マット設定について

こちらの動画のアウトプット。

【マット設定について】

マット設定はエフェクトで管理するので、レイヤーの順番を気にせず編集することができる。参照するレイヤーも共有できる。

【作例】

正円を描いて、その中に数字を配置する。カウントダウンを作成する。

大きさを整えたら、
control+Alt+HOME>アンカーポイントを中心に移動
control+HOME  >レイヤーの中央に配置
で位置を整える。

【円形のくぼみを作る】

レイヤースタイルを使用する。

画像1

正円の色を背景と同じ色にし、レイヤーを選択しレイヤーの上で右クリック。
レイヤースタイル>シャドウ(内側)
レイヤースタイル>光彩(内側)
を適用する。

<レイヤースタイルの設定>

シャドウ(内側)
シャドウ(内側)のプロパティ>距離>30(影がより見えるように広げる)
  >サイズ>35(影の幅も広げる)
  >ノイズ>10%(質感アップ、影がざらついた感じになる。)
最後に影の色をお好みに設定して整える。

画像2

光彩(内側)
カラーを背景と同じ色に設定する。描画モードがスクリーンなので同じ色でも明るく描画される。

サイズ>16%
光彩の幅を広げて見えやすいように調整する。

これでくぼみ部分が完成。

【テキストレイヤーを動かしていく】

P>位置プロパティを開く。
6フレームほど進めてキーを打つ。

HOME>開始点に移動
X軸を動かして円形の外に移動させる。

画像3

バウンスアニメーションをつけておく。

35フレームでキーを打ち、そこから更に20フレーム進めて、画面左方向に消えていくアニメーションをつける。
アニメーションが完成したら、最後のキーフレームでトリムする。

最後のキーフレームに時間軸を合わせてAlt+]

レイヤーのアウトポイントを超背することで、タイムラインを見ただけでアニメーションの開始終了がわかりやすくなる。

【マット設定】

数字を円形の中だけで表示させるため、ここでマット設定を行う。

エフェクト>マット設定 数字のレイヤーにドラッグする。

「レイヤーからマットを取り込む」>円形のシェイプレイヤーに設定。

画像4

この設定だけで数字が円形のシェイプレイヤーの中だけで表示されるようになる。

【マット設定の各項目について】

先ほど、参照レイヤーを設定した場所の右にある項目はレイヤーの何を参照するかを設定する。

レイヤーからマットに取り込む

画像5

ソースは参照レイヤーの形が反映される。
上記の例では円形のシェイプレイヤーの形である円形が反映されている。

マスクは参照レイヤーのマスク情報が反映される。
円形シェイプレイヤーに星形のマスクをかけたレイヤーが参照レイヤーになるとマスクの情報である星形が反映される。

エフェクトとマスクは、参照レイヤーに施されているマスクとエフェクト上昇が反映される。

マットに使用

マットに使用するチャンネルを選ぶことができる。
マットに使用するチャンネルを選択して表示範囲をコントロールすることができる。

画像6

(※Youtubeから引用)

くり抜かれているのは赤色。赤チャンネルを選択すると赤い部分がくり抜かれる。

画像7

緑チャンネルを選択すると緑の部分で表示されるようになる。
形状を参照したいのであればアルファチャンネルで良い。

反転マット

マットの透明値を反転させる。

マットを伸縮してフィットさせる

マット設定を適用しているレイヤーサイズに合わせる項目。
オフにすることでレイヤーサイズに違いにかかわらず元のマットサイズで表示できる。
レイヤーサイズが異なる場合のみ機能する。

以下、「元のマットを合成」「合成マットレイヤー」は初期値でも問題ない。(あまり使用しない)

元のマットを合成

参照するマットを表示する。
元のマットの形状を確認するために使用される??

合成マットレイヤー

「マットに使用」の項目がアルファチャンネル以外の時にだけ機能する。
よくわからない。


【アニメーション作成の続き】

今回のアニメーションではテキストレイヤーを3つ作成し、カウントダウン風に右から左に移動する動きとなるが、マット設定を使うと参照するレイヤーは1つで良くなる。

トラックマットを使う場合は、それぞれに参照するレイヤーを作成しないといけない。タイムラインの管理が手間になる。

シーケンスレイヤー

画像8

(※Youtubeから引用)

選択する順番が反映される。
下から順番に並べる場合は下から選択し、上から順番に並べる場合は上から選択していく。

選択したらレイヤー上で右クリック>キーフレーム補助>シーケンスレイヤー

画像9

オーバーラップにチェックが入っていると、レイヤーが重なった状態を作ることができる。

チェックを外すと、レイヤーが重ならないように並べられる。
→最初のアニメーションが終わってから次のレイヤーのアニメーションが始まる。

今回は1つのアニメーションが完全に終わる前に次のアニメーションが始まるようにするのでオーバーラップにチェックを入れる。

デュレーションは、レイヤーが重なる時間を設定する。
フレームで管理したほうがわかりやすい。
今回は10フレーム重ねた。

トランジション

画像10

前面レイヤーをディゾルブと前面レイヤーと背面レイヤーをクロスディゾルブから選択することができる。
レイヤーが重なったところを不透明度でフェードしてくれる機能。
自動でレイヤーの不透明度にキーが打たれる。

【マット設定の問題点】

画像11

(※Youtubeから引用)

【解決方法】

イラレの素材を取り込んだ場合:連続ラスタライズのスイッチを押す。

その他、映像材・PNGなどの場合は同じようにマット設定をした後にプリコンポーズ、更にコラップストランスフォームのスイッチを押す。

まとめ

画像12

(※Youtubeから引用)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?