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【星読みエッセイ(38)】大志を抱け★山羊座の季節④

七十二候の「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」がやってきました。

地中で凍った泉の水が溶け、動き始める頃とされています。
本当に?と疑いたくなってしまう寒さが続きますが、季節はちゃんと進んでいます。

占星術的にいうと、太陽は山羊座の終盤エリアを運行中。
今年の山羊座の季節もいよいよラストスパートです。

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山羊座のキーワードには『大望』や『野心』といったものもあります。
高みを目指す星座なのです。

実際に、ヤギは高いところが好きで、ほぼ垂直の崖もスイスイ上っていってしまいます。

政治家には山羊座が多い、なんて説もあるんだとか。

守護星が試練の星ともいわれる「土星」なので、ゆるい印象は無いのが山羊座です。
しかし、試練を乗り越えた先に『成功』を手に入れる「実力」を持っている、とっても頼りになるサインなのです。

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今まさに、試練の中にある人も多いと思います。
もうこれ以上「頑張れ!」なんて安易に言えません。
あなたもきっと、頑張っている最中なのでしょう。

わたしはこのエッセイの思索を、散歩しながらするのですが。

真冬の風の中を歩きながら考えます。
今、山羊座を運行しているこの太陽の光は何を伝えてくるだろう?


「現状に絶望しなくて大丈夫だから、大志を抱きなよ!」とか?


あなたなら、真冬に差し込む陽光にどんなメッセージを受け取りますか?

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