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ウェブサイト考察レポート #KYOTOGRAPHIE

本日のウェブサイトは、KYOTOGRAPHIE 2023 京都国際写真祭 の公式サイトです。KYOTOGRAPHIEは京都を舞台に開催される国際的な写真祭です。2023年、第11回のテーマは「BORDER」です。

ターゲット予測: 写真や美術が好きな人
目的予測: 魅力を伝え集客を増やす。展示を見るときの道順やスケジュール検討を手助けする。写真祭についての紹介。
文字(本文): たづがね角ゴシック PC16px SP15px
全体の印象: 大胆・力強い・クール

テーマ「BORDER」を想起させるデザイン要素

今年の写真祭テーマが「BORDER」ということで、境界線を強調するようなデザインとなっており、タイトルのあしらいは白抜きで線を活かしたデザイン。文字が画面を横断し、横に流れていくようなレイアウトとモーションが大胆で面白い。スマホの方が写真と文字のレイアウトに密度があり、大胆さが強調されている。このサイトは、スマホを片手に展示巡りをする人や、日常の合間に鑑賞の計画を立てる人などが見るためのサイトだからだと思う。


必要情報へスムーズに誘導

ファーストビューでは「チケット発売開始!」と表示された画面下の文字をクリックすると、すぐにチケット販売サイトへ飛ぶことができる。このサイトは、写真祭について理解があり、すでに行こうと思っている人が見ることが多いと思うので、チケット購入までのスムーズな誘導は良いとおもった。見た目も世界観を崩さずに、目に入ってくるのでよい。同じ文字の繰り返しと横に流れる動きがついていることによって目に止まるのだと思う。
マップ・プログラムについても画面下に固定で表示されている。紙のプログラムがわりにサイト利用することができ、展示を回る際に便利。ファーストビュー下は、今週のイベントをまとめたコンテンツが表示。直近のイベント情報へアクセスがスムーズで、展示を回る際に1日の予定を立てやすい


まとめ
「BORDER」というテーマを活かし、力強いながらもクールな印象を受けた。文字の太さやマージンの取り方が大胆なためだと思う。


■ よりよくなりそうと思ったポイント

ファーストビューの写真とロゴにインパクトがあって良いと思ったのだが、写真によっては「BORDER」の文字が写真に埋もれて見えなくなってしまうタイミングがある。線の色を黒に反転させるなどして、文字の印象は保ったほうが大胆な印象に安定感が出るのではないだろうか。


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