日々の生活に波がある。ちょっと元気なときもあるけど、帰宅してベッドに倒れ込み2時間位動けない日も結構ある。今日もそんな日で、昼間は今日こそご飯作るぞ〜とか意気込んでたのに結局今日も動けなくてコンビニへ行くことにした。でもコンビニへ行ける元気があるだけ良い。出かけられなくて何も食べずに寝る日もあるから。 で、夜の道をモソモソ歩いてると、すぐ斜め前の駐車場から車が出ようとしてることに気づいた。走り抜ける気力もないから自然と足が止まる。それに気付いた運転手のお姉さんは車をブレーキ
大好きな選手がいる。 でも「すごい選手がいるんです」というかっこいいタグはちょっと気恥ずかしかったりもする。 私が好きな選手は、こう言うのもなんだが、とても地味だ。 広島東洋カープ所属、プロ19年目の40歳。捕手というポジションをずっと守っている。プロ2年目から一軍での出場機会を増やし、3年目にして初の開幕戦スタメン、そして順風満帆ではないものの、そのプロ生活のうちの多くの時間を一軍で過ごしている。キャッチングの実力を買われてWBC日本代表に選出されたこともある。オール
なんやかんやで毎年書いてるこの一年総決算記事ももう何回目だろう?その年ごとにいろんなことを書いてきたけど、見返すとやっぱり面白い。 この記事は昨年年末に少し書いてずっと下書きに残していた。公開するのが怖かったのも正直ある。迷いがあったからというのもある。でも、明日開幕だから、もう踏ん切りをつけるしかない、と加筆して公開する。 2019年、シーズンが終わった当初はこの記事のタイトルを「市民球団なんてやめちまえ」にするつもりだった。 これは球団に対して述べたものではない。自
飛行機は離陸するとき、滑走路で静かに待っている姿から突然エンジンの勢いを増す。それまで微塵もなかった飛行機の動きに、重力が慌てて大地へ引き留めようとする。その力を振り切って、振り返らずに強い決意で空へ飛び立っていく。 そこにスカーレットを重ねてしまう。 飛行機は地上を見下ろしながら飛び上がり続ける。地上の家々を、マンションを、池や山を、道路を眺めながら、私はそこにひとりひとりの暮らしがあることを、「そこに産まれていたかもしれない」ifの私を夢想する。ifの中で、自分が持って
去年のいつかだったと思う。 美しい女性(女神様)に言われた。心臓発作であっけなく。自分が死ぬと意識する前に死んでしまったと。 とうするかと聞かれて、私は自分がもう死んでしまったのだと理解して、泣いた。泣きながら、ただこれだけ、何度も何度もしつこく繰り返し哀願しながら言った。 「お母さんにいままでありがとうって言わせてください。それだけ伝えさせてください。」と。 そこで目が覚めた。心臓がバクバクしてた。生き返ったのだとしばらく本気で思っていた。そのあと、考えた。 推し
今日は仕事休みで、でっかいネコ科の肉食獣の動画を布団で延々と見ながら昼まで寝てて、さっきスカーレット見た。 朝からTwitterのトレンドでなんとなく何が起こったか察してたけど、さっきはじめてスカーレット見た。まだ見てない人おったらごめんやけど書いてしまうと、ジョージの頭ぽんぽんから、きみちゃんが思い出話を始めるところでも思いっきり泣いてしまった(今日仕事じゃなくて本当に良かった)。そんで母方の祖父のことを思い出した。 祖父は教員だった。校長先生まで勤めた人だった。祖父母
二度目のインポッシブル・アーキテクチャー展見てきた。 序盤はなんか気が乗らなくて、展示を見ながら何故か神隠しのことを考えてた。 神隠しというのは創作なんかだとよく使われるやつで、神隠しに遭ったヤツがひっさしぶりに戻ってきたりすると大体なんか起こる。時代小説だとそこから捕物になったり人情物になったり云々(実は拐かしに遭ってたパターン)で、ホラーだとやばいなんかが始まって死人が出たりする。 建築不可能な建築物ってひとくちに言っても様々で、建てるつもりで作ったけどダメだったや
フォロワーさんのnoteを読んで久々に書きたくなった。 一気に寒くなった。洗濯物が乾きづらくなったのがちょっと不満な反面、過ごしやすい季節になったと思う。ホットコーヒーが美味しい季節。燗酒も美味しい季節。 バレーを見に行く。日本代表が出るAコートは完売なのでBコートのチケットを買って観戦。圧倒的なパフォーマンス、見事なプレーにすっかり魅了される。なお撮影した写真は陰惨たる出来栄え。いつかボールがぶつかるんじゃないかと不安。それでも行きたくなる魅力がある。 トロとパズルを
さて、いよいよ空港の外へ。以前空港から徒歩で出ようとして挫折したことがあるので、戦々恐々である。 案内に従って道を進む。本当にこの道か…?みたいな道だが、グーグルマップでは正しい道になっている。 しばらくするとホテルが見えてきたが、いったんスルーして八天堂へ。 真っ直ぐな道を進む。 道沿いの街路樹が紅葉して綺麗だった。 ここで時間を使いすぎたことを後に後悔する。 そうしながら歩くうちに八天堂カフェリエに到着。 中でスタンプの場所を尋ね、教えていただく。 沖縄新
意気揚々と2階の出発ロビーに上がった私、真っ先に思ったのは… 人 が 多 い 。考えてみれば朝の9時、飛行機で到着する人はまだいないが、これから飛行機に乗る人はたくさんいるわけである。この中をスタンプラリーするのか…と一瞬絶望したが、とりあえず人がいなさそうなすみっこのスタンプから向かう。 えらく歩いた先にスタンプ台らしきものを見つけた。外の日差しがまぶしい。 こ…これは… もうちょっとどうにかならんかったんか…?まあシンガポールと言えばマーライオンだから仕方ないのか
さて、なにから話そうか。 2018年、まずはお疲れさまでした。いろんなことがあった年でした、と言うものの、何もない年なんてないとは思うが。 カープの三連覇。本当に嬉しく、誇らしい出来事。三連覇というものは、決して楽なものではなかったはず。故障で離脱する選手も出てくる、なかなか勝てない苦しい時期もある。チームが瓦解しかねないような危機もきっとあったはず。それでも、彼らはそれを成し遂げた。これは、本当に誇るべき偉業。 うーたんこと石原慶幸捕手の話。昨年同様、ベンチスタートの
2018年10月24日、朝。私は広島空港にいた。 これから飛行機に乗るのではない。広島空港とカープの新井さんがコラボした「あら!いぃ!広島空港キャンペーン」の一環であるスタンプラリーをするためである。噂によるとなかなかシュ…面白い新井さんの写真が見られるらしいということで、早起きしてやって来たのだ。 まずは一階にあるインフォメーションへ向かう。カウンターのお姉さんに声を掛けると、すぐ隣にあるパンフレット立てを案内された。見ると、パスポート風のスタンプ台紙がたくさん置いてあ