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掛け持ちオタクの2019年の現場振り返り、下半期!!その2!!


2020年も終わるというのに2019年の現場をまとめている私ってなんだろうって思うけどせっかくここまでやったんだからあげたい一心で記事を書いている。

これは、鉄を熱いうちに打つことのできないオタクが書き溜めていた感想を一気に放出しているだけのnoteである。

下半期の前編はこちら▼


【10月】

◎Endless SHOCK 2019 @梅田芸術劇場

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2枚とも全く映えてない写真でセンスのなさが露呈している。面白い。

感想は下半期振り返り記事に9月分があるので割愛。
Dead or Aliveの前にどこでタツミが待機してるのか探したかったけど結局見つけられなかった話と、Higherの衣装変わったけどたまに腹チラしてたので(へそぴまでは見てない)、結局へそぴチラには衣装の丈感ではなくて本人の躍動感が関わっているのだという学びを得た。

帰りの夜行バスで後ろにも隣にも誰もいないという状況を経験した。思いっきりリクライニングしてものすごくよく寝た。楽しかった。


◎A.B.C座 ジャニーズ伝説2019 @日生劇場

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台風の影響で前日の公演が中止になったり、交通機関がみだれまくったりして、心配してたけど普通に幕が開いてホッとした。

初めて見るジャニーズ伝説は、リニューアルによって戸塚くんがジャニーさん役ではなくなった。とっつーがジャニーさんを演っているところも見たかったなぁと感じた。

過去から未来へつなぐ愛の物語。

剛くんの作った楽曲が使われ、A.B.C-Zがジャニーズの歴史を自らの体で語り、織山くん、湧くんを始め、次世代を担う子供たちがそれを受け止めるかのように歌い、踊る。

こうしてジャニーズの意思、思いは受け継がれ、歴史は続いてきたのだと思った。私はやっぱりジャニーズが好きだ。舞台が好きだ。

堂本剛くんが書き下ろしたYouもすごく良くて、はっしーの「You,愛しているよ」というワンフレーズだけで泣きそうになった。
はっしーの、切なさを滲ませた繊細な歌声が私の琴線に触れた。


◎音楽劇 トムとジェリー 〜夢よもう一度〜 @クールジャパンパーク大阪 WWホール

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松崎くんのジェリー超天才!かわいい!

正直、りょうちゃん(山本亮太くん)のジェリーを見たあと、これうちの子(マツ)がやるの…?できるの?と思ってしまったのだけれど、全然杞憂だった。マツのこと舐めてんのか私は。ふざけるなよ(グーパンチ)って気持ちになった。松崎祐介はやる男だった。好き。
幕が開いたらちゃんとそこにジェリーのマツがいて、決して小柄ではないマツジェリーが積み木に体を隠したり、障害物を飛びこえたり、ステージを跳ねたり駆け回ったりする姿が本当に愛らしかった。段々本当の小動物に見えてくるからすごいなって思っていた。

いたずら好きなのにふとした時に切なさをにじませるジェリー、めちゃくちゃ可愛かったし、愛しかった。
声もかわいいし、歌声もよかったな。マツの声本当に素敵。深みがある。ナイスボイス!

あとしっぽが!ぴょこぴょこ動いていて!!So Cute!!!!!!!
マタハリのラップで積み木をタップしてノリノリな姿も可愛かった。本当にメンバーにも見てほしかったのだけど、いかんせん日程がエグかったなって気持ち。
またこういう可愛い役を演じるマツを見てみたいなと思う。

カテコのとき、ジャッチ役のパクさんが、「国同士は色々あるけど、カンパニーの皆さん、そんなことを気にしないでみんな温かく接してくれたし、お客さんも温かく受け入れてくれて…」と涙につまりながら挨拶をしている姿を見て、エンターテインメントは平和な世界の上に成り立つもので、なおかつボーダーレスなコンテンツなのだという気づきを得た。

劇中にも、ねこもネズミもイヌもみんな違う生き物なんだけど、だからいいんだ、みたいなセリフがあったし、多様な価値観を受け入れられる人でありたいなと感じた。

舞台の上には様々な分野で活動している演者がいて、観に来ている人も大人から子供、外人さん、ジャニオタ、ドルオタ、宝塚ファン、お笑いファン etc…様々な人がいて、そんな様々な人たちがこの舞台を通じて繋がったんだなと思ったらなんかちょっと不思議で、愛おしく、温かい空間だった。

多様な価値観を受け入れて認め合うことの大切さを作中だけでなく随所で感じた観劇だった。


【11月】

◎放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味篇 @日経ホール

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会場の写真を撮りわすれたので、絵を描いた(どんな)

リターンマッチ恋の味!
おもしろかった!

