【FIA F3 Rd.10イタリア🇮🇹予選ハイライト】

F3今季最終戦モンツァ、ポールを獲ったのはオリバー・ガーター🇩🇪(トライデント)、なんと2位と0.092秒の僅差のポールでした
その2位に入ったのはカイオ・コレ🇧🇷(V.A.R.)、そして3位はポール・アロン🇪🇪(プレマ/メルセデス育成)というトップ3となりました

この予選では12位までが1秒圏内に収まる大接戦となったわけですが、モンツァが故のトラフィックであったり、つまらないクラッシュが多発し赤旗も3回に渡り出され観る側としては正直忍耐を要するセッションになりました

特に最終コーナー「アルボレート(旧パラボリカ)」手前のストレートでは大渋滞で、1度目のアタックではコーエン🇮🇱(カーリン)をグレイ🇬🇧(カーリン)が後ろからヒットしてしまう同士討ちを喫し、また最後のアタック中も(最終的にPPを獲った)ガーターがセクター2でコースオフして赤旗となり他車のアタックを邪魔する形になったり…不完全燃焼なセッションでしたね

個人的見解ですがF3は台数多いから予選はグループ分けをするか、そもそもモンツァはやらない方がいいかもと思いました

その中で、クローズアップされたのはチャンピオン争い
元々ランキング1位ボルトレト🇧🇷(トライデント)と2位アロンの差は38ptあり、1イベントで獲れる最大ポイントは39ptなのでアロンは何としてもポールの2ptを獲得する必要がありました
しかし最終的にはアロンは3位に終わり、スプリントレースとフィーチャーレースを足して獲れる最大ポイントはファステストも含めて37ptなので、この予選をもって、ガブリエル・ボルトレトの2023年FIA F3チャンピオンが決定となりました!

ボルトレトは昨年までFormula Regional Europeanで走ってましたが、過去の4輪での実績を見ても注目するようなドライバーではなく、正直僕自身も彼のチャンピオンは想定外でした
彼は現時点ではどのF1チームの育成にも属してないので、これから手を上げるチームが出てくるかもしれないですね

さて、スプリントレースはトップ12のリバースグリッドでコラピント🇦🇷(MP)がポールスタート
そしてチャンピオンは決まったもののランキング2位から5位までは僅か6pt差で誰が入れ替わっても不思議ではない状態
F3今季最後の2レース、目が離せません!

この記事が参加している募集

#F1を語ろう

225件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?