見出し画像

「天職」とは。

大層なタイトルと、
大層なサムネをつけて、
今から貧相な知識で当たり前の事を綴ります。

原因と、結果。
世の中の物事には全て原因があり、
それに応じた結果がもたらされるというもの。
すごく簡単に言えば、
努力した人は報われる。
サボった人はそのツケが回ってくる。

初めてこれを聞いた時は、
これまでの自分の人生に革命が起こったと思ったのを
今でも覚えています。

明朗快活だった小学生。
思春期を経て、人の目が怖くなって、
他者評価、観られ方を絶対とする生き方を選択し、
その生きにくさに嫌気が差して、
何もかもが嫌になったのが大学生になった時。

何も考えずに付き合える友達とだけ付き合い、
やってて楽な事だけやり続けて、
本当は暇である事を隠し続ける生活。

唯一の救いはその中でも本を読む事をやめなかった事。
武田双雲さんのポジティブの教科書、
という本に出会い、
ネガティブな自分を否定し続けていたループから脱け出し、
少しずつ限られたコミュニティだけではなく、
多少活動的になっていきました。

しかし、そんな学生生活を送っていた私が就活を上手く進められるわけもなく、気がついたら3年の冬。
何もしないまま、選考が始まりそうな時期に、
ある友達からきっかけをもらい、
今の会社に勤める事になります。

内定を頂いてからは、
社会人に向けての準備を進め、
広い青空を脳内に描きながら、いざ社会人に。

現実は、厳しいものでした。

何も上手くいかない。
何も思いつかない。
現状が何も良くならない。
日々に追われているだけで、
一歩も前に進めない。

努力をやめたわけじゃない。
なんなら、し続けている分の結果が出てもいいはず。
しかし、降り注ぐのは、失敗。失敗。失敗。

働く事へのモチベーションも、
へったくれもあったもんじゃない。
日々を何とか乗り切ろうという意識だけが働き、
「それなり」を目指して「やり過ごす」日々。
なりたかった社会人像はこんなんじゃなかった。
そう思ってるだけで、何も起こらないのが、現実でした。

ここまで悲観的に書いてきましたが、
確実に私が確信している事があります。
それは、

「私の努力が足りない」という事。

環境や人のせいにしといて、こんな事を言うのは変ですね。
でも、これは事実です。
だって、
24時間仕事の事だけを考えて、
24時間仕事の為に学んで、
24時間を仕事の為だけに使うようにマネジメントする。
これらを私はやっていません。
いいとこ勤務時間と前後1時間位ですかね。
後は、仕事に対してではない事に時間を使っています。

世の中には、残念ながら
24時間を仕事の為に使ってる人が沢山いますし、
24時間の濃度を上げる事で、
48時間に出来ちゃう人もいるんじゃないかと。
そーゆー人達には、俺は勝てないです。
勝つ為には、それ以上にやらないといけない。
けど、今の仕事の為に、そうしたいか。

結論は、したくない。でした。

てなったときに、問題になるのって

「モチベーション」

ですよね。
ここまで考えた時、
働く理由がないわけです。
生きる為に働かざるを得ない、という状況。
また、社会人になって、多くの理不尽と戦う事になります。
私も、何度心無い言葉を浴びせられたかわかりません。
それは、上司の愛故の事だったのかもしれませんが、
その愛を汲み取れるほどの信頼関係を築いていたかと言われると、私はそのレベルまでその人の事を敬愛していません。
そんな状況で、仕事やるぞー!とはならない訳です。

ここまで書いてきて、
こういう人って多分、多いと思ってます。勝手に。

責任感と自己満足と自己嫌悪を行ったり来たりして、
押し潰された人が、
死を選んでいく。
そんな社会が、今の日本社会だと、
勝手ながら思ってます。

私の大好きな漫画に、こんな言葉があります。

「世界は不平等で、そして、平等だ。」

これに尽きると思います。

日本は世界的に見たら、大変恵まれた国です。
そして日本人は素晴らしいとも私は思います。

ただ、今の日本は、
日本人の悪いところが全面に出てると思う。

働いている人が、追い込まれ、
死を選ぶ。
それが当たり前になりつつあるのが、
本当に可笑しいことだと、私は感じます。

長々と永延に私の考えを羅列し続けましたが、
結論は、実は一つです。

「自分の心に聞くこと。」

綺麗事をどれだけ述べても、言われても。
嫌なもんは嫌だし、苦手なものは苦手なんだと思います。
重要なのは、そこではなく。

自分の時間を、ちょっと位なら割いてもいいかな?
と思える事ってなんだろうって考えてみて欲しいです。
それが、その人の、私の
「天職」だと思います。

たいした事ない若者の、戯言です。
ここまで読んで頂けた人がもしいたなら、
本当に、有難う御座います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?