若さま侍捕物手帖・中編「五月雨殺し」(1947)+大川橋蔵主演・若さま第4作目 紹介と感想
城 昌幸『縄田一男監修・捕物帳傑作選 若さま侍捕物手帖』徳間書店, 2008, p193-369
あらすじ夜間、浅草新堀橋を歩いていた若さまは、いきなり見知らぬ侍に斬りつけられた。若さまと対峙した侍は、そのまま闇に消えて行った。
侍の正体は分からなかったが、その後ろから商人風の男が歩いていたため、それが狙いかと若さまが後をつけてみると、質店・阿波屋の者らしい。
二日後、遠州屋小吉が阿波屋へ行こうとしている若さまへ、殺しがあったので来て欲しいと頼む。
殺されたのは、かつぎ小間