なんかもう自由すぎて、これを許容してくださった原作者の秋川滝美先生に足を向けて眠る事ができない。

ジャニーズをオマージュした劇中歌や、本人のネタがそのまま作中に使わているセリフや、日に日に悪ふざけ度合いが増していく日替わり演出など、本人たちが楽しんでいることがこれでもかと伝わってきて、その姿がなんかもう最高におばかで、楽しかった。
ステージ上だけにとどまらず客席を満面の笑みで駆け抜けて行くキャストを見て、とくに深い理由もなく楽しいな〜と思えてしまった。
なんか何も考えずにただ面白いな、くだらないな、楽しいなと思いながら作品を味わうそういう空間があるのっていいなと思った。
それを許容してくださった原作者の秋川滝美先生には本当に本当に足を向けて眠れない。(二度目)
ありがとうございます。


◎Winter Paradise 2019 〜ふゆパラ〜 ふぉ〜ゆ〜公演 @東京グローブ座

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映えない写真を撮る天才なのかもしれない。
11月9日と11月11日の2公演行ってきた。

感想はこちらのnoteにて。

https://note.com/mrsk373/n/nf0e4f6937418

記事の埋め込み方法忘れてしまったので後日修正したい所存。

黄金期を生きたJr.のふぉ〜ゆ〜、そして20年以上ジャニーズとして生きてきたふぉ〜ゆ〜だからできるコンサートだったなと思う。

ファンの見たいものをこれでもかと詰め込んでくれて、予想の斜め上を行くちょけた演出や、その日だけの特別を詰め込んだ演出など、ふぉ〜ゆ〜はファンの夢を叶えてくれる魔法使いみたいだなと、シンデレラガールを聞きながら感じていた。

個人的にはBlack JokeからのLily-Whiteの流れが最高すぎて、口を開けたまましばらく動けなかったことが思い出に残っている。

親しみやすさとアイドル性をこれでもか実感したし、やっぱりふぉ〜ゆ〜の本職ってアイドルなんだなと、ステージの上のキラキラした彼らを見てそう思った。
水を得た魚のように片っ端から客にファンサしていくふぉ〜ゆ〜を、2階から高みの見物していた瞬間が最高に楽しかった。
まさにこのファンサがエグい2019を感じた現場だった。
またコンサートをやってほしいし、今度はもう少し大きなキャパの会場だとより嬉しい。(倍率的に)


◎50Shedies!〜クリスチャン・グレイの歪んだ性癖〜 @新宿FACE

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辰巳くんが初演を見て面白かったと言っていたので見に行った。超軽率。
内容はものすごくぶっとんでいたけどものすごく面白かった。劇中のセリフにもあったように、これで大爆笑するアメリカ人すごいなぁという気持ちになる作品だった。テレビじゃ絶対に放送できない破天荒な下ネタのオンパレードだった。というか最早下ネタの域を超えていた。もはや一周回って芸術だった。

浜中文一くんのポテンシャルの高さに驚いた。何でもやるのねあの人。さすが世界の浜中文一。
私が普段の文ちゃんを知っているからかもしれないけれど、グレイの爽やかさがもう胡散臭すぎて最高に好きだったし、性癖が露呈してからの振り切れ具合というか、端正なお顔から繰り出されるえげつない下ネタという光景がすごくアンバランスでシュールだった。
演者が振り切ってやっていたからこそ見ていてこっちも清々しかったのだろうなと思う。
個人的にはデスメタルからのパプリカがすごくツボだった。
水崎綾女さん歌がうまくてとっても好きだったな。声かわいいのに歌になると芯があって強くて、かっこよかった。
ミュージカルと銘打っているだけあって、楽曲は豊富で、出演者みんな歌もうまく、聴き応えがあった。だからこそ内容とのギャップで風邪ひきそうだった。面白い。最高。

初めて恋をした日に読む話の作者、持田あき先生からフラスタが届いていた。

りぼん愛読者だったのと、もっちーの『おもいで金平糖』という漫画が大好きだったのでちょっと感動した。

【12月】

◎放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味篇 @銀座博品館劇場

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2回目の厨房男子だった。博品館はアットホームな作りになっているなと感じるし、1階のおもちゃ屋さんに子供心がくすぐられて、開演までワクワク感がかなり高まるのでまだしばらくはお世話になりたい劇場だなぁと思う。
ジャニーズの名曲を流しながら開演を待つ雰囲気も、博品館だとさらに味が出るような気がする。

