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2021/07/18 Youtuberの刺激インフレ

前書き

注)この記事はフィクションです。一部事実が含まれる場合がございますがご了承ください。

第1回『ミスターNの気まぐれくーろん』!

本記事はミスターNこと『ミスターN』が不定期に思い付きで書く机上の空論です。検証はしない。ファクトチェックもしない。省エネでエコに仮説を立てる。

今回で記念すべき1回目を迎えた気まぐれくーろん。

「人を呪わば穴二つ」と聞いて、その穴が繋がっているのかそうでないのか気になって夜も眠れなくなるそこのトポロジカルな諸君。休憩のお供に空論を一ついかがでしょうか。

空論

今回の空論はYoutuberの動画過激化とその対策だ。

Youtubeに動画を投稿する理由は様々だが、収益や承認欲求を満たすことを目的とする場合は再生数を伸ばすことに重きが置かれるだろう。より多く再生数を伸ばすには新規視聴者を獲得する必要があり、数多の動画の中に埋もれず目立つ動画内容が求められる。目立つためには新規性やインパクトを重視した動画となる。

過激化の要因は上記のような目立つ動画が数回程度にとどまらず、常に求められるという環境があるからだ。

刺激の強い動画に惹かれた人の多くは同系統である刺激の強い動画に強い興味を持っているだろうし、刺激には慣れがあるためより刺激の強い動画を求める循環が生まれる。

そういった層を新たに取り入れ、さらに継続して動画を見てもらうためにはより過激な動画を作り続けるしかないという状況になる。

しかし、実際には動画内容がどんどん過激化する人と、そうでない人がいる。この違いは何だろうかと考えたときに、テーマの拘束力が考えられのではないだろうか。企画の適用範囲と言った方が伝わりやすいかもしれない。

企画は特に無くなんでも有りな場合や、企画を作ってはいるが適用範囲が広く結局なんでも有りになっている場合は結構な無茶が出来る。爆発したりするし、空も飛ぶだろう。

一方で料理系やアウトドアといった適用範囲が狭いジャンルに絞った場合は、そのジャンルに収める必要が出てくるので過激化しにくい。空を飛びながら炒飯を作るだろうか? 静かな山中のキャンプサイトでダイナマイトを起爆するだろうか?

もちろん例外はあるので絶対では無い。空中料理の動画やキャンプサイトでダイナマイトを起爆するYoutuberがいるかもしれない……。

まとめ

動画内容を過激化したくないなら適用範囲が狭く拘束力の強い企画やテーマを考えるというのも一つの手だろう。その中で羽目を外した目立つ動画を数本織り交ぜ、新規視聴者を獲得しつつ継続していくプランが現実的な線だろう。

もちろん、一世一代の大きな花火を上げるのも悪くはない。過激化のインフレのその先へたどり着くのは、意外にもこの記事を見たあなたかもしれない。

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