、逆に途中から合流したり、中にはスタート位置が異なり合流して分岐して再合流なんてステージも存在します。この難しさは合流前後でグラベルの質が変化することです。新たに走るセクションはまだグラベルが整っておらず、逆に合流するセクションは轍が出来上がっていたりします。この路面の変化にいかに対応できるのか?クルーの腕がこういうところで試されます。

前戦ポーランドでラリー1デビューを飾ったセスク🇱🇻(Mスポーツフォード)は今回が初のWRCホームラリー、そして前戦はノンハイブリッドでしたが今回はハイブリッド搭載マシンでの出走となります。またパヤリ🇫🇮はこのラトビア戦でラリー1デビューと当初発表されてましたが次戦の地元ラリーフィンランドへ変更となり、今回はいつも通りWRC2でのエントリーとなります。

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トップに立つのは136ptのヌービル👓(ヒョンデ)。それをエヴァンス🇬🇧(TGR)が121ptで追います。タナック🇪🇪(ヒョンデ)は前戦ポーランドのDay2でデイリタイアを喫したのが痛かったものの、スーパーサンデーとパワーステージできっちりポイントを稼いでダメージを最小限に抑え115ptで3位と続きます。
シーズン半分を終えてチャンピオン候補はこの3人に絞られたと言っていいでしょう。
ここからはシーズン後半戦なので1戦1戦の重みがさらに増します。一体どんなラリーを見せてくれるのか?初開催のラトビア、目が離せません!

Formula E

Formula Eは第15, 16戦ロンドンePrix🇬🇧、ついにシーズンの最終戦にやってきました。
舞台となるロンドンエクセルサーキットはニューアム特別区にあるエクセル展覧会センター(ExCel London)の屋内2階と屋外1階を利用したレイアウトになってます。2階と1階を昇り降りするスロープで高低差があり屋内と屋外で路面は全く異なります。さらに雨が降ると屋内外でコンディションすらも変化するトリッキーなサーキットです。

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現在ランキングトップは167ptのキャシディ🇳🇿(ジャガー)、それをエヴァンス🇳🇿(ジャガー)とウェーレイン🇩🇪(ポルシェ)が同ポイントの155ptで追います。ポイント差や実力から考えるとチャンピオン争いはこの3人に絞られたと言っていいでしょう。
昨年はこの最終戦でチームメイト同士の接触によりチャンピオンを逃してしまったキャシディとしては何としてもリベンジを果たしたいところです。
この3人、誰であってもFormula E初タイトルとなります。
記念すべき10シーズン目という節目を一体誰が最後飾るのか?いよいよ最終戦、目が離せません!

EWC

今年もついにやってきました、鈴鹿サーキット真夏の祭典EWC第3戦鈴鹿8時間耐久ロードレース、通称”鈴鹿8耐”。
1978年から始まり、MotoGPライダーたちも口を揃えて「一度は参加してみたい!」と語る、日本だけでなく世界的に見ても非常に大きなイベントです。
EWCのシリーズ戦としては4戦中2戦も24時間レースがあるのでそれと比べると8時間は短いように思えますが、なんと言っても鈴鹿8耐のポイントは開催時期です。毎年真夏に開催されるため当然気温が非常に高く、それ故に8時間といえどEWCの中で最も過酷な1戦とも言われます。

今年も多数のチームがこの鈴鹿8耐にエントリーしますが、例年にない注目点としては現役MotoGPライダー、LCR HONDA Castrolのヨハン・ザルコ🇫🇷が33号車Team HRCの一員として参戦すること!例年であればこの8耐は7月末もしくは8月頭に行われますが今年はパリオリンピックのスケジュールの兼ね合いから開催を2週間早めることになりました。
例年の開催時期であればMotoGPの夏休み明けと被るためGPライダーの参戦はありませんでしたが、今年はMotoGPの夏休み期間中での開催となったため参戦が叶いました。

さらにはMoto2のアルベルト・アレナス🇪🇸(Gresini)も12号車Yoshimura SERT Motulから参戦!Yoshimuraはレギュラーライダーのうちマッソン🇫🇷が0号車Team SUZUKI CN Challengeよりエントリーすることが元々決まっており、その枠に第4ライダーの渥美心🇯🇵が入ることは決まってましたが、直前の鈴鹿テストでブラック🇫🇷が転倒負傷し欠場となったためそこに急遽アレナスの参戦となりました。

