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#4 今週の「名言とことば」

 今週、9月12日~16日までの「名言とことば」です。
 今週よりシリーズ更新を毎週平日としましたので、計5つのまとめとなっています。

#16「簡潔こそが英知の真髄である」―William Shakespeare

シェークスピア【William Shakespeare】イギリスの劇作家・詩人。エリザベス朝ルネサンス文学の代表者。ストラトフォード-アボン-エーヴォンの生れ。青年時代にロンドンに出て、初め俳優、のち座付作家として約三十七編の戯曲を創作。四大悲劇「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」をはじめ、史劇「リチャード三世」「ヘンリー四世」、悲劇「ロミオとジュリエット」「ジュリアス=シーザー」、喜劇「真夏の余の夢」「ヴェニスの商人」、ロマンス劇「テンペスト」、そのほか詩集「ソネット集」などがある。沙翁。(一五六四~一六一六)

『広辞苑 第七版』

 だらだらと時間を使い、単語を並べて、「はいこれが私の考えです」という人。難しい言葉を使いまくる人。そんな人は、一般にあまり好まれません。
 少ない語であってもそれが的確で、全体の分量も少なく、簡単な表現を使う人。そんな人が好まれ、また頭のいい人だと思ってもらえるわけです。
 自分がそんな境地に達することもできないと思いますが、なるべく頑張ろうかと思っているつもりです…。

#17「今日も生涯の一日なり」―福沢諭吉

ふくざわ-ゆきち【福沢諭吉】思想家・教育家。豊前中津藩士の子。緒方洪庵に蘭学を学び、江戸に洋学塾を開く。幕府に用いられ、その使節に随行して三回欧米に渡る。維新後は政府に仕えず民間で活動、一八六八年(慶応四)塾を慶応義塾と改名。明六社にも参加。八二年(明治一五)「時事新報」を創刊。独立自尊と実学を鼓吹。のち脱亜入欧・官民調和を唱える。著「西洋事情」「世界国尽」「学問のすゝめ」「文明論之概略」「脱亜論」「福翁自伝」など。(一八三四~一九〇一)

『広辞苑 第七版』

 今日やろうと思っていたものを、「また明日にでもやろうか」。次の日には、また「やっぱり明日でもいいか」。人間とは、そう考えてしまいがちなものです。
 しかし、よく考えてみてください。一生の長さは決まっています。その中で過ごせる日数は決まっています。2022年現在の日本人平均寿命で考えると、大体
  男性:29,736日
  女性:31,963日
といったところです(「うるう日」などは考えていません)。
 そのうちの一日を、どう使うのか。一人一人に託されています。

#18「人間は自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかし、それは考える葦である」―Blaise Pascal

パスカル【Blaise Pascal】フランスの哲学者・数学者・物理学者。実験科学者としては大気圧・液体圧に関する業績、数学者としては円錐曲線論や確率論が有名。人間は葦の如く弱いが、「考える葦」として「知らない宇宙」よりも偉大であると説き、実存主義の先駆と見なされる。著「パンセ」など。(一六二三~一六六二)

『広辞苑 第七版』

 葦は、もう本当にそこら中にありますね。普段気にしていなかったために気付いていませんでしたが、本当にあらゆる道端にある(というのは誇張のし過ぎですが)。
 これが「世界で最も分布の広い植物の一つ」であると。
 それと人間との違いは、我々は「考えることができる」と。
 もしかすると、「高さ約二㍍」というのもポイントなのかな、と思ったりしました。

#19「真の富とは道徳に基づくものでなければ決して永くは続かない」―渋沢栄一

しぶさわ-えいいち【渋沢栄一】実業家。号は青淵。武州血洗島村(埼玉県深谷市)の豪農の子。初め幕府に仕え、明治維新後、大蔵省に出仕。辞職後、第一国立銀行を経営、製紙・紡績など多くの企業設立に関与、財界の大御所として活躍。引退後は社会事業・教育に尽力。子爵。(一九二八~一九八七)

『広辞苑 第七版』

 最近では、東京五輪の賄賂の話がいい例でしょうか。不当な方法で手にいれた富は、何れ取り上げられるでしょう。そして、自分自身の人生までを汚してしまう事になるのです。
 もちろん、泥棒・強盗なども同じ。コツコツと稼いで、幸せな人生を送ろうではありませんか。

#20「大いなる戦いを挑め。たとえ敗北してもそれは輝きに満ちている」―Vincent Thomas Lombardi

ヴィンセント・トマス・ロンバルディ(Vincent Thomas Lombardi、1913年6月11日 – 1970年9月3日)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク出身のアメリカンフットボールコーチ。1959年から1967年の9シーズンに渡りNFL グリーンベイ・パッカーズのヘッドコーチを、1969年シーズンにワシントン・レッドスキンズのヘッドコーチを務めた。ヘッドコーチとして通算で105勝35敗6分け、勝率.750(NFLの方針で引き分けは無視)という成績を収め、負け越したことはなかった。彼がパッカーズを率いたポストシーズンでの通算成績は9勝1敗で、その間に5度のリーグチャンピオンシップ優勝を成し遂げ、そして第1回および第2回スーパーボウルを連覇した。ロンバルディの人気は当時リチャード・ニクソンが1968年の大統領選挙においてロンバルディを副大統領候補にしようと思ったといわれたほど高かった。

「Weblio辞書」より、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:20 UTC 版)

 スポーツというのは、負けた側にも同情心が生まれてしまうのだから面白いものです。勝っても負けても、多くの人の喝采を受けられるのは確かなのかもしれません。
 気をつけねばならぬのは、(恐らく、私の解釈では)これはスポーツの中での話。何があっても、喧嘩・戦争などに適用してはいけません。


 今週もどうも、ありがとうございました。日に日に暑さも和らいできたこの頃。皆様も、ご自身の体調には気を遣われますよう。

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