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星読みエッセイ(46)】魂が生まれ変わる★魚座の季節④

七十二候の菜虫化蝶(なむしちょうとなる)の頃になりました。
青虫がさなぎをへて、蝶へと変化し空をはばたく頃。

いよいよ12星座の環を巡る旅も終盤です。
最後の星座魚座のパワーは、次の段階へ進んでいきます。

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太陽が十二星座をグルリと回る一年を、人の一生とみたてる読み解き方あります。

春分点をスタートに、牡羊座は「誕生」の瞬間。
牡羊座は五感を育てていく「乳幼児期」。
双子座は初等教育で知性とコミュニケーションの基礎を学ぶ「学童期」といった感じ。

ふたつ前の山羊座は、社会的にも地位を持つ壮年期。
ひとつ前の水瓶座は、会社組織を出ていったあとの老年期ともたとえられます。

では、魚座は?

魚座は「死後」の世界。あるいは次の誕生を前にした「胎児」の時期とされます。

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この解釈に「なるほど~」と納得する人もいれば「はぁ?」とうろんな感想を持つ人もいるでしょう。

わたしも納得している日もあれば、疑問に思う日もあります。

ただ。

蝶が羽化するこの季節に、魂も生まれ変わるタイミングを迎えているんですよ、なんていわれたら
「あぁ、そうなのかも!わたしも何か新しいことはじめよう!」
と思えます。

前向きに、自分を育てていこうと思えます。

そういうふうに、『いいように』活用するのが占星術なのでしょう。

時の流れには節目があります。1月1日の新年、旧暦の新年、4月はじまりの「年度」。

占星術的には、今が年末。
もうすぐ迎える「春分」から、また太陽の新しいひとめぐりが始まります。

星の巡り、季節の巡り、を感じながら、また新しい一年をたどっていくのです。

魂が新しい段階にすすんで、輝いてくれたらいいなと願います。


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