感想は前述しているので割愛。日替わりネタのふざけ度合いが半端なかった。楽しそうで何より。


◎WEST SIDE STORY~season2~@IHIステージアラウンドシ 東京

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ジャニオタなら一度は見ておきたい!と思って夏頃にカツカツの口座残高と戦いながら入金した舞台。
あまりに怒涛の展開で驚いたけれど、すごく面白かった。
私が言うとものすごく薄っぺらく聞こえるが、ジャニーズのルーツというか、ジャニーさんが青少年に見出している不思議な感覚を感じ取ることができた気がした。

大人が見るとよくわからない、子供だけにわかるルール、秩序、共通言語のようなつながりがジェット団、シャーク団の間にあった。
ジャニーさんはよく子供のような人だったと例えられているイメージがあって、私自身もジャニーズのタレントはいくつになっても少年心を忘れないピーターパンだと思っているので、きっとジャニーズにもそういう青少年にしかわからない、言葉にできないルールや秩序、つながりがあるのだろうと思った。

個人的にはベルナルドとアニータのキャストが以前メインだったジャンルでとってもお世話になった人たちだったのでその二人ばっかり追っていた。
マモは流石すぎた。それしか言えん。

観に行ってよかったなと感じたし、名作ミュージカルってやっぱり名作なんだなと思ったので、これからも様々な名作を観たい気持ちになった。
とりあえずクリエで行われるRENTがみたい。


◎ENTA!2 @zepp Diversity TOKYO

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俺達の冬、俺達のZepp、俺達のENTA!

という気持ちになった。
もう記憶をたどるだけでもハチャメチャに楽しい気持ちになるし、ENTA!に行きたくなるから明日にでもENTA!3をやってほしい気持ちである。
楽しすぎて買ったばかりのタオルを紛失した思い出もある。アホである。
なんだろう、1年間舞台に立ち続けてきた男たちの集大成という感想を抱いた。
日替わりコントでは、配役も公演内のくじ引きによる日替わり方式だったし、ゲストも日替わり、ゲストから振られるチャレンジも当然日替わり。何が起こるか分からない、何度入っても面白い、びっくり箱のような素敵なエンターテイメントだった。

新曲のお披露目もあった。しかも2曲。両曲とも最高の楽曲だった。

個人的に井手コウジの楽曲が面白いほどツボに刺さるオタクなので、velvet tocuhは早く買わせてほしい。あれが手元に残らないのは本当にダメです。頼む、後生だから。


あとなにより、個人的にはセトリがJ-POPとふぉ〜ゆ〜のオリジナル曲だけで構成されていたことに何よりぐっと来た。
つい1年前まではオリジナル曲2曲(実質1曲)だった彼らがまさか自分たちの楽曲メインでセトリを組んでくるなんて、と思って、すごいことだよなぁと噛み締めた。
アンコールに歌唱していたどしゃぶりヒーローを聞いたときは、一緒に行った他担の友人を本気で驚かせるレベルで叫んだ。でもなんとなく察したよって言ってくれて喜んでくれた。友達っていいな。
どしゃぶりヒーロー嬉しかったよね。いい曲だし。もう大人の事情とか関係なしに解禁だと思っているのだけど、真相は定かではないので早く確信に変えたいところである。


◎KinKi Kids Concert Tour 2019-2020 ThanKs 2 YOU @東京ドーム

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開演までの時間に繰り広げられた噴水ショーがすごくきれいだったよ。

セトリの予想斜め上から殴ってくる感じがすごい最高だった。もうボコボコに叩きのめされた。

want youなんて生きてるうちに一生ナマで聞けないと思ってたので、イントロでザワザワしたあとに確信のAメロで腰抜かした。セトリが本当に最高だったありがとう!!!!!

