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「文化のみち」大寒桜が見頃を迎える

名古屋市東区高岳から白壁に至る南北に1㌔程続く並木道がある。
毎年名古屋で一足早く桜を見ることが出来る。
3回目のワクチン接種後、熱を出していたかみさんの体調も戻り、すっかり春めき温かく穏やかだったこともあり一足先に桜を見に歩いて来た。

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東区泉二丁目と三丁目を隔てる南北の道路沿いに植えられた寒桜の並木道。
1961年(昭和36)、「名古屋で一番早く咲く桜を見たい」という地元の希望から、大寒桜と寒緋桜が植えられたのが始まり。
当初16本の苗木から始まり、現在は約140本が桜の並木道を形成しています。
大半はピンクの大寒桜が占め、濃い紅紫色の花を付けた寒緋桜がアクセントをつけています。

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寒い冬も終わりだ。

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この時ばかりは沿道は車も連なり、歩道は人で溢れている。

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並木道の中間あたりに位置する「文化のみち 二葉館」
国内初の高堰堤式水力発電所を完工させた実業家福澤桃介と日本初の女優川上貞奴が1920年代に住んでいた建物を移築復元し資料館として公開している。

この辺りはその昔寺町で一帯は今も多くの寺があり、一歩脇道に入ると今も屋根神様が残る道筋もある。

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コロナだ戦争だ、そして大きな地震、落ち込みたくなることばかりが続く。
せめて一時でも無にしてくれる、上を見上げよう、今日の主役はこの桜だ。
2022/03/17
オオカンザクラの並木道

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