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息子と紫斑病

今日は息子が小学1年生の時に体験したお話をかいてみようと思います。

実家にお泊りに帰っていたある朝、息子が泣く声がしました。
「おかあさん、痛いよ~」としくしく泣く声が聞こえてきました。

なんだろう?と思い、どうしたの?と息子の顔を見ると、信じられないくらい顔がかわっていました。

顔というか、目の間のみけんの部分が腫れあがって二重だったはずの目が一重になり顔が別人のようになっていました。

そして、、、息子があり得ないことを言いました。「手と足が動かない」と、、、

うそでしょ??と私は顔面蒼白になりプチパニック。

日曜日の朝6時で、その時は誰も起きておらず
私は一人で息子の状態にうろたえるばかりでした。

実家に帰っていたので隣の部屋で寝ていた親をよび、どうするかを相談しましたが、これからの治療などを考えると自宅に帰って家の近くで診てもらったほうがいいという結論になりました。

問題なのは息子がほんとうに手と足が動かない
という現実でした。

手と足が動かないので歩くことができないため
まあまあ大きくなった息子を抱っこして移動し
ないといけないことがとても大変でした。

急いで自宅に帰り、そのまま自宅から一番近い
大きい病院で休日診療で診てもらいに行きました。

歩けないので病院の玄関まで抱っこして連れていき病院にある車いすに乗って診察室までいきました。

受付した後に待合室で待っていると看護婦さんが来て、何科になりますかね?といわれました。

わたしは小児科、、といいかけたのですが、看護婦さんが息子の顔をみて、かなり腫れているということで脳神経外科の先生を呼ぶことになりました。

そのときは脳神経外科の先生の方がしっかり診てもらえるように感じていました。

診察室に入ると、先生が「どうしたの?」と聞きました。息子はそれまでとても弱々しくおなかが痛いとか手足が動かないとかいろいろ言っていたのに先生の前ではなぜかとても元気そうに返事をしました。

わたしは、息子何朝起きたら顔が腫れていたこと、手足が動かないことをつたえました。

でもその先生は「うーん、でも元気そうだからな~」といいます。

確かに息子は車イスだけど先生との受け答えは
しっかりハキハキ答えていました。

その先生から、「ここは緊急で命の危険のある人をみるんだよね、この子はひとまず命の危険があるようにみえないから今日のところは家に帰って様子を見てみて」とのことでした。

そりゃ命の危険は今ないかもしれないけど
手と足が動かないんだよ?信じられない、、、
血液検査とか脳波を調べるとか何かしてよー
と思ったけど何もしてもらえずとりあえず
帰宅しました。

息子はトイレにもひとりで行けず、もちろん
お風呂もわたしと旦那さんふたりがかりで
いれました。

次回に続きます♪

今日も読んで頂きありがとうございました。




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