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【FIA F2 Rd.5 モナコ🇲🇨スプリントレースハイライト🏎💨】

30周で行われたスプリントレース、様々な混乱を超えて制したのはテイラー・バーナード🇬🇧(AIX)。F2ルーキーシーズン、ここまで一度も入賞すらありませんでしたがこのモナコでスプリントレースとは言え初ポイントが初優勝という非常に嬉しい結果を勝ち取りました。

2位には2レース連続表彰台のガブリエル・ボルトレト🇧🇷(Invicta/マクラーレン育成)、そして3位には4レースぶり表彰台のデニス・ハウガー🇳🇴(MP)が入るトップ3となりました。

レースはスタートでリバースのポールスタートとなったバーナードが若干出遅れるもポジションを落とすことなくホールショットでサン・デボーを通過。全体的に落ち着いたスタートになるかと思いましたが…なんとマルタンス🇫🇷(ART/アルピーヌ育成)が刺さってしまいます。早速セーフティカー出勤です。

レースは3周目からリスタート。モナコのマーシャルは撤去作業が素早いですね。しかし…今度は5周目、マルティ🇪🇸(Campos/レッドブル育成)がプールサイドシケインを抜けたところでバランスを乱して単独クラッシュ!再びSC導入となります。序盤から盛り上がりますねぇ。

9周目からレース再開となり、ここからは落ち着いたレース展開。やはりここはモンテカルロ、F2サイズのマシンでも抜くことは容易ではありません。

再び事が起きたのは23周目。なんとか浮上のタイミングを探っていたマローニ🇧🇧(Rodin/ザウバー育成)がオサリバン🇬🇧(ART/ウィリアムズ育成)を追いかけますがセクター3のラスカスでスピン。さらに後ろから来ていたマイーニ🇮🇳(Invicta/アルピーヌ育成)もそれを避けることが出来ずに巻き込まれてしまいます。コースを大きく塞ぐ形になってしまったためレースはここで赤旗となってしまいます。マローニはその前のホテルヘアピンでもオサリバンに接触してましたし、ちょっと焦っている様子でしたね。

マローニとマイーニのマシンの撤去が終わり、レースは26周目からローリングスタートで再開。周回数も残りわずか、順位には特に変動はなくそのままの順位でバーナードがF2キャリア初優勝を挙げました。
AIXは前戦イモラでダークセン🇵🇾が初表彰台に登り、今回はバーナードが初優勝を飾り、チーム名が変わった途端に嬉しいパフォーマンスですね。

宮田莉朋🇯🇵(Rodin)は21番手スタートからの17位フィニッシュ。今回は流石に見せ場なくテレビにも映ることもなく…抜けないモナコはとことん我慢のレースですね。

さて、次は予選どおりの順位でスタートするフィーチャーレース。スプリントは結局レース中はほぼオーバーテイクが見られませんでしたがピット戦略も絡んでくるフィーチャーレースはどんな戦いが観れるのか?退屈かもしれませんがなんとか目を離さず戦いを見届けましょう!笑

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