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ウェブサイト考察レポート #ボコとデコ

本日のウェブサイトは、青汁ブランド boco to deco の公式サイトです。

概要: オーガニック農園で育てられた、国内唯一の有機明日葉使用の青汁です。
ターゲット予測: 健康を気遣う幅広い世代
目的予測: 商品の魅力を伝えつつ、購入へつなげる
文字(本文): こぶりなゴシック W6 PC 15px SP 13px
全体の印象: やさしい、柔らか、爽やか、暖か

健康的なイメージを想起させるデザイントーン

優しく柔らかなトーンから、健康的なイメージを想起させる。明るい写真とサイト全体の優しい色合いによるものだと思う。文字色には黒を使用せず、濃いめの茶色(#514327)を使用している。サイトをピュアな印象に見せたい時に参考になる写真と配色だと思った。写真からは人の存在を感じ、日々の生活に寄り添った青汁というイメージも伝わってくる。人の手が登場したり、室内のインテリアを背景にした写真が多いため、日常と商品のつながりを感じるのだと思う。お年寄りのイメージが強い青汁だが、若い世代が手に取りたくなるようなモダンな印象。

スムーズな購入までの動線

商品の説明を挟みつつ、トップページ内で数回商品購入ページへの誘導をしている。どの場面にいてもスムーズに購入まで進むことができ、ユーザーの購入を求めたタイミングを逃さないような構造になっている。画面左下には常に「購入する」ボタンが固定されているが、ページ内で改めて購入ページへ誘導している箇所にいくとボタンが下に下がり、消える。情報がダブり、くどい印象にならないように配慮しているのだと思う。

変化に富んだレイアウト

サイト全体を通して、丁寧に商品についての説明がなされており、トップページの情報量は多いが、みていて飽きない。図版を間に挟んだり、背景を写真に切り替えたりすることで印象の変化を出してメリハリを出している。至る所に登場するハートのような形のオブジェクトがアクセントになっていて可愛い。柔らかさ、まろやかさの演出のためのオブジェクトだと思う。


まとめ
配色・写真・イラストなどによって演出された柔らかいデザイントーンが「やさしさにこだわった青汁」というブランドアイデンティティと一貫しており、気持ちがよかった。


■こうしたらもっと良くなりそうと思ったこと

情報の全体像が伝わりづらいところがあった。おすすめポイントを3つ紹介している部分については、まず最初に3つのポイントを並べて示した方が構造を把握しやすいのでは思った。(見出しの主張をアイコンやコピーで強めるなど…)



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