じゅじゅオタとマニマニ

2021年9月26日の新宿BLAZEのライブをもってマニマニというアイドルグループが解散した。

マニマニというアイドルグループは、JK世代から20くらいの5人の子達によるアイドルグループだった。所属事務所はトリカゴ(漢字難しい)さん等も所属するユニバーサルキャストだ。お披露目は2020年7月23日のアイドル甲子園らしいが、元々は2020年の冬にはお披露目される予定だったのだが例のウイルスの影響でお披露目が伸びたらしい。

僕はと言うと、2020年の11月のDDD@ SELENE ではじめてライブを見て、その2日後くらいにまたSELENEで見たときに初見無料チェキ行って以来解散まで10ヶ月くらいなんだかんだ見てた。

めちゃくちゃ行ってたかと言われるとそうでもなくて、月に1回か2回くらい対バンでちょうど見る機会があったら行くという感じのオタクだった。だが、僕のtwitterのTLには日々マニマニさんに関連するツイートがめちゃくちゃ流れてきた。というより、ある時期からめっちゃ流れ出した。

当初2020年の秋に初めて見てから年明けくらいまではそんなにオタクからマニマニさんに関するツイートは流れなかったのだが、2021年のじゅじゅ年始のイベントでじゅじゅのオタクと話していて、「なんか2021年はマニマニ流行りそうだね」みたいに話していたら、春になるまでにじゅじゅオタにめちゃくちゃマニマニが流行っていた。

その頃から日々オタクのツイートやフリートでマニマニさんを見ない日は無かったと言っても過言では無いだろう。ライブがめちゃくちゃ多かったマニマニさんなので僕が行ってないイベントの時も行ってるオタクのツイートがめちゃくちゃ流れてきてて笑うくらいだった。その頃も僕はマイペースに月に1回か2回くらいマニマニさんのライブ見て推しメンのりおちゃんと1枚チェキ撮って帰るという感じが続いていた。

そんなある日、マニマニを初めて見たときと同じSELENEでの対バンでマニマニを見た日に推しメンりおちゃんのパフォーマンスがいつも以上に酷くてさすがにコレは…と思い、並行物販だったこともあり特典会に行かなかった。すると次の日から学業のため活動休止したこはるちゃんと同時にりおちゃんも活動休止した。

その後しばらくは3人体制のマニマニ通称「3マニ」となるのだが、この頃からじゅじゅオタマニマニ部(略称マニ部)が前にも増してマニマニ現場に通い始めた。ぼくも過去に他のグループのオタクとして経験があるけど、メンバー活休とかで減ったりすると危うい雰囲気に「助けに行かなきゃ!」という感じが増して現場に引き込まれるという感じが増すのでそういうことなんだろうなと見てた。というか見ようとしなくてもめちゃくちゃツイートとフリートが流れてきたし、活動中のメンバーのことをマニ部のオタク達は好きなんだろうなというのがめちゃくちゃ伝わった。一方僕はと言うと、推しメンも居ないから前よりも近づかなくなったけど見る機会があればたまに見てた。仲良いオタクも居たから居心地も悪くなかったし。

そんなこんなでマニ部のオタクが着々とマニマニの運営のwkiさんとメンバーの信頼を勝ち取っていく過程の話を聞いたりしながら気付けばワンマンである。ワンマンにも「えっ?マニマニ好きだったの?」と思うようなじゅじゅのオタクが沢山行っていた。まあ、僕はワンチャン推しメンりおちゃんの復活有るかも?とマニ部のオタクから聞いていたけど結局行かなかったんですが。そしたらほんとにりおちゃん復活してた。

そして、りおちゃんどうだったの?ってオタクに聞いたら「良くも悪くも変わってなかった」と聞いて、逆に凄いな( ̄▽ ̄;)…と思った。なんならその後の復帰1発目くらいの対バン遅刻して欠席してるし。いや、ほんとに凄い。(これは褒めては無い)

そして8月に入ってようやく復活した推しメンりおちゃんと再会した。ライブ見たけど相変わらずの感じで「良くも悪くも変わってなかった」という言葉をめちゃくちゃ納得した。その頃に熱心なマニ部のオタクと話した時に「やっぱりマニマニのこの感じがいつまで続くか不安だし優先順位上げて行けるとこ行きたいんだよね」と聞いてこれまた納得した。推しは推せる時に推せ!とよく言うけど、終わることが言われてからする行動ではなくて、常日頃から感じたらするものであるとあらためて感じた。そんな話を聞いた数日後にマニマニさんの解散が発表された。

マニマニさんの解散を聞いて、運営さんが目指してるところや、メンバーの思いそれぞれのオタクから聞いてる話などを総合して考えるとしょうがないのかな…と思うところもあった。知り合いマニ部のオタク達の多くは「3マニ」のオタクであり、5人(時々4人)に戻ったことによって感じるものもやっぱりあったのだろうなというのもわかる。

その後解散ブーストでマニ部のオタク達もめっちゃマニマニ現場に通ってるのを見てた。とは言え、僕もりおちゃんのオタクなので行けるときはちょこちょこ顔を出してたし月に1回か2回見るくらいだったのに最後の1週間は珍しく3回もライブ見た。なんだかんだ愛着があって名残惜しかったからね。 

最後のライブへBLAZEへ行ったら普段のマニ部以外のじゅじゅオタが何故か沢山いた。僕と同じようにマニ部の活動をTwitterを通じて見てて愛着があったりちょこちょこ顔を出してたオタクが沢山いたのだ。そして、特典会が始まれば数時間経ってもじゅじゅオタはいつものマニ部以外のみんなも沢山残ってた。じゅじゅオタのいいところはまず長い列に並び慣れてるし1時間とか平気で並べるから解散で長い列になっても負けないところである。そして愛情深いので軽率にメンバー全員回ったりする。ほんとに良い奴ばかりである。(僕は一途なオタクなのでマニマニ特典ではりおちゃん以外並んだことないんですがね。)

マニ部とか言って失礼だろ!と他のオタクにも言われたこと有るけど、じゅじゅオタと言うだけでマニマニメンバーのにもwkiさんにも歓迎されたなんて話を聞くし、今日もほとんど最後まで残って参加してたオタク達は信頼されて然るべきと思う。

今日ひとつの時代が終わってしまったけどあらためてマニマニさんは愛されるいいグループだったし、じゅじゅオタマニマニ部は良いオタクたちの集まりだったなというひとつの歴史を残しておきたくて書きました。

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