「データドリブンな世界」の共感ポイント その1

2022年12月からDATA Saber挑戦を始めて、様々な教材を目にする都度、共感するところが多々ありました。
「どうしてこんなに共感できるのだろう?」と思っていた時に、ちよまるさんの記事「製造現場×Tableau DATAsaber挑戦記 Vol.2」を見て、その糸口が見えた気がしましたので、つらつらとその糸を手繰ってみようと思います。

記事の中に
「製造現場だからこそ『データドリブンな組織』になるべき」
「データに裏付けされた経験と勘による改善やTPM活動による生産性の向上」
という大賛成な記載がありまして、読んでいくうちに「現場で働く方を守るというテーマに使えるのでは?」ということに気づかせてくれました。
これでは、表現しきれていない気がするので、もう少し。
 ※私の思い込みが相当ありますので、そのあたりはご容赦ください。

ひとつ目
現場って、周りからいろいろ無茶を言われることが多いと思うんですが、なんだかんだ言いながら、結局実現しちゃうんですよね。しかも、表面上の量や質は維持した状態で。
ただ、現場の方々の負担は少し増えているはずで(心理的な負担と言えるかも)、それを周りは気付かないから更に無茶を言ってくる。挙句の果てには、「どうしてできないんだ」と文句を言ってくる始末。

たいがいは、現場の実力者(周りからも一目おかれている人)が声を上げて、破綻する前に止めてくれる。
こういうことを防ぐ手段としてデータが使えるのではないかと思っています。「この無茶を受け入れるとここに影響が出る」とか「この無茶を受け入れた結果、ここがこうなった」という話にデータを交えることで説得力が増すだろうと。

「周りは無茶を言ってはいけない」という訳ではありません。「その目的と現場の影響をちゃんと議論しようよ」「目的を現場の方々にもしっかり伝えようよ」という意図です。政治的だったり止められないとかで決まっていると現場が感じているかも知れないところを何とかしたいという感じです。

ふたつ目
Master KTの話で共感できるのが、「役割を果たす」とか「脳を思索に注力する」というところです。
データ抽出に労力を割かなくてもデータ活用できる仕組みとか役割分担とかの話が、現場をおもんばかることにそのまま当てはまって、共感できるのだと思っています。

「安心してデータが使える世界」へのアプローチは「現場の人が安心して現場作業に集中できる世界」を実現する参考になるはず。それに加えてデータ活用までできるならなお良い。DATA Saberがそのきっかけになりますように。
先は長いですが、あきらめず、精進します。

2023/1/7 渋谷駅大工事のニュースを聞きながら
 ※文章って難しい。

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