王道楽曲から最新曲から古き良きデビュー前の楽曲まで組み込まれていて、ふたりのYouが出会って、KinKi Kidsになって、今があって、これからがあって、みたいな、そういう変遷、歴史的なエモを感じた。

ボーダーラインでのはしゃぎっぷりとか少年のそれで、見てて微笑ましかった。出会った頃の子供時代に戻って遊んでいる感じだった。

KANZAI BOYAの初披露もあった。MCもほとんどジャニーさんの話題で持ちきりで、ジャニーさんに一番愛されたグループという自覚と誇りを強く感じるコンサートだった。

だけど、反面、光一さんがものすごくジャニーさんのことを引きずっているように感じられてしまって、楽しい中にふと寂しさをにじませられると、え、ちょっとまって私が泣きそうって気持ちになってしまった。いつもかっこよくて頼りになって筋肉ムキムキで長丁場の舞台に立ち続ける気力と体力がある光一さんも、人の子なんだなと。

YouのThanKs 2 You ver.の前のMCでこれは僕らふたりの友情を歌った曲です、と前置きを聞いてからの冒頭の

きみが涙を初めて見せてくれた

でなんかもうなんて言葉にしたらいいかわかんない気持ちになってしまった。私はそれをどうしても切ないとしか捉えられなくて。

失ってから気づくもの感、というか、後悔先に立たず感を強く感じてしまって、すごく楽しかったのだけど、同じくらい切ない気持ちを抱きながら帰った。


◎KinKi Kids Concert Tour 2019-2020 ThanKs 2 YOU @京セラドーム大阪

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あまり現場らしい写真を撮っていなかったので、京セラドーム近くの飲み屋で食べた美味しいたこ焼きの写真を載せる。

2週間前の東京ドームで抱いた感情と、東京ドームのカウコンにふぉ〜ゆ〜の出演が決まったことで正直複雑な気持ちで過ごしていたのだけれど、当日を迎えてしまえば浮かれ気分で新幹線に飛び乗った。

東京駅で東京X肉まんと、つきじ喜代村の卵焼きを買ってから新幹線に乗り込むという充実っぷりで幕を開けた初の京セラドーム、初のカウントダウンコンサートへの参加はやっぱりちょっと心躍った。

東京ドームのときに感じたような切なさは感じることはなく、それどころか光一さんのお誕生日を全力で祝う剛くんに微笑ましさを抱いた。

カウコンの中継もこんな感じなんだーと思ってワクワクしたし、中継が切れた瞬間のキンキのおふたりの脱力感というギャップにも触れることができて、ジャニオタとしても非常に良い経験になった。

剛くんの強いこだわりのおかげで、2019年最後に聞いた楽曲はボーダーラインになりました。

とんこつ味~!!!

本当に本当に楽しい時間だったので、YouのThanKs 2 You ver.を聞いても切なさは感じなかったし、それどころか、KinKi Kids以外形容しようがなかったふたりの関係に、友情というアンサーが出たのだなって思ったら、これがエモいよ大賞2019受賞だなって気持ちになった。

これからも記念日を笑いあって過ごせるふたりでい続けてほしいし、KinKi Kidsというグループが続いていけばいいなと思った。

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追伸、夜中の2時に食べたバースデーケーキは想像以上に重かった。


熟成とかもはやそういうレベルを卓越した寝かせ具合の2019年の振り返りを今更記事にしてみた。とはいえ、たたき台はできていたのでざっくりとした校閲と多少の加筆をしただけである。

上半期をまとめたときはこのあたりでまとめを書いたのだけど、もう正直 各現場の参戦日なんて正式に把握していない。なので割愛した。

下半期は9月~10月にほぼ週一ペースで関西遠征をしていて、遠征費用を抑えるために夜行バスを使っている話をしたら会社の上司に「新幹線で行きなよ、体壊すよ」と結構本気で心配された。

あとは全体的にふぉ〜ゆ〜の現場に狂ったように通っていた。今思い返しても楽しかった記憶しかない。

2020年、想像もしていなかった未曾有の感染症流行によってほとんど舞台やコンサートに参加していない。2020年9月現在、舞台やコンサートは再開されつつあり、規制も緩和されてきているが、完全にコロナが流行する前のような状況ではない。私個人としては遠征のハードルがグッと上がったと感じており、福祉関係の職に従事している母親からは観劇する行為をあまりよく捉えられていないため、そもそもあまり現場の予定を入れていない。いや、全く行っていないわけではないのだけど。

改めて、当たり前は当たり前じゃないこと、エンターテイメントは平和な世界だからこそ成り立つものなのだという気づきを得た。

早く、完全に平和な世の中になりますように。

来年の今頃には休みの日に現場の予定しかないと叫びながら、ほとんどすっからかんの財布を抱えて日本中を飛び回る日常でありますように。




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