見出し画像

23-64. ストレスがたまるほど頑張りが止まらなくなる人もいるのだ

「ストレスがたまっているときに自分がどんな状態になるか?」
というのは人それぞれで。もしかしたら案外自分でも把握できていなかったりするのかもしれません。

というか「外的ストレスがない状態」を経験したのが遥か昔すぎて、ストレスのない状態を逆に現代人は知らないのかもしれません……。そういうわたしは知らなかったのです。ずっと。こんなにストレスフリーな状態があるなんて、と。

ストレスがたまったら普通は「ぐでたま」みたいになると思われがちですが、わたしはストレスがたまると頑張りが止まらなくなるタイプ。

何に向かっているのかわからないけれど、
とにかく自己成長のためにがんばる。
こんな自分でいてはいけない。

「あと少し、もう少し、頑張らなきゃ!

・・・で、なにに向かって?って話なんですけど(笑)

なんでこうなるかっていうと今の自分が不満だからで。

わたしは不十分だと思っているからで。

いや~健気ですよね。


だから、今よりすごくならなきゃ、もっともっと頑張らなきゃ、と空いた時間はお金を稼ぐために必死だった起業初期。

この悪循環はなかなか断ち切りがたいのです。
だって、ストレスたまる→がんばりすぎる→ストレスたまるの無限ループだし、自分は自分のままではいけないモードに突入すると、自分のことが見えなくなっちゃうのです。


「わたしはわたしのままでいい。I am enough!」って思えると、うまくこの頑張らなきゃモードから抜けられて、ストレスも落ち着いてくるのですが。

あ、成長することや頑張ることを否定してるわけでは決してございませんよ!

そうそう、わたしは「ストレスがたまると頑張りすぎる」という自分の特性を知ったときに、トラップに落ちたことがあって。

何かというと、成長したい、がんばりたい欲が出てきたときに、「え、もしかして今ダメループ入ってる?!」って不安になることが何度も…ずいぶんと心配性です(笑)

見極めるには、根底に自分は自分のままでOKって思えているかどうか?がポイントです。

そこの見極め、めちゃ大事!

つまり、

自分のことが好きなうえで成長したいのか、
自分が嫌いだから成長したいのか?

どっちかで人生変わっちゃいます。

今の自分でもOK
今のままでも十分足りている
もっともっとがんばらなくてもいい
変わらなくてもいい
素を見せてもいい

この「も」が大事ですよね。
このまんまでいいんだけど「も」、成長したいことか?がんばりたいことか?

この逆をいくと、たとえば今のままじゃOKじゃないからってやみくもに頑張ると、自分で自分を傷つけていくのが止まらなくなっちゃって、体が悲鳴を上げるまで頑張っちゃうから気を付けて。

じゃあ、どうしたら自分は十分って思えるか?

っていうと、とにかく手放すしかない。

先日、稲垣えみ子さんの「家事か地獄か」をお客さんが貸してくれて読んでたんですけど、わたしもきっかけは断捨離でした。

手放すっていうのは、呼吸を深く吐くこと、物を捨てること、稼ぎたい欲も捨て、よく見られたい欲も捨て、自分のこだわりを捨て、怖れを捨てる、その先に平和があって、安心がある。

それでいいのだよね、ほんとうに。
今だけ見れば、安心。今だけ見れば、健康。
1日1日を、安心して暮らせたらいいよね。

成長しなくてもいいし、たくさん稼ごうとしなくてもいいし、自分のやりたいようにやったらいいし。そうしたら周りにも自然とやさしくなれるから。
がんばらないと優しくなれないわけでもなく、がんばらないと死ぬわけでもない。

自分の可能性と宇宙の可能性に身をゆだねてみる。
流れるままに暮らす。

やるべきことは向こうからやってくるから、そのときにがんばればいい。

なににこだわっているのか、何が怖いのかに、気づいたら、手放して、
できるだけ、やさしく、やわらかく生きていたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?