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【F1 Rd.1 バーレーンGP🇧🇭決勝ハイライト🏎💨】

ついに始まったF1 2024シーズン。その開幕戦を制したのはやはりこの男、マックス・フェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)!なんと20年のバーレーンGPの歴史で最も大きい22秒ものギャップを後続に築いての勝利となりました。

2位にはなんだかんだで上手くポジションを上げてきたセルジオ・ペレス🇲🇽(レッドブル)、そして3位にはピットのタイミングで上手く浮上してきたカルロス・サインツ🇪🇸(フェラーリ)が入る開幕戦の表彰台となりました。

レースはスタートからフェルスタッペンが見事なリアクションでホールショットを奪うとルクレール🇲🇨(フェラーリ)、ラッセル🇬🇧(メルセデス)、ペレス、サインツと続きます。一方で後方では玉突き事故によりストロールがスピン、ヒュルケンベルグはフロントウィングを損傷し後退します。
しかしその後は接触は一切なく、誰1人リタイアすることなくこの開幕戦を終えることが出来ました。

意外ではありますが、70年以上に及ぶ長いF1の歴史において開幕戦で全車完走を果たしたのは今回が初だそうです。
SCやVSCはありませんでしたが、その分ピット戦略が勝敗を分けるレースになりました。

そのピットストップで残念だったのはボッタス🇫🇮(ザウバー)。なんと新しいタイヤを装着しようにもナットが閉まらないのかハマらない!以前はモナコでタイヤが外れない事件がありましたが、今回は装着出来ない事件でした(^◇^;)
最終的にナットを交換することで装着出来て送り出し出来ましたが、約60秒もタイムをロスしました。
後日ではありますが友人とこの一件について話していて、レッドブルのタイヤ担当は腰に予備のナットを腰にぶら下げていたことに友人は気付いたそうです。起こりうる最悪の事態を想定し、それに対して如何に最小限のダメージで済ませて対処するか。その辺りがトップチームとそうでないチームの違いの一つだというのが分かりますね。

ピット戦略で言うと、角田裕毅🇯🇵(RB)も戦略ミスにやられてしまいましたね。11番手からスタートして序盤は入賞圏内を争ってましたが、後続にアンダーカットされてピットストップする度に後退。そして最後は12位マグヌッセン🇩🇰(ハース)を1秒圏内で追いかけていたところでソフトタイヤを装着したチームメイトのリカルド🇦🇺(RB)が追い上げてきて、チームオーダーにより順位入れ替えとなり結局14位となりました。
観た方は分かると思いますが、角田は今回のレースでチームに対してかなり不満を露わにしてました。

問題なのは、今回のような出来事は今日に限った話ではなく何年もずっと直っていないということなんです。
人が怒るときは、周りからは瞬間的出来事に見えても、本人にとっては過去の積み重ねによって爆発することが多いと思います。少なくとも僕はそうです。
角田はチームに所属して今年で4年目、過去3年間でRBというチームのストラテジーに対して不満に思うことは多々あったと思います。そして今回も…
確かにフィニッシュ後の角田の振る舞いは誉められたものではありません。しかし角田に「大人になれ」「子供すぎる」と言うのであれば、そろそろチームも成長すべきなのでは?と僕個人的には思いました。
そして、誉められたものではありませんが、僕は角田のあのような態度、嫌いではないです笑
気持ちを切り替えつつ、見直すところはしっかりと見直して次戦に挑んでほしいですね!

逆にこの開幕戦で力強い走りを見せてくれたのはサインツではないでしょうか?
プレシーズンテストでは一発の速さは分かったものの、ロングランがどうなのか正直疑問符でした。ルクレールはブレーキトラブルで後退したもののサインツは非常に良いペースでロングランをこなし、2位のペレスから僅か2.6秒遅れでフィニッシュすることが出来ました。
ブレーキトラブルを抱える前のルクレールとのチームメイトバトルもバチバチで非常に見応えがありましたね。
今シーズンこそは、フェラーリがよりレッドブルを追い詰める存在になってほしいところです。

さて、この開幕戦を終えてのランキングはこちら。

ドライバーズではフェルスタッペンがファステストラップもマークし26ptを稼いで行きました。まだ開幕戦ではありますがリタイアがなかったこともあって今回ポイントを獲得した5チームが現在の序列なのかもしれないですね。

さて、次戦は2週連続の開催でサウジアラビアGP🇸🇦となります。中東開催なのでバーレーンと同じくスケジュールは木金土で開催予定。
果たして今度はどのようなバトルを見せてくれるのか?次戦も目が離せません!


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