ここ2年はTeam HRCが圧倒的強さで連勝を飾ってますが果たして今年はどのチームが8時間の戦いの末トップチェッカーを受けるのか?今年もアツいアツい8時間が始まります!見逃せません!
(現地行きたかった…)

SUPER FORMULA

第4戦の舞台は静岡県富士スピードウェイにやってきました。鈴鹿サーキットと同じくF1を開催できるFIAグレード1を取得している国際サーキット。1.5km弱に及ぶ長いホームストレートが特徴的ですね。高速のようにも見えますが後半は低速テクニカルセクションが続きマシンのセットアップをどうまとめるかが非常に難しいレイアウトになってます。適度な高低差があるのも特徴ですね。

今回の富士ラウンドでは、公式の発表の通り皇族である三笠宮家の瑶子女王殿下の賜杯を頂戴し、「第1回瑶子女王杯 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦富士大会」として開催することとなりました。
(自分の言葉でどう書けばいいか分からず、結局コピペwww)
F1のような国際レースではなく、いち国内カテゴリーのSUPER FORMULAにこうやって皇族の方が協力頂けるのは非常に素晴らしいことだと思います。それと同時に、シリーズはより一層それに値するレベルに成長させていく必要があると感じます。
まずは今回の富士ラウンドがどんな戦いになるのか?この大会が第2回、3回と続いていくに相応しいレースになってほしいですね。

現在のランキングはこちら。

トップは野尻(MUGEN/HONDA)で36pt、それを29.5ptで岩佐(MUGEN/HONDA)、27ptで牧野(DANDELION/HONDA)が追います。やはりMUGENの強さは際立ちますね。レース数の少ないSFにおいて、1戦のミスは命取りになりかねませんし、逆に今上位でなくても突然浮上してくることもあり得ます。月曜日には一体どんなランキングに変化しているのか?この週末も見逃せません!

スケジュール

木曜日

🚗WRC シェイクダウン 13:31-14:10
🚗WRC SS1 2:00-3:00

金曜日

🚗WRC SS2~4 16:00-18:45
🏎️F3 FP 16:55-17:40
🏎️F2 FP 18:05-18:50
🏎️F1 FP1 20:30-21:30
🚗WRC SS5~8 20:30-0:06
🏎️F3 予選 22:05-22:35
🏎️F2 予選 23:00-23:30
🏎️F1 FP2 0:00-1:00

土曜日

🏎️SF FP1 9:20-10:50
🏎️SF 予選 14:00-14:42
🚗WRC SS9~10 14:20-16:19
🏎️F3 スプリントレース 16:50-17:30
🚗WRC SS11 17:30-18:17
🚗WRC SS12 19:00-20:00
🏎️F1 FP3 19:30-20:30
🏎️FE Rd.15 予選 20:20-21:43
🏍️World SBK レース1 21:00-
🏎️F2 スプリントレース 21:15-22:00
🚗WRC SS13~14 22:15-0:00
🏎️F1 予選 23:00-0:00
🏎️FE Rd.15 決勝 1:03-
🚗WRC SS15 1:00-1:39
🚗WRC SS16 2:15-2:53

日曜日

🏍️AMA MX 5:00-9:00
🏎️SF FP2 9:20-9:50
🏍️鈴鹿8耐 決勝 11:30-19:30
🚗WRC SS17~18 14:55-17:00
🏎️SF 決勝 15:00-16:15
🏎️F3 フィーチャーレース 15:25-16:10
🏎️F2 フィーチャーレース 17:05-18:05
🚗WRC SS19 17:55-18:40
🏍️World SBK スーパーポールレース 18:00-
🚗WRC SS20 20:00-21:30
🏎️FE Rd.16 予選 20:20-21:43
🏍️World SBK レース2 21:00-
🏎️F1 決勝 22:00-
🏎️FE Rd.16 決勝 1:03-
🏎️インディカー 2:00-

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